デリック・ローズ|クリッパーズ - ブルズ
デリック・ローズ|クリッパーズ - ブルズ

Andrew D. Bernstein/NBAE via Getty Images

なんとか連敗を止めました!問題視していたやる気は序盤からしっかりと見せてくれていました。ペースを上げようという意識も高く、ノアやガソルが速攻をリードするシーンも度々。後半にはローズが今季初めてマスクを外して登場し、第4Qに9得点と活躍。例のごとくリードを失う展開ではありましたが、今日はなんとか勝利につなげました。

試合冒頭はクリッパーズの、そして特にグリッフィンのミドルが決まりまくり相手ペース。しかし第1Q終わりに12-5ランを展開し1点差で第2Qを迎えることができました。ちなみにここでガソル1本目のスリーが飛び出ます。この日なんとキャリアハイとなる3本のスリーを決めたガソル。

第2Qは久しぶりにプレイするアーロン・ブルックスがブルズに活力注入!「うわーそれブルックスだわー」っていうプレイを連発していましt連発していました。そしてクリッパーズが完全にシュートスランプに陥り、第1Q終わりからかけての16-0ラン。途中ローズが自分のパスを自分のケツでブロックしてしまうという珍プレイもありましたがその辺はご愛嬌。

後半はマスクをロッカーに忘れたのでそのままマスク未着用のローズが登場。後半はブルズペースでローズも心なしか積極的になり16点差のリードを作りました。グリッフィンのフレイグラント2からの一発退場で流れはこっちにもっと来るかな?と思ったのですが逆にそれでクリッパーズに火がついてしまいました。代わりに入ったジョシュ・スミスがスリー連発で一気に点差を失ってしまいました。

16点差リードを失うのは2試合連続なので「またかあああ」とだいぶげんなりしましたが、この日は最後に幾つかよし!と思わせてくれるプレイが飛び出てなんとか勝利することができました。

次戦は日本時間13日午前10時からホームでペリカンズ戦です。そろそろ週末に勝利してください。

1Q 2Q 3Q 4Q Total
Los Angeles Clippers (13-10) 24 11 19 26 80
Chicago Bulls (12-8) 23 21 20 19 83
Game Stats

以下AP記事翻訳

CHICAGO – この日のシカゴ・ブルズには最後の一絞りが残っていた。

後半大きなリードを失ってしまったが、勝つために必要だったプレイを終盤実行し何としてでも勝ちたかった一戦をものにした。

パウ・ガソル24得点したブルズはロサンゼルス・クリッパーズに83-80で勝利し、連敗を3で止めた。

「特別なことを成し遂げるチャンスがあるチームだ。自分たちでそのチャンスを捨ててしまうのはもったいない。」
パウ・ガソル

16点ものリードを失ってしまったが、第3Q途中にクリパーズのオールスター、ブレイク・フリッギンがタージ・ギブソンへのハードファウルで一発退場となったことに助けられた。

試合残り45秒でデリック・ローズがフローターをバックボードに当てながら決め83-77としたが、ウェスリー・ジョンソンがスリーを決め反撃。残り6秒でジミー・バトラーのミスショットをクリッパーズがリバウンドしたが、ブザービーターとなるクリス・ポールのスリーが外れ試合が決まった。

ガソルはキャリアハイとなる3本のスリーを決めた。

ローズは自身の11得点中9得点を第4Qに獲得し終盤に活躍。今季練習初日に骨折した左眼窩を守るために着用していたマスクを後半に今季初めて外してプレイした。

前日のボストン戦でキャリアハイとなる36得点の活躍を見せたバトラーはこの日14得点とシーズンハイとなる8アシストを記録。ギブソンは12得点8リバウンドした。

ロサンゼルスはグリッフィンが18得点11リバウンド、ポールが12得点、デアンドレ・ジョーダンが10得点14リバウンドした。クリッパーズは第4Qに8本のスリーを決め、試合を通して22本中10本決めた。ここ7試合で6勝で3連勝中と波に乗っていたが止められてしまった。

第3Q残り5:59でグリッフィンがギブソンのヘッドフェイクに引っかかりブロックに行った腕が思い切りギブソンの顔に当たり退場となった時点でブルズは14点差でリードしていた。

グリッフィンは倒れこんだギブソンに手を差し伸べるなどしたが、審判団はビデオレビュー後フレイグラント2と判断し一発退場となった。

「彼の顔を狙っていたわけではないよ。悪意はなかったし、彼を叩こうとすら思っていなかった。ボールを狙っていたのだけどパンプフェイクされてしまったんだ。」
ブレイク・グリッフィン

グリッフィンのことは「いい奴」と呼び「大したことない」と話したギブソンはフリースローを両方とも決め16点差とした。しかしそこからクリッパーズが猛反撃。第4Qまでには10点差へと縮み、残り7:19でジョシュ・スミスのスリーで66-66の同点へと持ち込んだ。

しかしここ3試合の第4Qで合わせて70-102と相手に得点で上回られていたブルズは、この日は終盤に重要なプレイを連発した。

バトラーがランス・スティーブンソンからチャージを奪った。ギブソンがアーロン・ブルックスの外したスリーをリバウンドからそのまま叩き込み、ローズがトップからスリーを沈め残り5:15で73-66と再びリードした。

「毎晩こういう感じでプレイしたいね。終盤のあの感じを一貫する必要がある。あの必死さとエナジーが毎晩必要なんだ。」
デリック・ローズ

マスク事情
ローズは数日前からマスクを取る許可は得ていたが、そのまま着用することを選んでいた。この日はハーフタイムにマスクをロッカールームに忘れてしまったためそのまま外してプレイした。「もしかしたら」次戦はまた着用するかもしれないと話した。

シボドーネタ
元アシスタントで元ブルズヘッドコーチのトム・シボドーと最近話したかどうか尋ねられたドック・リバースHCは「毎日以外は話してないな」と答えた。シボドーはボストン時代にリバースのアシスタントを務め、セルティックスの優勝に貢献している。ここ5年間はブルズでヘッドコーチを務めていた。5月にシカゴを解雇され、現在はフリーだ。

TIP-INS
クリッパーズ

  • ロサンゼルスはシカゴで5連勝中だった。

ブルズ

  • 失点、ペイント内失点(18)、ファウル(12)はどれもシーズンローだ。
  • ジョアキム・ノアは13リバウンド、ニコラ・ミロティッチはシーズンハイとなる11リバウンド。

次戦

  • クリッパーズ:日本時間日曜にアウェイでネッツ戦
  • ブルズ:日本時間日曜にアウェイでニューオリンズ戦

6 コメント

  1. まずは勝ててよかったです。
    しかし最後のブルズのオフェンス、バトラーが攻めてましたね。
    ローズはもはや絶対的エースじゃないんですか?!
    悲しいです…(>_<)
    バトラーはいいプレイヤーではあるけど、所詮そこ止まりです。
    ローズのようなカリスマ性、華はない。
    ブルズのエースはローズ以外認めません!

  2. 出だしは、ロードでお疲れ気味なクリッパーズにお付き合い頂いた感じでしたかね。
    共にFG%が低過ぎ・・・

    グリフィンのあの強烈なアックスボンバーを喰らわされて平気なタージって凄い!(笑)
    ポンプフェイクの上がりっぱなのカウンターで普通クビかアゴがやられそうだけれど。
    しかし結果グリフィンの退場でクリッパーズの面々に火が点いた感じになって
    またまたまた最近恒例の4thQ大ピンチになりましたね。

    今はノアのリバウンドしか面白くないです。 
    ダグ君もPTはそこそこですがプレー機会が少ないし、入らないし・・・
    長年応援して来てますが勝ってもこんなに詰まらないブルズは初めてです(泣)
    ホイバーグ体制には賛同出来る所がありません。 出るの愚痴ばかり・・・
    コメントも控えますね。 ファン・サイトで愚痴ばかりでは申し訳ないですし・・・

  3. なんとか勝つことが出来ましたね、やる気の問題については、毎試合見れてはいないのでよくわからないのですが、今日の勝利で気持ちの変化があれば良いですね。相変わらず4クォーターの停滞は気がかりですけど、チーム一丸となって答えを見つけ出してもらいたいです。新しいチームに生まれ変わるには多少の痛みも必要なのかなと考えていますが、それが致命傷にならない内にお願いしたいです。

  4. 全部は見れてないのですがオフボールの選手の動きが硬いように思えます
    なんというか、ボールが止まるまで動き出さないというか、、、ホイボールはボールの動きが売りだと聞いていたのでちょっとうまくいってないんですかね?

    今日はタージの活躍もあり、パウの鶴の舞もあり、最後はハラハラしましたがとりあえずクリッパーズに勝てて一安心ですね。でもやっぱりPOで上に行くにはまだ根本的に変わらないとダメだと思います。ノアは最近復調してきてるイメージなのでやっぱりローズになってくるんですかねー

    それからローズはやっぱりマスク要りませんね

  5. 勝てはしましたが、内容がイマイチな試合ばかりですね。
    ホーネッツやセルティックスなどプレイオフ進出を目指してるチームなら勝てば良し!でいいでしょうが優勝を目指してるチームがそれでいいのかなとか思ってます。カンファレンスファイナルまでいったときは勝ちはもちろんでファンも納得させるような内容で見てて面白かったんですがね…

  6. 序盤から相手のピックからの
    ボール回しに上手く対応出来てなくて
    オープンで打たれるケースに
    溜め息モノでしたが、今日は相手が
    落としまくってくれたのに救われましたね。

    ノアやタージが中でリバンドを頑張ってくれてるのを見ていると
    ブルズはこういうチームなんだけどなぁ。って
    4クォーターになると悲しくなります。
    そんなにノア&ガソルって合いませんかね?
    分からなくないんですが、ベンチからのノアとか
    辛すぎます。
    後、何故ノアはこんなにフリースロー下手になったのですか?
    毎年どんどん悪くなってますよね?
    足とか関係してるのかなぁ。。

    とりあえず連敗止まって良かったけど。

    ニコもダグもスネルもまだまだ成長して
    もらいたいですね。

返事を書く

Please enter your comment!
Please enter your name here

This blog is kept spam free by WP-SpamFree.