AP Photo/Steve Dykes
ウォリアーズ戦の敗戦は引きずらず、またもや接戦を制しました。ポートランドでのアウェイ戦は7連敗中だったのでかなり久しぶりのポートランドでの勝利!足首の捻挫で欠場していたローズも復帰。
試合開始からブルズは好調で10-0スタート。そこからはリードを失ったり広げたりの追いかけっこ状態でした。前半特になのですがノアとタージがとても良かったです。最近悩んでると漏らしていたノアですが今日は攻め気がとても強く連続で得点したり、久しぶりにノアネードも炸裂し大盛り上がり。タージもアクティブに動き回り、堅実にミドルシュートを決めてくれていました。ローズが二人とプレイする時間帯もあって、色々とラインナップを混ぜてるシーンが見られましたね。
ローズは本人も言っていましたが「まあまあ」な感じかなと。ミッドレンジからのバンクシュートはだいぶ得意技感が出てきましたが、まだインサイドに切り込んでからの得点が弱い。しかしペースを上げ、アシストは増え、ターンオーバーは減っているのでポイントガードとしての仕事はしっかりとやってくれているという印象です。今日はオフェンスよりもリラードへのディフェンスがとても良かったので、そこは今後のプラス材料ですね。
スネルが最初だけ良かったのですがその後沈黙。ガラ空きのスリーを何本か外していたのが気になりました。あれを決めてくれないとなかなか厳しいです。マクダーモットは2本ほど切り込んでねじ込む強めのフローターみたいのを決めましたがそれくらいか。1ポゼッションだけとても良いディフェンスがあったのを覚えています。なんにせよシーズンが進むにつれダンリービー不在の痛みを強く感じます。
ジミーは相変わらずジミーでした。そういえば最近ニコからジミーへのアリウープというのをよく見る気がします。ニコは今日わりと当たっていましたが、まだまだ色々と学ぶ必要がありそう。タッチファウルだったり、ゴール下でファウルもらう前提でボールを放り投げたりといらない動きが多いですね。がんばれニコ。
7連敗やローズの怪我など最近では嫌な思い出しかないモーダ・センターで勝利できただけで個人的にはとても嬉しいです。
ホイバーグHC就任で期待されていたオフェンス力アップはまだその姿をしっかりとした形で見られていません。むしろ昨季よりオフェンス効率が落ちているという数字も出ています。しかしディフェンスが思っていたよりも落ちていないどころかこれまでのように堅固なのも印象的です。ホイバーグは就任時からシボドーの作り上げたものをとても評価しており、残せるところは残したいと話していました。新しいオフェンスの導入はそう簡単なものではありませんが、ディフェンスで基盤を維持しながら何とか構築していってもらいたいですね。
次戦日本時間28日午前10時かアウェイでペイサーズ戦です。おそらくこれまでで一番短かった(4試合)サーカストリップの最終日です。
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | Total | |
---|---|---|---|---|---|
Chicago Bulls (9-4) | 29 | 19 | 23 | 22 | 93 |
Portland Trail Blazers (6-10) | 22 | 17 | 24 | 25 | 88 |
Game Stats |
以下AP記事翻訳
左足首の捻挫で2試合欠場していたローズが復帰戦で17得点し、シカゴ・ブルズはトレイルブレイザーズに93-88で勝利した。
ローズが最後にポートランドでプレイしたのは2013年の11月、右膝半月板を断裂したあの試合。その前のシーズンを左膝の手術で棒に振り、復帰が期待される中での悲しい怪我だった。
「コートを無事後にすることができて嬉しいよ(笑)。試合内容はチームとしてまあまあだったと思う。勝ったからね、重要なのはそれだけだ。」
デリック・ローズ
ここ6試合で5勝しているブルズはジミー・バトラーが22得点。バトラーは前半終了間際にハーフコートからスリーを決め、シカゴは48-39のリードでハーフタイムを迎えた。
しかしブレイザーズは諦めなかった。
ローズのジャンプシュートでシカゴは第4Q序盤に78-65とリードを広げたが、そこからポートランドが猛追しエド・デイヴィスのティップショットで78-76まで追い上げた。
残り2:25でデイミアン・リラードが同点となるスリーを外し、残り20.7秒で2本中1本のフリースローを外しまたも同点の機会を逃した。
残り13秒でCJ・マッカラムの素早いレイアップで89-88まで詰め寄った。しかしそこからバトラーが2本フリースローを決め、マッカラムがスリーを外し、タージ・ギブソンが2本フリースローを決め最終スコアとなった。
リラードは19得点10リバウンド8アシストしたが、シュートは22本中わずか4本だった。マッカラムは18得点。
「ゴール近辺で何本かいいシュートがあったのだけど、とにかくシュートが入らなかった。それよりも半分入ってから落ちてしまったフリースローのことの方が悔しいよ。」
デイミアン・リラード
ブレイザーズは7連敗してからの2連勝中だった。マイヤーズ・レナードが左肩の脱臼で欠場する中、ブレイザーズはニコラ・ミロティッチとマッチアップさせるためにノア・ヴォンレイを先発起用した。
ブルズにとってはポートランドで勝利するのは2007年以来。ローズは昨年のポートランド戦をハムストリングの怪我で欠場している。
試合前にローズは足首の怪我の影響で時間制限を設けるようなことはないと話した。アーロン・ブルックスがハムストリングの怪我で2試合連続欠場することが決まっていただけに、ローズの復帰はブルズにとってタイミング的にも良かった。
「感触は良かったよ。何本かドライブからのシュートでいつもより上に上がれない事があったけど、その辺はもっとプレイして力をつければ戻る。」
デリック・ローズ
ローズはこの日35分出場した。
ブルズは第2Q途中にギブソンのミドルシュートで39-29とリード。ポートランドはそこから6点差まで縮めたが、バトラーのハーフコートショットで前半終了間際にリードを広げられた。
後半はポートランドが7-0ランで開始し、ヴォンレイのスリーとレイアップで48-46まで追い上げた。しかしブルズがそこからまた突き放しにかかりバトラーのリバースレイアップで62-52と再びリードは広がった。
最後の数分でバトラーとメイソン・プラムリーが衝突し試合が少し荒れる場面があった。最終的にはプラムリーがフレイグラントファウルをとられ、バトラーがテクニカルファウルをとられた。試合後自身のファウルについて、プラムリーはスクリーンに来たバトラーをなぎ倒してしまったので当然の報いだったと話した。
ブルズは他にパウ・ガソルが12得点14リバウンドした。
ブルズ
- シカゴは前の試合でゴールデンステイトに106-94で敗戦。ブレイザーズとの試合は西での3連戦の最終戦だった。
- シカゴが最後にモーダ・センターが勝利したのは2007年だった。
ブレイザーズ
- ポートランド・ティンバーズのMFであるジャック・ジューズバリーが観戦に来ていた。ティンバーズは現在メジャー・リーグ・サッカーの西カンファレンス決勝の真っ只中。日曜にFCダラスに3-1で勝利し、今週末ダラスで試合を行う。
ダンリービー情報
秋に背中の手術を受けたダンリービーは良くなってきているものの未だ欠場中。
ダンリービーは最近イエズス高校の殿堂入りを果たした。1999年の卒業生だ。
次戦
- ブルズ:日本時間土曜にアウェイでペイサーズ戦
- ブレイザーズ:日本時間日曜にアウェイでレイカーズ戦
ノアネードとはなんでしょうか(・∀・)
かーめろたけそにーさん、コメントありがとうございます。
言葉足らずですみません!
ノアのジャンプシュートは横回転しているのでシカゴの実況・解説にトルネードと呼ばれているのです。
観戦しながらツイッターしてる時に僕がよくノアにトルネードを縮めてノアネードと叫んでいるんです。
試合を見る度思うんですが
健康維持を前提にすると
やはりダグ君スネル君ニコ君の成長が
今後の鍵になってくる気がします
どうしたのでしょう?
最近スネルの調子が上がってこない(泣)
最近勝ったときにいつも言っている勝ちはしたけど…という内容でしたかね。
ウォーリアーズにあれだけの試合したんでブレイザーズには圧勝してもらいたかったのが本音ですが勝てたのでよしとしますかね!
しかし、スネルは相変わらずで存在感無し…最近というより昨シーズンから怪我でチームに欠場が出てからスタメンが起用される度チャンスを活かしてもらいたいと言ってきたような気がしますが無難にこなしてるだけという印象。頭打ちかな?ティーグのようにならないよう頑張ってもらいたいですが今のとこは期待に応えてないですね