【開幕戦】キャブス 95-97 ブルズ
【開幕戦】キャブス 95-97 ブルズ

Gary Dineen/NBAE via Getty Images

開幕戦勝利!!

ホイバーグ初勝利おめでとう!新オフェンスで挑んだ開幕戦は、最後にディフェンスで勝利を掴みました!

ラヴに2本連続でスリーを決められ2点差まで追い上げられた終盤、レブロンのドライブからのレイアップをガソルがこの日6本目となるブロックで阻止!試合終了まで残り3秒でキャブスにラストチャンスがあったのですが、ジミーの執拗なディフェンスの前にインバウンドすらまともにできず試合終了。

全体的にはお互い開幕戦らしくドタバタした感じではありました。スタメンはローズ、ジミー、スネル、ニコ、ガソルでやはり序盤からディフェンスとリバウンドでやられてしまいリードを作られてしまいました。しかしニコが割と当たり気味でなんとかくらいつく。そしてベンチからノアとタージの組み合わせを投入するとディフェンスとリバウンドがぐっと良くなりリードを作ることができました。やはりベンチからこの二人を出せるのはかなり良いのかもしれません。それまで先発のフロントコートは最低限のディフェンスをしっかりとやってオフェンスで試合を作るというのが今後のパターンになりそう。ウィングの守備にもかかっていますね、そのためのマクダではなくスネルの起用なのでしょう。

マクダといえば前半終盤にしっかりと活躍してくれましたね。得点が停滞してるなーっていう時だったので助かりました。マクダ、スネル、モアの3人は与えられた時間でしっかりとやる事をやってくれている印象でした。今後もこれを続けてくれると非常に助かります。早速昨季とは違った、全体を使うローテーションを見る事ができました。そういえばカークはDNPでした。

序盤からあまり当たっていなかったローズとジミーですが終盤になると二人の活躍がとても頼もしかった。相手がトンプソンとラヴのスモールラインナップになったのを見て、空いたインサイドに二人でどんどんドライブを仕掛けて得点を生んでるあたりはさすがでした。

まだフルに機能している感じはあまりありませんが、要所要所でいいオフェンスセットが見れたりと楽しい試合となりました。やーシーズン始まったなーって感じですね。

ノアが第4Q途中に自身の膝とジェファーソンの膝がぶつかってしまい負傷退場。右膝挫傷とのことです。あまり長引かないといいな。明日の試合は出なそうなので今日ブロック以外はイマイチだったガソルに奮起してもらいたいです。そしてポーティスが見れるかも?

余談ですが、この日はなんとオバマ大統領がコートサイドで観戦。普通こういう時ってスイートとかにいそうなものなですが、普通にコートサイドにいてブルズを応援していました(笑)。

次戦は連戦で明日午前8時半からアウェイでネッツ戦です!

1Q 2Q 3Q 4Q Total
Cleveland Cavaliers (0-1) 17 23 28 27 95
Chicago Bulls (1-0) 26 20 25 26 97
Game Stats

以下AP記事翻訳

CHICAGO – ここまでペースが速くなったオフェンスの話題で持ちきりだった中、シカゴ・ブルズに開幕戦勝利をもたらしたのはまたしてもディフェンスだった。

パウ・ガソルによるレブロン・ジェームズのブロックと、パスのディフレクションでブルズの新コーチであるフレッド・ホイバーグに初勝利を与えた。大統領もさぞご満悦だろう。

バラック・オバマ米国大統領が見守る中、ニコラ・ミロティッチが19得点、デリック・ローズが18得点したブルズがクリーブランド・キャバリアーズに開幕戦で97-95と勝利した。

ジェームズの同点シュートをガソルをブロックしたのち、ジミー・バトラーがジェームズの方に向かってきたインバウンドパスを弾き飛ばし試合は終了した。

オバマは試合中コートサイドで観戦し、彼の愛するブルズは多くの選手が貢献し昨年の東覇者に勝利。ホイバーグはコーチとしての初試合を接戦の末に勝利することができた。

「すべての勝利はこうやって勝ち取るものだ。どの試合も勝てるという感触を持って挑めるのはとても気持ちがいいね。我々は強い、そして層が厚いからすべての試合で勝つチャンスがある。」
デリック・ローズ

ジェームズは25得点10リバウンドと活躍したが、キャブスは昨年のプレイオフで蹴落とした相手に惜敗。

トム・シボドー時代よりもオープンなオフェンススタイルを持って今季に挑むホイバーグ・ブルズは、必ずしも大当たりだったわけではない。しかし、それでも幸先のいいスタートを切ることに成功した。

骨折した左眼窩を守るためにマスクを着用しながらプレイしているローズは22本中わずか8本しかシュートが入らなかった。プレシーズンは最後の1試合を覗いて全て欠場してい。

ジョアキム・ノアの代わりに先発したミロティッチが3本スリーを決めた。

バトラーは17得点と、最後のディフェレクションの他に2スティールも決めた。ガソルは6ブロック。

キャブスは左膝の怪我をリハビリ中のカイリー・アーヴィングに代わって先発したモー・ウィリアムズが19得点。ケヴィン・ラヴは18得点8リバウンド。

「勝つチャンスは生み出せていた。それ以上は要求できないよ。」
レブロン・ジェームズ

キャブスは試合残り5:32でジェームズがフローターを決め83-82と逆転。

しかしその後すぐにミロティッチがベースラインからのフローターでトリスタン・トンプソンからファウルを引き出しスリーポイントプレイをねじ込んだ。そこからシカゴが11-2ランを展開し残り2:42で93-85とリード。

もう安全圏かと思われた時に、キャブスが再び反撃に出た。

ラヴが連続でスリーを決め残り33秒で97-95の2点差まで追い上げた。ローズが残り10秒で外した後、ジェームズのドライブをがソルがブロックした。

ボールはベースラインの方に飛び出した。最後のシュートはジェームズが打つだろうとブルズが確信していた。

昨季のプレイオフ第4戦でも同じことを考えていただろう。その試合ではキャブスのデイヴィッド・ブラットHCはジェームズがインバウンドパスを出すプレイを指示するも、ジェームズがそれを拒否しブザービーターとなるコーナーからのジャンプシュートを決めキャブスに勝利をもたらしていた。

今回はそううまくはいかなかった。バトラーがウィリアムズのインバウンドパスを弾いたのだ。

国際警察署長協会との会合と、民主党の資金調達パーティーに参加するために地元シカゴに訪れていたオバマ大統領は、2009年にブルズがワシントン・ウィザーズとワシントンでプレイして以来コートサイドでの観戦は行っていなかった。

しかし愛するブルズとナンバーワンプレイヤーであるジェームズの試合がちょうど行われることもあり、この試合を観戦する流れとなった。

大統領警護人が朝からユナイテッド・センターを取り囲み、第1Q終わりにオバマ大統領が会場に登場すると観客は一斉に彼の方に視線を向けた。コートサイドで何人かと挨拶を交わした後、スコアラーテーブルの逆サイドに着席した。

「とても期待ができそうだね。新しいコーチがいて、オフェンスを広げてくれている。新しいオフェンスとともに、これまでのディフェンスを維持できるかどうかが鍵となるだろう。」
バラック・オバマ大統領

ノア負傷
ノアは17分出場にとどまり、試合終盤は膝の怪我で出ることができなかった。ノアの膝はただの打撲だと思っていたホイバーグHCは「試合に入れようとしたんだけどトレーナーに止められたんだ。」と話した。

通算記録観察
ジェームズはこの試合で通算24,938得点。25,000得点以上記録しているのは歴代でわずか19選手のみ。

TIP-INS:

  • 試合開始直前に、故フリップ・サウンダーズ氏への黙祷が捧げられた。ミネソタ・ティンバーウルヴズのコーチ兼球団社長で会ったサウンダーズ氏は癌闘病の末、日曜に急逝していた。
  • ブルズはユナイテッド・センターで迎える開幕戦で5連勝中。

次戦

  • キャブス:日本時間木曜にアウェイでグリズリーズ戦
  • ブルズ:日本時間木曜にアウェイでネッツ戦

10 コメント

  1. 開幕戦で見事勝利でしたね!昨年よりオフェンスのバランスがよかったですね。単発なオフェンスではなくチームで点を取りにいっていたのがよかったです。ノアがベンチでミロティッチがスタートでしたが見事当たりましたね。セカンドユニットもかなり長い時間使ていましたがいい仕事していました。マグモーダット、スネルも成長していて楽しみです。

    • naさん、コメントありがとうございます。
      当たってる選手が取れなくなった時に他の選手が出てきて点を取ってくれるのはいいですね。
      セカンドユニットはタージのノアが加わったことでものすごい安心感で見て入られます。

  2. 管理人さん今年もよろしくお願いします。
    まずは勝利。気分が良いですね。
    スネル、ミロティッチ、マクダーモットがのびのびプレイ出来てるのが去年と全く違っていて面白いです。

    • 黒田さん、コメントありがとうございます。
      今日はだいぶ忙しい日でうわーと思っていたのですが勝ってくれたおかげでだいぶルンルンな感じで1日を迎えられました。ブルズに感謝です。
      その三人は今季是非ステップアップしてほしい選手たちなので、活躍してくれると素直に嬉しいです。

  3. 開幕戦勝利、そしてホイバーグHCの記念すべき1勝目おめでとうございます。オフェンスはペースが上がり、コートに出ている全員が積極的に攻めているという印象を受けました、スネルも表情が豊かになりのびのびプレーしていましたね。NBAの開幕と共にこのサイトを毎日見る事が日課となっております、管理人さん今シーズンもよろしくお願いします。

    • うどんさん、コメントありがとうございます。
      このオフェンスがどう言った具合に成熟していくのか非常に楽しみですね!
      今後も毎日見ていたけるようなサイトになれるよう頑張ります!よろしくお願いします。

  4. やりましたね!
    まずは一勝、アービングがいないとはいえ貴重な勝利ですね。

    ビッグマンの起用法はどうなるのかと思っていたらツープラトン制できましたね。それぞれの役割がはっきりしてる分、本人たちもやりやすいのではないでしょうか?

    今年はとてもたのしみなシーズンです

    • いんそむにあさん、コメントありがとうございます。
      ノアはタージとやりやすい、パウはニコとやりやすいというのが前提にあるようですね。
      状況によっては混ぜて使ったりしているので、いろいろと見ていくのが楽しみです!

  5. 先ずはホイバーグ・ブルズ開幕戦勝利とノアの負傷が打撲で済んだらしくて何より!

    プレマッチから今日の開幕戦を観た感想は「成る程ね」です。
    完全にミロティッチ&ガソル、ノア&タージの組み合わせの2チーム構成で行くプランな
    訳ですね。 興味深いプランで考え様によってはバックコートの組み合わせ次第で幾通り
    かの戦術に展開出来そうなイメージが湧きますね。
    それもアンセルフィッシュなスター選手が揃うブルズならばこその戦術とも言えると思います!

    シボドーの頑なに9人で戦う体制からロスターの才能を総動員して戦うプランは若手の育成と
    PTのコントロールもバランスが取れて上手く行けばプレイオフのガス欠を解消出来て
    尚且つ多彩で的を絞らせないゲーム・プランをその都度構築出来る様になるかもですね!

    2ndQのダグ君、良かったですね~! 自身が付きつつある感じがします!
    後半、ブルックスの無茶撃ちは少しイラっと来ちゃいました。 ボール回せよPGだろ!
    ダグ君がフリーじゃねえか! と声を荒げてしまった(汗) いかんいかん。

    管理人さんも待望の、じぃぃ~~め~~~~~!!コール出来たんじゃありませんか?(笑)
    プレマッチでは少し窮屈そうに見えたジミーですがやはり本番の勝負所ではFG、FT、そして
    DFと頼りなります! 最後のブロックは正に真骨頂でしたね!
    今のブルズはジミーが躍動してくれないと始まりませんからね!

    ローズを中心としたホイバーグ・ブルズの船出は上々! イイ気分で15-16シーズン開幕です!

    • T-コッチさん、コメントありがとうございます。
      選手のプレイタイム分配はいい方向に行きそうですよね。チームの総合力アップにもつながると思うので期待大です。

      マクダーモット良かったですよね。ああいったポイントでの活躍を続けていればどんどん起用時間も増えてくると思うので引き続き頑張ってもらいたいです。

      じめえええいはいつも言っているのであまり待望感はありませんでした(笑)。

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