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デリック・ローズ「ニューヨーク、準備はできてるよ」【翻訳】

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デリック・ローズ「ニューヨーク、準備はできてるよ」【翻訳】

先日ニューヨーク・ニックスにトレードされたデリック・ローズが、心境を語ったコラムが掲載されたので翻訳いたしました。ローズ系の記事を翻訳するのがこれで最後になるかもしれないと思うとなんだか寂しいですね。

彼が来日した時に、僕は1日一緒に過ごすという夢のような時間を送る機会をいただきました。ブルズの選手だから当然なのですが、そういうのもあって人一倍彼のことを応援していました。プレイはもちろんのこと、人間性にも触れることができてより応援する気持ちを作ってくれた、自分にとってはそんな選手でした。

彼の奇跡的なドラフトに始まり、成長、MVP、プレイオフ、そして怪我の絶望感、思うようにプレイできない不甲斐なさ、また怪我するのではないかという不安など良きも悪きも彼を通して様々な感情を共に育みました。それら全てに対して感謝の気持ちしかありません。

ローズありがとう。これからもまだまだ沢山プレイする姿を見せてください。

以下翻訳
原文:I’m Ready for New York – Derrick Rose

電話は鳴り続けていたのだけど、知る由もなかった。サイレントモードにしてあったんだ。インタビューの真っ最中でカメラを向けられていた。まるで作り話のようだけど、シカゴの話をしていたんだ。僕が生まれ育った街とバスケットボールシーン。あの街が僕を育ててくれ、今の自分がいる。

数分後携帯を覗いてみたら通知がたくさん来ていたんだ。不在着信、メッセージ、留守電、全部代理人のBJからだった。かけ直してみると彼に伝えられたんだ。「ニューヨーク・ニックスにトレードされそうだ」って。

「その可能性がある」って彼は言った。それはもう実現するっていうことだ。僕に精神的に準備しておいて欲しいと話していた。

ここ数週間、トレードされる話があるのではないかなとは思っていたんだ。ただ確信はなかった。自分がもうすぐ動かされるかもしれないという噂が流れていて、もちろんそういうのが耳に入る時は無視するようにする。まあ完全に無視するなんて不可能だけどね、あまりピンとは来ていなかった。

まず一番に考えたことはPJだった。シカゴにいるときでさえシーズンが始まると彼に会う時間を作るのはなかなか難しい。これからは数時間離れたニューヨーク。何マイルも離れている。でもそれがNBA選手でいるということだってのも理解している。うまくいくように調整するよ。それぐらいのことは彼にしてあげたい。

ニューヨーク・シティーに引っ越すのは楽しみだよ。あまり時間を過ごしたことはないんだ。一番長くてもいたのは2、3日とかで、夏は特に行ったことがなかった。これからは7ヶ月しっかり過ごすことになる。シカゴも大きな街だけど、全てのペースが速いニューヨークに比べるとゆったりしてるんだ。僕の兄弟みたいな存在であるジョアキム・ノア、彼はマンハッタン出身で彼からよく話を聞いたよ。出来るだけあの街のことを知りたいと思っている。

シカゴのおかげで今の自分がいる。それは僕の手首にも彫ってある。エングルウッドのサウス・ポーリーナ通りにあるおばあちゃんの家で育ったんだ。ブルズにドラフトされて、ブルズでオールスターになり、MVPになり、プレイオフに進出し、それら全ては夢を叶えていくものだった。絶対に忘れない。どこに行こうと僕はシカゴと共に歩んでいた。全国、世界中。これからもそうするよ。

これがビジネスなのは理解しているし、ブルズにも自分たちが進みたい方向に行くためのアイディアがあることもわかっている。けど僕はそれをモチベーションにするよ。8年在籍した後放出された。恨み辛みはないよ。彼らはチームにとってベストな手段をとろうとしている。よくわかるよ。でもそれをモチベーションにしてはいけないってことも無いよね。

BJとの電話が終わった後、たくさんの感情が身体を流れていった。ショック。不安や切望。沢山のことを処理しないといけないことはわかっていたけどそれが一気に来た。ビジネスや広告、どこに住むのか、誰と一緒に行くのか、それらをすぐ終わらせないといけない。バスケットボールにしか集中したくないからね。自分のプレイが全てを語るようにしたい。コート上では自分の声が一番でかいようにする。

今僕は27歳、まだまだ自分には未来がある。このトレードは恵みになると信じているよ。多くの感情が流れ切った後、次に来る挑戦に対して自分が興奮していることに気づいたんだ。カーメロ・アンソニーとクリスタプス・ポルジンギスと一緒にプレイすることになる。それは凄い機会だよ。待ちきれないね。

ニューヨーク、準備はできてるよ。

8 Comments

  1. そうた

    私はブルズファンであると共にローズファンです。ニックスに行ってもローズのことは応援しますし、ブルズのことも応援し続けます。彼と渋谷で肩を組んで写真を撮ったこと、1言2言言葉をかわしたことを私は一生わすれることはありません。今までの人生で1番心震えた瞬間でした。ありがとう。ローズ。今までの感動を。そしてあなたの新天地での活躍を心より期待しています。いつかまたシカゴに戻ってきて欲しいです。

  2. ber

    管理人さん、翻訳ありがとうございます。

    ローズドラマ第2章が始まりますね。
    彼のシカゴでの勇姿を忘れません。

    ニューヨークでも彼が活躍して輝くのを祈ります。
    ありがとうD-ROSE!!!!!

  3. 匿名

    ただのレイプマンに哀れみなど不要なり。

  4. 2K

    ついでにノアもニックスに行ってほしい。ローズの安定剤になる気がする。
    KDの動向が気になる一方

  5. 匿名

    カークみたいにまた帰ってくるといいな

  6. うどん

    ローズを初めて見たNCAAファイナルからトレードされた日まで、良い時も悪い時も応援してきた自分にとってローズのトレードを頭の中では理解していても、心の中でまだ信じられないでいました、けどこの翻訳記事を読んでやっと現実を受け止める事が出来ました。今までありがとうローズ。

  7. 通りすがり

    お金が沢山貰って休みが多く取れればどこでもいいんでしょ
    怪我をした次のシーズン、医者のOKを無視してベンチにから動こうとしなかったカス
    お似合いの場所に行けて良かった良かった

  8. 匿名

    悲しいニュースです
    ケガ前のローズは永久欠番になると思っていました
    ケガ後も、試合中ですら自転車を漕ぎアップする姿にも、支持多数だったと思います。

    エルトンブランドとロンアーテストに夢を託し
    代わりのタイソンチャンドラーとエディーカリーを長い目で見ようと暖かく見守り
    今回フランチャイズプレイヤーを放出したブルズ

    宿敵ニックスにはフィルジャクソンが居り、噂ではノアが移籍するかもと

    ニックスファンに変わろうかな… 冗談ですが

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