ブルズ - シクサーズ
ブルズ - シクサーズ

AP Photo/Matt Slocum

ミネソタ戦終盤の停滞からどういう形で立て直してくれるか注目しいましたが、シクサーズが単純に人が少なすぎるのと弱すぎるのも手伝って今季初の第4Q主力温存試合につながりました。ここ数試合不調だったニコが試合が進むにつれ調子をあげてくれてよかったです。

この日は本来はノアがガソルとともに先発予定だったのですが、ウォームアップ中に左膝の痛みを感じ欠場に。試合後のコメントを見る限り大事にはいたらなそうなので良かったです。シーズン全体を見越しての動きだとノアは言っていました。ホイバーグ的には序盤からディフェンスをしっかりやりたくてノア投入を考えていたようです。結局ノアではなくニコが先発で、マクダ、ニコ、ガソルのディフェンス不安フロントラインで第1Q途中まで割と不安な感じでした。

しかしスネル投入後に全体的に落ち着きはじめ15点差リードを作ることができました。その後第2Qにリードを一度失ってしまいましたが、先発が戻ってきたらまたリードを奪い返し広げに広げ、終わってみれば主力の温存できる展開に持っていくことができました。

マクダーモットとスネルがいいですね今季。この日もしっかりとやることやってくれてる感じで嬉しいです。マクダはディフェンス面でまだまだ修正していかないといけない動きが多いですが、オフェンス面では期待されていたことを見せてくれています。今日は速攻からのダンクも見せてくれました。ウィングが走ることが大事な今季のオフェンスでこう言ったプレイが見れるのはいいですね。

最近ニコはあまりスリーが入ってなかったのですが、この試合で少しシュートスランプを脱した感じがあります。ただシュートセレクションはたまに疑問を感じることがあります。全体的に遠いんですよねスリーが。もう一歩でいいので前で打ってくれるといいんだけどなー。なんにせよ20得点10リバウンドとしっかり数字を残せたのは良かったです。

次戦は少し空いて、日本時間土曜午前10時からホームでホーネッツ戦です。前回のリベンージ。

1Q 2Q 3Q 4Q Total
Chicago Bulls (5-3) 31 21 24 35 111
Philadelphia 76ers (0-7) 22 21 19 26 88
Game Stats

以下AP記事翻訳

PHILADELPHIA – 記者達がダグ・マクダーモットを囲み取材している中、ジミー・バトラーがマーカーを突き出し音声を披露真似をしていた。

どうせなら試合前にそのマーカーを使ってスケジュールに白星を書き込んでも良かったのかもしれない。

未だ勝利無しのシクサーズに勝利するのは最近(2010年代と言ってしまっても良い)のNBAではそれくらい確約されたものだ。

ニコラ・ミロティッチが20得点10リバウンド、パウ・ガソルが16得点したシカゴ・ブルズはフィラデルフィアに111-88で勝利した。

ブルズはジョアキム・ノアが欠場しながらも第1Qに15点リードを作り、その後最大26点差まで広げた。他にマクダーモットが18得点、デリック・ローズが12得点しシクサーズ相手に優勝候補の顔を少し取り戻した。

「何かこういった内容が必要だった。良い練習はできていたんだけどやっぱり対戦相手がいる方が良いね。」
ダグ・マクダーモット

もしかしたら紅白戦の方が対戦相手としては上だったかもしれない。

フィラデルフィア(0勝7敗)は昨シーズンの2015年3月27日から17連敗中だ。チーム史上4番目に長い連敗記録で、そのうちの3つは2013-14シーズン以降に作った記録だ。

STAT LLCによるとシクサーズは2014年1月31日から3月27にちまで27連敗し、2014年10月29にちから12月1日まで同じく17連敗している。

「現実は、ここ2年くらい負ける練習はたっぷりしてきたという状態だ。」
ブレット・ブラウンHC

球団社長のサム・ヒンキーが戦力をあまり揃えないことも影響し身動きの取れないブラウンHC率いるシクサーズが最後に勝利したの3月25日のデンバー戦まで遡る。

ガソルとローズが率いるローズは第1Qに22-4ランを展開し15得点リードを作るも、第2Qには一度それを失った。シクサーズの対戦相手によく見られる傾向だが、序盤に大きくリードし気が緩んだところを追い上げられ、再びアクセルを踏みなおし試合を終わらせた。

ノアの代わりに先発したミロティッチは第3Qに3本スリーを決めた。

シクサーズ唯一の明るい材料であるジャリル・オカフォーは序盤10本中2本と不調だったが、終わってみれば25本中9本決め21得点15リバウンドでキャリア初となるダブルダブルを達成した。ガソルを助けるノアの守備が不在の中、オカフォーだ第3Qに9本中6本シュートを決め14得点した。

「ロッカールームでも良いし、ベンチでも良い姿勢でいる。頑張り続けている。やる気がなければ15リバウンドなんで取れないよ。」
ブレット・ブラウンHC

TIP-INS
ブルズ

  • ブルズはシクサーズにこれで7連勝、アウェイでは4連勝中。
  • ブルズはこの日もターンオーバーが二桁にのぼり、今季はまだ一度しか一桁を記録していない。昨季は17度記録。

shクサーズ

  • シクサーズは他に1973年1月9日から2月11日まで20連敗、1972年3月21日から11月10日まで19連敗している。
  • フィラデルフィア・イーグルズがこの試合を訪れ、客席にTシャツを投じていた。

痛い
ブルズ:

  • ノアは先発予定だったものの、ミロティッチと変更になった。ウォームアップまではラインナップ入りしていたが、最終的に予防として欠場することになった。フレッド・ホイバーグHC「ある特定のプレイが原因というわけではない。構造的な問題はないよ。」

シクサーズ:

  • ナーレンズ・ノエル(平均12.2得点9.8リバウンド)が両手首の痛みで欠場した。金曜のクリーブランド戦で痛めたが、翌日のオーランド戦には出場した。ノエルが手首の痛みを訴え、今週は他にトロント、オクラホマシティー、サンアントニオと試合が沢山あるためブラウンHCは彼の欠場を決断した。
  • ロバート・コヴィントン(右膝捻挫)は今週末復帰する可能性がある。
  • シクサーズはは25本中20本のスリーを外した。

ブロックアウト
ガソルは今季2度目となる6ブロックを記録し、キャリアでは6ブロック以上記録した試合が19度ある。

次戦

  • ブルズ:日本時間土曜にホームでホーネッツ戦
  • シクサーズ:日本時間木曜にホームでラプターズ戦

返事を書く

Please enter your comment!
Please enter your name here

This blog is kept spam free by WP-SpamFree.