サンズ 103-101 ブルズ
サンズ 103-101 ブルズ

Caylor Arnold-USA TODAY Sports

第3Qでしっかりと突き放したと思えばひどい第4Qでリードを失いまたも接戦を落としてしまいました。よくないですね。

試合開始と後半開始が結構良かったので結構期待していたんですよ。試合開始はガソルで早めに攻め、スネルが好調、ローズのパスもよくボールがしっかり回っていました。サンズがアイソながらもシュートを決めてきていたのであまり点差は開きませんでしたが、オフェンスの感触は良かったのです。後半も1分強で7-0のランを展開するなどいい流れ。第3Qはわずか10失点に抑え16点リードでいい流れ。

しかし第4Qが悪夢でした。リバウンド取れず、ディフェンスも崩壊し徐々にリードが奪われていきました。ローズを戻し、ジミーを戻し、パウを戻しとやっていくも特に改善されずそのまま逆転されて終わってしまいました。英語ではこういう相手を仕留める能力を「Killer Instinct(殺害本能・闘争本能)」というのですが、やはりそれが明らかに足りていないと向こうのメディアもロッカールーム内でも話されています。

最後にパウとニコじゃなくてノアやタージを入れてディフェンスをしっかりやるべき、とかそういう簡単な話ではないと思うんですよね。実際第4Q頭に点差を失いはじめ悪い流れを作ってしまったのはセカンドユニットでしたしね。個人的にはパウ/ニコの先発は構わないのですが、終盤のラインナップは何か別なものの方がいいような気がしています。ニコがまだ終盤はあたふたして危うすぎる。これも成長の痛みとして先を見据えるべきなのか悩むところではありますが。。

ホイバーグの選手起用、選手たちのやる気の問題、経験の浅さ、いろんな要素が合わさってのこの状態だと思います。彼らになんとかしてもらうしかありません。

次戦は日本時間10日午前9時からアウェイでセルティックス戦です。今季の東はとても競っているのでホームで立て続けにこういった形で負けてしまったのは痛い。次でさっさと盛り返してもらいたいです。

1Q 2Q 3Q 4Q Total
Phoenix Suns (9-13) 27 24 10 42 103
Chicago Bulls (11-7) 30 21 26 24 101
Game Stats

以下AP記事翻訳

CHICAGO – ここ4試合合わせて13点差で落としていたフェニックス・サンズだっただけに、ブランドン・ナイトは運が自分たちに向くのを待っていてはダメだと感じていた。

ミルザ・テレトヴィッチが試合残り0.3秒の決勝点を含む20得点をあげ、サンズは16点ビハインドから猛反撃を見せシカゴ・ブルズに103-101に逆転勝利した。

ナイトは自信の21得点中17点を第4Qに獲得し、サンズは連敗を4で止めることに成功。フェニックスは最終Qでシカゴを42-24と圧倒した。

「自分たちで勝つチャンスを作り出したが、このリーグでは何かを手渡してもらえることなんてありえない。自分たちで掴み取らないといけないんだ。3つ4つそういう形で負けてきたから、自分たちもそこに気づいたと思う。

今夜はそれができた。」
ブランドン・ナイト

前日にメンフィス相手に残り0.5秒でのアリウープで敗戦していたサンズはアウェイ連戦を2勝4敗で終えた。

「我々にとってはなかなかクレイジーな旅となった。トロントで始まり良い勝利を収めたが、その後第4Qでリードしながらも負けるのを4回続けてやった。そして9日で6試合目となった今日は16点差をひっくり返して勝利だ。

選手達は諦めずに最後までプレイしてくれた。プレイし続け良いプレイを見せ最後に我々にとって大きな勝利をつかんでくれた。」
ジェフ・ホーナセックHC

ブルズはパウ・ガソルが22得点、ジミー・バトラーが19得点、デリック・ローズが14得点した。

シカゴは試合を通してほぼリードし、第3Qフェニックスを20本中4本のわずか10得点に抑え第4Qを77-61と大きくリードした状態で迎えていた。

「16点差リードを作った、今季最高のディフェンスで第3Qを26-10と相手を上回ったかと思えば今季最低のディフェンスで締めくくった。そしてリバウンドがまるでできなかった。相手はセカンドチャンスから28得点し、多くが重要な局面での失点になってしまった。」
フレッド・ホイバーグHC

試合残り8分で86-75のビハインドからフェニックスは11-2のランを展開し残り5ふんで88-86まで追い上げた。

ローズの得点後、ナイトがスリーポイントプレイを決め90-89とした。

ブルズは残り2分でバトラーがスリーを決め101-96とし、やっと少し息をつける状態に戻せたかと思われた。しかしデヴィン・ブッカーのスリーとエリック・ブレッドソーのスティールからのレイアップで試合残り1:17で同点に持ち込まれた。

そしてジョン・ルアーのミスをリバウンドしたテレトヴィッチが10フィート辺りからのフェイダウェイを決め試合は終了した。

TIP-INS
サンズ

  • タイソン・チャンドラーが右ハムストリングの張りで6試合連続欠場。ジェフ・ホーナセックHC「彼は100%にならなければならない。あまり早く戻してしまいまた怪我してしまうとそこから更に2,3週間かかってしまう。」

ブルズ

  • Dリーグのオースティン・スパーズでプレイしていたキャメロン・ベアストウがチームに呼び戻された。ベアストウはDリーグで5試合プレイし平均14得点8リバウンドを記録した。
  • 現地月曜の時点でブルズは被FG%がリーグ2位の40.9%だった。

最初の出会い
試合前、ホイバーグHCはホーネセックHCに最初にあったのはアイオワ州立大でボールボーイをやっていた時だったと話した。

「彼は見るのがとても楽しい選手だったんだ。リクルートされずにアイオワ州立大に入り、アイオワ州立大史上最高の選手として卒業していくっていう流れが最高だよ。子供の頃憧れていた選手だ。」
フレッド・ホイバーグHC

次戦

  • サンズ:日本時間木曜にホームでマジック戦
  • ブルズ:日本時間木曜にアウェイでセルティックス戦

9 コメント

  1. 本当にホイバーグでいいんでしょうか…ミロティッチ、パウガソルはオフェンス面では確かにいいですけどああいう終盤のディフェンスではノアを出すべきじゃないのかな思うんですよね。しかもリバウンドでやられてるし…シボドーならこれを絶対許さなかった

    • 匿名さん、コメントありがとうございます。
      正直チームが途中で気迫がなくなるのはコーチの問題ではない思うんですよね、昨季もたくさんあったので。最後やられたポゼッションはサンズがタイムアウトを取らなかったのでタージとノアを入れることができませんでした。

      終盤のラインナップはでも今の所よくないですね。そろそろ何かしら動きがあってもおかしくないと思います。まだ20試合もやってないのでホイバーグを諦めるにはさすがに早すぎると自分は思います、というかそう信じたいです。

  2. 最近のブルズはリードを守ることができないで、接戦になることが多いですね。試合は見れていないのでなんとも言えませんが、うーん。踏ん張ってもらいたい!

  3. 第3クォーター終了時点で今日はこのまま勝てそうだと思っていましたが、ここ数年見慣れたリードを失い、オフェンスに決め手がなく逆転される酷い試合となってしまいました。リバウンドとターンオーバーが重要な局面でできなかったのが痛かったですね。本当の強豪チームならリードをさらに広げ主力を休ませる試合にするのが理想ですが、ブルズはなかなかそういう試合に出来ないですね。これから日程もきつくなってきますし、ポーティスに経験を積ませる事と主力に休息を与える為にももっと気迫を持ってプレイしてもらいたいです。

  4. 試合は残念でしたがローズのクロスオーバーのキレが戻ってきたように感じたのは私だけでしょうか?
    まだまだ前半戦、応援し続けます。

  5. ローズのFG%は眼の影響も多少あるんでしょうが明らかにフォームの問題ですね。前傾で打ってるときはほとんど入っていませんがしっかり膝使って上に跳べているときはシュートの軌道もいいですし確率もいいはずです。私もACLをやって膝が完治する前にシューティングだけしていましたが膝を使わずに上半身で打つ癖がついてしまいました。
    シュートフォームをしっかりコーチできる人間がいると思いますのでうまく修正していってほしいです

  6. それと今日の試合では終盤ナイトが猛攻撃をしかけてきて彼のシュートをみんなで見上げてしまって誰もボックスアウトしていない時がありました。笛でもなったのかな?と思ってしまうほどみんなただただ見上げていてまんまとオフェンスリバウンドをとられてセカンドチャンスにつなげられてしまってました。出てた選手全員に責任はありますが選手起用にも問題があるかと。
    そしてボビーをもっと使ってほしい。サマーリーグでも片鱗を見せたようにいいリバウンダーになれる気がします。ノアのように彼がハッスルしてチームが勢いづくみたいな流れを作れるような選手だと気がしてなりません。

  7. ホームでの連敗は痛いですが、前までの勝ち試合も勝ちはしたけど…という内容だったですが勝てればヨシ!としましょうみたいなコメントがチラホラあったように強いという印象なく負けてもおかしくない試合も紙一重で勝てていたので今回みたいに負けても今のブルズは不思議ではないのかも知れないですね!今日も勝てていたら追い上げろられたけど勝てたからよかったで終わったかもですが、こうやって負けた方がなんとなくで勝ってしまうより自分はいいと思います。今のブルズは優勝はおろかCFもというコメントが前ありましたが自分も同意見で今のブルズは勝ちはするけど強いという印象があまりないです。長く同じメンバーでやっているのでケミストリーはいいという反面マンネリというか覇気がないというか…そこでHCをかえてみたんでしょうが今の所効果は感じられないですね。HCとかの問題ではなく、もうメンバーのテコ入れを考える時期ではとも思いますね。終盤やスタメンにニコラ、ガソルではなくタージやノアをという意見もありますが、微妙で一長一短でホイバーグはニコラを将来性を考えて起用しているんでしょうね!ノア、タージがどう考えてもニコラよりいいという活躍をしてくれればいいのですが正直2人波があり絶対2人がいいというほどでもないので先を考えニコラに経験積ませた方がいいと自分がHCでも思うかななんて思います。タージはずっと期待されてましたが、いいベンチメンバー止まりでそこから先はなかなか伸びずで頭打ちですし、ノアは成績が下降気味でこれからまた上がるというより年齢的にも衰えていくのかなと思います。ちょっとデンに似てる状況かなと。今が出すにはいいタイミングかなと思いますけどね!何人かの方が言われてるようにポーティスなんかいい素質あると思うので本当使ってもらいたい!

  8. あとたけさんが言われてるようにローズは目の影響よりも自分もフォームだと思います!ミドルはそこまででもないですが特に3Pは打つ前から入らないとわかるほどフォームがカタイですね。アウトサイドが得意なカリーやポールジョージは軽いというは3Pも力まず打っている感じですがローズはガチガチで力んでる?力で打っているような感じがしますね。昔で言えばキッドみたいなアウトサイド不得意な選手独特のなんかカチカチしたようなフォームな感じはしますね!
    ただらしいクロスオーバーが見れたのはよかったですね!ただフィニッシュが決まらないあたりまだかーという感じですね。本当はあんなクロスオーバーできるけど怪我が恐いのかなんかセーブしながらやってる感じがするのは自分だけですかね

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