ピストンズ 147-144 ブルズ 4OT
ピストンズ 147-144 ブルズ 4OT

Gary Dineen/NBAE via Getty Images

4OTの大激戦の末に惜敗。ジミー、ローズ、パウが30得点越え。

これだけの労力をつぎ込んで敗戦で終わってしまったのは残念でしたね。終盤(もうどこからが終盤かよくわかりませんが)ほぼスタメンが出ずっぱりだったのがイマイチよくわかりませんでした。マクダーモットやノアを入れたりしても全ぜよかったと思うんですけどね。まあマクダはディフェンスでボコボコにやられてしまっていましたが。。何度か延長で勝てるチャンスがありながらもそこを取りこぼしてしまったのは痛かった。

ジミーが43得点(キャリアハイ)、ローズが34得点、パウが30得点とブルズ選手が3人揃って30得点するのは96年のジョーダン、ピッペン、クーコッチ以来だそうです。その試合は絶対に4OTではなかったと思いますけどね(苦笑)。

とりあえずなんとも形容しがたいクレイジーな試合でした。

1Q 2Q 3Q 4Q OT 2OT 3OT 4OT Total
Detroit Pistons (16-12) 30 25 19 31 11 7 4 20 147
Chicago Bulls (15-9) 27 25 25 28 11 7 4 17 144
Game Stats

以下AP記事翻訳

CHICAGO – 4度の延長を要するこのマラソンのような試合を説明するのにアンドレ・ドラモンドはあまり言葉数を必要としなかった。最初の単語で終わってもいいくらいだ。

「ワオ。もう言葉がないよ。」
アンドレ・ドラモンド

ワオで大体要約される。

ドラモンドが33得点21リバウンド、レジー・ジャクソンが31得点13アシストしたピストンズがシカゴ・ブルズに147-144で勝利した。

ピストンズは第4OT開始から7連続得点し、残り数秒で切迫するも何とか持ちこたえた。

キャリアハイとなる43得点を記録したジミー・バトラーが残り4.7秒でバランスを崩しながらもスリーを決め145-144まで追い上げた。

ブルズはすぐさまジャクソンをファウルしたが、2本ともフリースローを決め3点差とした。

バトラーが最後にスリーを放つも外れ、ようやく激戦が終了した。

デリック・ローズがシーズンハイとなる34得点、キャリハイとなる34本のシュートを放った。パウ・ガソルが30得点15リバウンド5ブロックするも、ブルズは今季最長タイとしていた4連勝を伸ばすことができなかった。

「我々は勝つことを期待されている。4度延長しようが延長しまいがね。それができなかった。自分たちのホームコートを守ることができなかった。」
ジミー・バトラー

お互い勝つチャンスで外しあっていたが、第4OTのランでピストンズがようやく主導権を握った。

ドラモンドのフォローダンクで開始した。ジャクソンがドライブからのレイアップを決め、残り3:37でフローターをファウルされながらも決め134-127としたピストンズが最後までリードを維持した。

「全力で戦い、コートに全てを出し切ってホームで4度の延長の末負けてしまうのは胸が裂けるほど辛いね。ただこういうこともある。」
パウ・ガソル

4度の延長はリーグ史上13試合目だ。

シカゴは1984年3月16日にポートランドの勝利して以来の4度延長だ。ピストンズは過去に経験がない。

楽しかったか?

「あんたらにとってはね。フレッド(ブルズのフレッド・ホイバーグHC)と私にとっては耐え難いものだったと思うよ。でもあんたらにとっては楽しかったかもしれないね。すごい試合だった。」
スタン・ヴァンガンディ

楽しい、耐え難い、すごい、どの言葉もこの試合を表すのに適している。

第4Q終了時に5ファウルながらも第4OTまで退場しなかったドラモンドはどれくらい疲れているか聞かれた時に笑い声をあげた。

「疲れよりも嬉しさが勝ってるよ今は。でも飛行機に乗ったら一言も喋らないだろうね。」
アンドレ・ドラモンド

逃したチャンス
ローズがジャクソンの上から放ったプルアップジャンパーが外れ延長に突入。ローズにぴったりマークされていたジャクソンがエルボー付近から放ったフローターがリムに弾かれ2度目の延長に突入。

バトラーがフェイダウェイジャンパーを決め残り1分を切ったところで123-120とした時点でブルズは安泰かと思われた。しかしケンテイヴィアス・カルドウェル・ポープが残り36秒でシカゴのベンチの目前でスリーを決め同点とした。

バトラーの右側からのドライブがモリスにブロックされ、ルースボールを獲得してからのシュートを外れた。ジャクソンもシュートを外し3度目の延長に突入。

ガソルがコーナースリーを外し、ジャクソンが21フィートからのシュートを外し127-127で4度目の延長に突入した。

TIP-INS
ピストンズ

  • ドラモンドはシカゴとのここ7試合中5試合で20リバウンド以上記録している。
  • ヴァンガンディHCによるとアーロン・ベインズは背中の痙攣で欠場した。

ブルズ

  • ホイバーグHCは今季マイク・ダンリービーJr.が復帰することに前向きだ。しかし彼が復帰することに懐疑的になる気持ちもわかると話した。「そういう疑問が出ることもわかる。」とホイバーグHC。ダンリービーは現在チームと離れスペシャリストとともに背中の怪我のリハビリを行っている。当初は9月の手術から8-10週間で復帰する見込みだった。

次戦

  • ピストンズ:日本時間水曜にアウェイでヒート戦
  • ブルズ:日本時間日曜にアウェイでニックス戦

8 コメント

  1. うおおおぉ悔しいです・・・
    悔しすぎます・・・
    ジミー最高ブルズ最高です
    明日、連戦でつらいと思いますが
    頑張って欲しいです。

  2. あの4OT最後に3P決めて5OT突入で勝ってたらNBAでも歴史的勝利になってたとおもうんですけどね。って試合中思ってたけど負けちゃいましたね、悔しい!

  3. 大差で負けるより辛いでしょーね。今日はベンチが元気なかったですね。何回も今シーズンに言ってきたスネル…ポーティスが使われなくてスネルはスタメンという…飽和なインサイド誰か出してSFを補強すればいいのなと思います。
    にしても、ブルズもピストンズも真のエースというかスコアラーがいないので4OTまでいっちゃったんでしょうね!お互いに勝負を決めるシュートを外し合ってましたね(泣)
    ジョーダン、全盛期コービー、レブロン、カリー、バーデン、デュラントみたいな選手がどちらかにいたら早くブザービーターなんかで決着がついていたような気がしますね!
    この負けを引きずらずに明日大丈夫かな…

  4. 最後まで死力を尽くして戦ったので勝って終わりたっかたですけど、負けた分疲労も倍増しそうですね。明日の試合に影響が出なければいいですけど、スパーズあたりなら主力を休ませたりしそうなんですけど、ホイバーグはどのような決断をしますかね?ベテラン選手に休養を与えて若手を試すいい機会かもしれないですし、今日元気のなかったベンチ陣にも奮起をきたいしたいです。

  5. いやー悔しいですね、惜しかった!

    個人的には一部の選手がアホみたいに点をとって他の人はそこそこ、というのはあまり好きじゃないのですが今日はあまりシュートが入ってなかったですね。ピストンズのディフェンスがよかったのでしょうか?

    明日はせっかくなので若手を多めに使って欲しいです

  6. 惜しかったなぁ。4OTなんてめったにない試合だし勝って欲しかった。

    ローズの積極性も戻りつつあるみたいだし、怪我には気をつけてほしいですね。

    勝敗は去年と同じペースですね。さ、疲れは残るでしょうが仕切り直し仕切り直し(^_^)v

  7. ナイスゲームで両軍ともに敬意を示したいです
    ただ、ホイバーグHCには明らかにスタミナ切れしてるガソルとローズをどうもしなかったのは少し疑問です。ローズはともかくセンターはベンチにノアがいるのだから交代の選択肢もって考えちゃいますね

  8. ローズがジャンパーじゃなくてドライブしていれば延長いかなかったんじゃ?と思ってしまうほど論理的にはなれない敗戦でしたね。良いとこはありました悪いとこはなぜ4otまでファウルアウトを1人も出さなかったのかがびっくりしました。特にドラモンド。あとジャンプボールの全敗笑ノア欲しかったですねーOTで…

返事を書く

Please enter your comment!
Please enter your name here

This blog is kept spam free by WP-SpamFree.