先勝!!

ブルズは序盤から大当たりで、バックスとの最終戦の勢いをうまく持ち込む事ができました。第1Qにローズが2本のスリーを、ダンリービーが3本のスリーを含む5本全てのシュートを決める13得点で大きくリードを作る事に成功しました。ラヴの代わりに先発したマイク・ミラーのところを突き、リバウンドをしっかりと獲得できたのも大きかったですね。

その後キャブスは何度か追い上げてくるも、ブルズはその度に突き放し最初から最後までリードを奪われる事がありませんでした。やはりアーヴィングやレブロンがいると、どちらも一人でランを展開できてしまうので怖いですね。しかしそこでくじけず、平静さを保ち自分たちのプレイを見失わなかったのが素晴らしかったです。

キャブスが結構適当なジャンプシュートでポゼッションを終えるよう強いる事ができたのがよかったですね。一方こちらはガソルのピック&ロールが大当たり。さすが安定ミッドレンジシューター。

残り30秒くらいでジミーが決めたバンクシュートにはしびれました。もうスターでいいですよねこの人は。ビッグステージで活躍できるかどうかが本当に成長したかどうかの証だみたいな声をよくきくのですが、考えてみればプレイオフで活躍するのはもう去年からやっている事なのでジミーにとってみればなんてことないのかもしれません。じめええええい。

ローテーションはこないだのバックス戦に続きだいぶ絞ってきましたね。スネルではなくカークが出てきている辺り、プレイオフ経験者に少し限定している感じがします。ニコも出場時間少なめ。とはいえ、状況次第では当然名前が呼ばれる事になるのでスネルもニコもしっかり準備していつでも出られる状態に仕上げていてもらいたい。

シュートがめっちゃ当たってたのがあるので、そこをデフォルトとして次戦挑むと痛い目にあいそうなので一度今日の事はリセットしていい勢いだけ持ち込んで一からプレイしなおすくらいが丁度いいような気がします。

次戦は日本時間7日の午前8時からクリーブランドでの第2戦です。第1戦を勝利したことで相手のホームコートアドヴァンテージを奪う事ができました。このままいきましょう!

1Q 2Q 3Q 4Q Total
Chicago Bulls (1-0) 27 22 32 18 99
Cleveland Cavaliers (0-1) 15 29 26 22 92
Game Stats

以下AP記事翻訳

CLEVELAND – シカゴ・ブルズは自信に溢れた状態で試合を迎え、レブロン・ジェームズを恐れず現在の勢いをそのまま持ち込めると信じ込んでいた。

デリック・ローズはそれが確実に実行されるようにした。

数々の膝の怪我前のMVPの姿を見せたローズは25得点、パウ・ガソルが21得点したブルズは人手不足のクリーブランド・キャバリアーズに99-92で勝利し東カンファレンス準決勝の初戦を奪った。

試合終盤に肩に痛みを受けたが、ローズはブルズがキャブスからホームコートアドヴァンテージを奪うのに貢献した。ケヴィン・ラヴとJ.R.スミスを欠くクリーブランドだが、それよりもローズを止められない、彼とガソルのピック&ロールを防げない事の方が問題だった。

多くの手術、何時間ものリハビリ、将来への不安などを抱えここ4シーズンで180試合以上欠場したローズはプレイオフでの時間をじっくりと味わっている。

「ただただ全てに感謝だよ。フロアに戻れる事、そしてバスケの全ての要素に。そのおかげで自分と家族の人生を変える事ができたんだ。このスポーツにはとても恩恵をうけている。その流れについていっているだけだよ。」
デリック・ローズ

20得点したジミー・バトラーは残り30秒で囲まれながらもバンクシュートを決め、既に第2戦が気がかりなクリーブランドの大歓声に一気に静寂をもたらした。

ビッグ3の一角であるラヴを欠いての1試合目となったクリーブランドはカイリー・アーヴィングが30得点、ジェームズが19得点15リバウンド。ラヴは肩の怪我で残りのプレイオフ欠場が決まっている・

「言い訳はしない。」
デイヴィッド・ブラットHC

ジェームズも言い訳はしなかった。

「全員もっと良いプレイをしなければならない。今夜の自分はあまり良くなかった。」
レブロン・ジェームズ

キャブスは残り数分でわずか4点差まで追い上げていたが、無理したスリー試投が多く、ジェームズが痛いターンオーバーを2度犯し最後の3分でレイアップを外した。

今季数々の怪我に悩まされたブルズは、ようやく回復し最高の時期にピークを迎えている。ミルウォーキー相手の第1ラウンドを54点差の勝利で締めくくったシカゴは序盤から大きくリードを奪い、クリーブランドの反撃を耐え、終盤はディフェンスを一層高めキャブスにホームここ24試合目でわずか2敗目を与えた。

ローズが昔のように指揮をとり、34歳のスペイン人ガソルはフリーになるたびにミッドレンジジャンパーを決め続けキャブスに代償を支払わせた。

「相手もいくつかランを展開したが、我々は冷静でい続けた。正しい意識と態度をもって挑めた。勝利を追い求めた。」
パウ・ガソル

ローズは終盤クリーブランドのトリスタン・トンプソンと肩がぶつかり腕の感覚がなくなるのを感じた。数分後には感覚が戻ったので、長引くようなものではないと心配していない様子だ。

キャブスは序盤からてこずりオフェンスでリズムに乗る事ができなかった。ラヴ不在でスペースを広げる事ができず、ボストンのジェイ・クラウダーを殴り2試合出場停止になったスミス不在がシカゴにとってはジェームズを守りやすくした。キャブスはチームのトップシューターの一人を欠いていた。

イマン・シャンパートが4本スリーを決め22得点したが、ブラットHCは効果的なラインナップを見つける事ができなかった。

ブルズは健康なローズがいる。それだけで十分なのかもしれない。

「デリックは毎回正しいプレイを選択していた。」
ジミー・バトラー

キャブスが16点ビハインドから51-51の同点までもちこんだが、ブルズがそこから15-0のランを展開した。その間、ローズは膝の怪我をする前に見せていたようなジャンプシュートを沈めた。

ペリメーターでジェームズにマークされる中、ローズはドリブルでスペースを作りバランスを崩しながらもステップバックスリーを決めシカゴが61-53とリードした。ブルズはそこで終わらず、バトラーがダンクを決めガソルがスリーポイントプレイを決めた後短めのジャンプシュートも決めた。

ブルズにとっては良いスタートとなったが、シカゴのトム・シボドーHCはそこを指摘した。

「これだけに夢中になっていてはいけない。次戦はもっと良いプレイをしなければならない。」
トム・シボドーHC

TIP-INS
ブルズ

  • ベンチに座るのではなく、ローズは試合に出ていない間はシカゴのロッカールーム近くにあるステイショナリーバイクに乗り身体を温め続けた。
  • シボドーとジェームズはプレイオフで何度も対戦しており、最初は彼がボストンでアシスタントだった頃、そして今はシカゴのヘッドコーチとして。
    シボドーHC「プレイオフでは何度も戦っているような気がするね。彼の事はリスペクトしているよ。」

キャブス

  • ジェームズ(1,054)はスコッティー・ピッペン(1,048)をプレイオフキャリアアシスト数で抜き去った。フロントコート選手で彼より上にいるのはラリー・バード(1,062)とマジック・ジョンソン(2,346)だけだ。

レブロンの忙しい夜
ジェームズはローズ、ガソル、ジョアキム、ノア、他へとブラットHCがスウィッチの指示を出し続けたため多くの選手をガードした。

「相手が出した選手全員マークしたんじゃないか。」
レブロン・ジェームズ

ノア、ノー得点
ノアは29分の出場で無得点に終わったが、9リバウンド獲得しボールを触るたびにクリーブランドの客からブーイングを浴びた。

10 コメント

  1. よっしゃ!!
    MILのディフェンスが堅守だった分やりやすそうでしたね。
    オープンな選手をうまく作り出して楽にシュート打ててた印象です。
    ただやっぱりCLEのオフェンスの爆発力は怖い怖い

    ほとんど出てなかったけど、ミロティッチはまだ調子良くないですかね?

    とりあえず1勝‼︎‼︎

  2. キャブスはローズとガソルのピックを止めれませんでしたね
    バトラーのレブロン越しのジャンパーはしびれました
    あとはノアの復調に期待ですね!

  3. 10点差以上ついててもポンポンと3点が入って追いつかれるということが何度もあってひやひやしましたが、そのたびにローズ、ジミー、ガソルなどが決め返してくれたのでよかったですね。チームディフェンスが機能しDFリバウンドがしっかりとれていたのもいい傾向でした

  4. まずは一勝!いい流れで終了できましたね
    途中トンプソンが地味にいい活躍をしてくれたのでヒヤヒヤしましたが
    JRの居ない次戦も勝ち星をかっさらっていきましょう!

  5. 先勝!
    今日はディフェンスがよかった。
    ノアもあがってくれたら……。さらにいい試合を!!

  6. こんな言い方はなんですがキャブスが欠場者の穴にアジャストする迄に先手を取って行く
    事が勝負の綾になると考えていたので、先ずは第一関門クリアといったところですか。
    3点差、4点差になった時間帯はヒヤヒヤものでした(苦笑)

    自分が考える1つの鍵が比較的DFの緩いアービングとのマッチアップでローズが
    スコアリングで負けない事、または崩れない事と考えます。
    そして2ndユニットが踏ん張ってキャブスのベンチメンバーより1点でも多く得点する事が
    出来れば優位にゲームを運べてチャンスが広がると考えます。

    そんな中レブロンとマッチアップしながら20得点し尚且つレブロンを19得点に抑えた
    ジミーの攻守に渡る活躍振りは目を見張るものがありました!
    スティールも常に集中して狙い続けるジミーの真骨頂と言える場面でした!凄い!

    ダンリービー兄貴、今日も爆発かと思いきや今日はオールラウンダーとして攻守に支えてくれました。 代わりにガソルがゾーンに入ったが如くミドルを決めまくってくれました。
    カークも短いPTながら復調の気配が見られ、ベテラン組みが頼りになります!

    兎に角次も勝って先手、先手と行きたいところです!

  7. 出だしからシュートが好調だと試合の展開が楽に進めますね、ヒヤヒヤする場面も有りましたが随所に良いプレイが出て逃げ切りました。プレイオフの対レブロンは、いつも初戦は勝った後やられているので、次の試合が本当に重要になると思います、J.Rスミスのいないチャンスに勝っておいてシリーズを有利にしておきたいですね。

  8. レブロンの守り方がだいぶ確立されたゲームだと思いました。基本はドライブ軽快で距離のあるミドルを打たせる、ドライブが来たら思い切って囲むの二点ですね。ラヴがいないからこその手段ですが…。
    アービングは…ちょっと守るのハードだね。ここはローズがいかに頑張れるか、セカンドのメンバーがタイトに当たれるかで変わってくるのかな。
    いずれにせよ、幸先の良い先勝!

  9. ナイスゲーム!
    ただ3P%やFG%で差があった割には僅差が気になります…
    レブロン、アービングはやはり恐いですね。
    ローズ、ガソル、バトラーあっぱれ!
    ノアは強気の発言にこの成績じゃ相手チームから笑われちゃいますね…
    なんか元気ないです。ノアもう少し頑張ってもらいたいです!
    ミロティックもう少し使ってもらいたいです。あのノアのゴール下どフリーを外したときのピッペンのリアクションが面白かったです!

  10. スネルを使ってほしいなーと思いました,
    LBJがいない時間帯はアービングが攻めてくるのは分かりきってるのでそこにぶつけたりとか‥ジミーがファウルトラブルにならない限り呼ばれないのではもったいないなーってところです,
    それとPFの位置にいることが多いLBJにジミーがついてるのでいろんなとこでマッチアップがズレてるんですね,今後どっちが有利に転ぶのか興味深いところです,

返事を書く

Please enter your comment!
Please enter your name here

This blog is kept spam free by WP-SpamFree.