試合スタッツ(ESPN)
Associated Pressを翻訳
ルディー・ゲイ24得点で、怪我人続出のブルズ敗戦
メンフィス-(現地:2012年1月16日) メンフィス・グリズリーズのマイク・コンリーはシカゴ・ブルズ戦が始まる前にチームメートにこう言った。
「「前の試合のことを忘れちゃだめだ」みんなには最後そう言ったんだ。「あの試合はとてもみっともない敗戦だった、全力でプレイして全てを出し切ろう」ってね。」とコンリーは語った。
元日にブルズに40点差で負けたグリズリーズは、102-86でシカゴを相手に復讐を果たした。
「みんなそれを心に刻んだようだね、特に開始6-7分は。」とコンリー。
ルディー・ゲイが24得点、コンリーが20得点8アシストの活躍でメンフィスはシカゴの5連勝をストップ。ブルズはスター選手デリック・ローズを左足親指の怪我でここ4試合で2回目の欠場で失ったのが大きかった。
2週間前のシカゴでの104-64という大敗と比べると全く違う結果となった。
「Dローズがいないという機会にうまくつけこめたよ」とコンリーは述べた。
メンフィスはマーク・ガソルが19得点10リバウンド、マリース・スペイツが16得点12リバウンドで、連勝を3と伸ばした。ゲイは18本中11本のシュート決め、ガソルとコンリーは共に13本中9本決めた。
メンフィスのライオネル・ホリンズは「良いエネルギーと集中力を持って試合を始めることができた。ディフェンスがとてもよかった」と振り返る。
ブルズはルオル・デンが20得点、復帰したCJ・ワトソンが17得点、タージ・ギブソンが16得点。カルロス・ブーザーが13得点(ただし全て前半で)と7リバウンドに終わった。
「メンタル面での準備が足りていなかった。相手がああいうゲームをしてくるのはわかっていたことのはずだった。NBAであんな大勝をあげたら、次戦での復讐をまちわびているものなんだ。もっとしっかり準備していなくちゃならない。」とデンはメンフィスの猛攻について語った。
ブルズは第3Q中に一気に追い上げ、第4Q早めにリードを9点にまで削ったが、それ以上近づくことができなかった。
メンフィスは前半シュートこそは良かったものの、ボール運びでミスが多かった。しかし第2Qで多少そこを調整し、リードを一気に広げた。
ギルズリーズは第1Q中8回もターンオーバーしたが、78%という驚異的なシュート率で58-38のリードでハーフタイムを迎えた。
第3Q開始早々メンフィスはリードをゲーム最大の69-42としたが、その後シカゴはワトソンやギブソンの活躍で一気に攻め立て、グリズリーズのミスやシュートファウルを誘発。
Q終了時にはメンフィスのリードは11まで減っていた。ブルズは最終Q開始時も激しいディフェンスで応戦しなんとかリードを一桁台にした。
しかしメンフィスはそこからメンフィスの2ゴールなどで9点連続で決め、6:36残すところでリードを92-74と再度広げた。
ここまでリバウンドはリーグ1位だったブルズのトム・シボドー監督は、グリズリーズがリバウンド戦を46-34と勝利したことが敗因の一つと言う。
「良いシュートを打っていた。リバウンドでかなりやられた。ターンオーバーを何度も誘われた。ディフェンスをせず、リバウンドもせず、ターンオーバーをしてるようでは勝つチャンスはあまり無いよ」とシボドーは語った。
Game Notes
- 今日はアメリカはマーティン・ルーサー・キングJr牧師をたたえる祝日(MLKデー)。グリズリーズは毎年この日に試合を行う。試合開始前にNBAの元スター選手ジョージ・ガーヴィンとクライド・ドレクスラーが市民・人権への貢献を讃えられた。メンフィスはMLKデーの成績は5勝5敗。
- ローズはメンフィス大学で1年プレイしている。
- 今日の観客数は18,119人となりメンフィス今シーズン2回目の満席となった。メンフィスはブルズ相手に100点マークした4チーム目。シカゴはホームでは66.8点しか相手に許していないが、アウェイでは93.2点とられている。