Nuccio DiNuzzo/Chicago Tribune
ここまで誰もが予想していなかった2勝0敗と好調なマジックを倒しブルズは3勝1敗!先日の全くシュートの入らない試合からはうってかわって、この日は大事なところでしっかりとジャンプシュートが決まり勝利しました。特に第4Qの流れは素晴らしく、ディフェンスからの速攻、ブロックからのジャンプシュート、と攻守が噛み合って非常に良いプレイが続きました。

デンとノアの活躍がとっくに目立っていましたね。ジャンプシュートがとても冴えていました。ノアは連続でデイビスをブロックしたりと、非常にエキサイトしたプレイをみせてくれました。

途中何度もするするとインサイドに入られ得点されていたのが少し気になりました。前の試合もそうだったのですが、昨年に比べてゴールしたに入られてしまうケースが増えている気がします。アシックがいないのがこういう所で少し響いているのかもしれません。まだ新しいメンバーとのディフェンスのローテーションが確率していないだけかもしれないので、シーズンが進むにつれ改善されていくことに期待します。

余談ですが、ユナイテッド・センターではブルズが100点以上記録すると観客全員にビッグマック無料券が与えられます。99点目から3本フリースローで大台に乗せるチャンスがあったのですが、ノアが1本、そしてカークがまさかの2本外してしまい観客から軽いブーイングをくらっていました(笑)。勝ちが確定していると残り数秒はシュートを打たずにボールをキープして終わるのが普通なのですが、申し訳ないと思ったのかノアがスリーを打っていたのには笑いました。見事に外していましたが。その後シボドー監督に馬鹿なプレイをして申し訳ないと謝ったそうです。

Game Stats

CHICAGO – 少なくとも第4Q開始までは、今シーズンのサプライズチームとして注目されていたオーランド・マジックのようだった。

しかしそこからは、シカゴ・ブルズが正しいレシピを見つけたようだった。

23得点したルオル・デンは後半に15得点しシカゴ・ブルズをオーランド相手に99-93の勝利に導いた。マジックは今シーズン初黒星。

デンとネイト・ロビンソンが中心となりシカゴは後半に15-2のランを決め、5点ビハインドから一気に8点差のリードを作った。第4Q序盤にロビンソンが2連続ジャンパーを決め74-70とし、第3Q中盤以来のリードを奪った。

「うまくプレイを実行し続けることができた。ネイトが彼の得意なシュートを作ったり、チームのとっている作戦をその都度うまく実行してくれたと思う」とデンは述べた。

終盤デンは先発メンバーのジョアキム・ノアと、ロビンソン、ジミー・バトラー、タージ・ギブソンら3人の控えメンバーと共に試合を支配した。

「終盤プレイしていた選手達、タージやジミーが原動力となってくれた。ネイトもとても良かったね。後半のほうが必死にプレイしているように感じた」とブルズのトム・シボドー監督は語った。

シカゴはノアが20得点9リバウンド5ブロックと大活躍。ロビンソンもベンチから11得点6アシストと貢献した。 試合残り2:35でロビンソンが決めたレイアップでシカゴは91-81とこのゲームで最も大きいリードを作った。

「勝てれば良いんだけど、まだまだもっと良いプレイをしなければならない。もっと強い相手には今日の様なプレイでは勝てない。常に戦い続けなければならない。しかしマジックはとても過小評価されているチームだと思うよ。とても攻撃力があるし、コートを広く使うのがうまい。今日は良い勝ちだった」とノアは語った。

マジックはアーロン・アフラロが28得点、その内19得点を後半に獲得した。エトゥアン・ムーアはキャリアハイの17得点を記録。

「第4Qにうちがオフェンスで一時的に停止してしまっている間に相手にどんどんシュートを決めさせてしまった。勝てる試合だと思っていたから残念だ」とアフラロはコメントした。

ここまで平均25.5点でNBA得点ランキング4位につけていたグレン・デイビスは16得点したものの、22本中7本しかシュートが決められずファウルアウトもした。

「ブルズは、うちらにうちのゲームをさせてくれなかった。相手を評価しないといけないな。素晴らしいディフェンスをするチームだ」とデイビスは語った。

この夏スターセンターのドワイト・ハワードがレイカーズに移籍したオーランドは、周りの予想を覆すかのようにシーズンを2勝0敗でスタートしていた。もし3勝0敗としていたら、チーム史上4度目となるはずだった。

「1対1の試合をしちゃ駄目なんだ。ボールをしっかり回していた時は良いシュートを打てていた。1対1の展開が増えるようになってから、一気にシュートセレクションが悪くなっていった」とオーランドのジャック・ヴォーン監督は振り返った。

第3Q終盤、ブルズが猛チャージをかけるまでマジックは70-65とリードしていた。試合残り10:58でデンがジャンプシュートを決め同点にした。その後ロビンソンが速攻からのレイアップを決めた。

「うちらの方が勝利に貪欲だったのだと思う。 試合終盤、うちらのほうが必死にプレイしていた。監督は何としてでも勝てと言っていたからね、必死に頑張り抜いたんだ」とロビンソンは語った。

残り1分でアフラロがスリーを決めリードを4点まで縮めたが、シカゴは最後までリードをゆずることはなかった。残り39秒でギブソンがダンクとファウル分のフリースローを決め、ブルズは勝利を確実にした。

第2Q、ムーアの7得点の活躍でマジックは一時7点リードしていたが、前半終了時にリチャード・ハミルトンがブザービーターを決めリードを48-45へと縮めた。

序盤、ここまで非常に好調なJ.J.レディックがスリーと中距離のジャンプシュートを決め好調さを維持していた。レディックは開幕から2試合で25本中16本のシュートを決めていた。

しかしその2本を決めてからは、第4Qにスリーを決めるまで7本中1本しか決められなかった。後半からバトラーがディフェンスについたのが大きかった。

「勝つ方法をなんとかみつけだしたんだ。終盤必死にプレイした。ジミー(バトラー)が良い火付け役になってくれた」とノアはコメントした。

先日ニューオリンズ戦を落とし、次にユナイテッド・センターでオクラホマ・シティー戦が控えるブルズにとっては貴重な勝利となった。ブルズは2010年3月1日から9日の間に5連敗をして以来、ホームで連敗を記録していない。

「とてもタフな試合だった。相手は好調でうちは前試合で負けていた。勝たないといけない試合だった。2連敗してからオクラホマ(シティー)を迎えたくないからね。チームにとって第4Qはとても良かった」とデンは語った。

Game Notes

  • オーランドのPGジャミール・ネルソンは右ハムストリングと股関節の張りで2試合続けて欠場した。その日判断とされている。
  • 会場は満員とアナウンスされていたが、いつものユナイテッド・センターよりは空席が目立っていた。選挙があったことと、デリック・ローズの欠場、そしてシカゴはこの日小雨で寒かったのが影響したのだろう。
  • 昼間オバマ大統領とバスケの試合を行ったスコッティー・ピッペンが奥さんと一緒にコートサイドで観戦した。
  • 負けながらも、マジックは19本中8本のスリーを決めた。マジックはここまでスリー成功率を53.8%としていた。

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