ブルズのSFルオル・デンがオーランドで行われる2012 NBAオールスターゲームの控え選手として選出された。チームメートのデリック・ローズはすでにファン投票で先発出場が決定しており、共に出場となる。
発表は現地木曜夜にTNT局で行われた。
デンは今シーズン21試合で平均16.0点、キャリアハイとなる7.3リバウンド、2.3アシスト、1.2スティール、チーム最多の出場時間38.0分。
左手首の怪我で7試合欠場した際には、チーへの影響が大きくブルズはその間4勝3敗だった。デンが出場した試合ではシカゴは今シーズン18勝3敗。
デンがオールスターに出場することにより、マイケル・ジョーダンとスコッティー・ピッペンが1997年に共に出場して以来のブルズからのダブル選出となる。
残りの東カンファレンスの控え選手は：クリス・ボッシュ（マイアミ）、ジョー・ジョンソン（アトランタ）、ロイ・ヒバート（インディアナ）、ポール・ピアース（ボストン）、デロン・ウィリアムズ（ニュージャージー）、アンドレ・イグダラ（フィラデルフィア）。
西カンファレンスの控え選手は：ケビン・ラブ（ミネソタ）、ラマーカス・アルドリッジ（ポートランド）、ラッセル・ウェストブルック（オクラホマ シティー）、ダーク・ノヴィツキー（ダラス）、トニー・パーカー（サン アントニオ）、スティーブ・ナッシュ（フェニックス）、マーク・ガソル（メンフィス）。
オールスターの先発選手はファン投票で行われるが、控え選手は各チームの監督がそれぞれ7名づつ投票して行う。ガード２人、フォワード２人、センター１人、ポジション問わずもう２人選び、自チームの選手には投票ができない。
何らかの理由（怪我など）でオールスター戦に選手が出場できない場合は、コミッショナーのデイビッド・スターンが代わりを選ぶことになっている。
現地水曜、殿堂入り選手であるスコッティー・ピッペンがデンのオールスター入りの妥当性を唱えていた。
「ルー（デンの相性）はあまりそういった賞とかの心配はしないタイプだと思う。デリック（ローズ）やこのチームの他の選手もそうだけど勝つ事が第一にあるんだ。それでも選出されることは選手にとって意味のある事だし、達成感もある。」とピッペンはデンについて語った。
「オールスターになる為にプレイし続けなれない選手だっているよ。乗り越えられない大きな障害になりえる。オールスター戦自体も、選出されてトッププレイヤー達と方を並べられることを証明しないといけない。ルーはそれはやりたいと思っていると思うよ。彼は自分がリーグのトップSFの一人だと思っているだろうから、オールスターに選出されればそれを裏付けることになる」とピッペンは続けた。
一方、トム・シボドー監督も3人目のブルズ関係者としてオールスターに関わる事になりそうだ。現地水曜2月15日時点でブルズが東1位の成績を保っていれば、シボドーは東カンファレンスの監督の役目につくことになる。現時点でシカゴはマイアミ相手に2ゲーム差つけている。
2012 NBAオールスターゲームは2012年2月26日にオーランドのアムウェイ・センターにて行われる。
元記事：Bulls’ Deng earns first NBA All-Star birth｜Chicago Bulls
