この試合はとにかくポール・ジョージにやられた、という印象が強かったです。決して彼に対するディフェンスが悪かったわけではありません。むしろべったりくっついて良いディフェンスをしていたのですが、次から次へと難しいシュートを決め続けられたしまいました。

終盤大事なシーンで目を疑うようなノーコールなどもありましたが、敗戦はそれだけで原因とは言い難いです。オフェンスがあまり機能しておらず、相変わらずターンオーバー数も多かったです。途中ネイトの活躍で盛り返しましたが、もはやパターン化してきたネイト活躍後のネイトのミス連発で状況は悪くなってしまいました。

すっかり今年の課題となってしまいました。海外では「Good Nate, Bad Nate」と言われています。途中シュートを連続で決めたりと大活躍するのですが、その後理解不能のシュート判断やターンオーバーを続けてしまうという現象です。ネイトはシュートが決まり始めると、自分が全てやらないとみたいなモードに突入してしまい、無理なシュートや無理なパスで状況を悪くしてしまう事が本当に多いのです。

他にも、ここ数試合やっと調子をあげてきたかと思っていたタージ・ギブソンがこの試合さっぱりだったりと、敗戦の理由が多数あります。これからすぐまたキャブス戦と練習で立て直す時間はないのですが、連敗は避けたいところです。

Game Stats

Photo by Jonathan Daniel/Getty Images
以下Associated Press記事翻訳
CHICAGO – ポール・ジョージが34得点9リバウンドの活躍でシカゴ・ブルズ相手にインディアナ・ペイサーズを80-76の勝利に導いた。

ロイ・ヒバートを10得点11リバウンドと貢献し、インディアナは4試合のアウェイ戦を3勝で終えた。

ブルズは今シーズン初の3連勝とはならなかった。インディアナの得点リーダーであるデイビッド・ウェストを封じることは出来たが、ジョージがその分手に負えなかった。

ジョージは第1Qにジョージ・ヒルの外したスリーを掴み力強いダンクを含む10得点。11月21日のニューオリンズ戦のキャリアハイとなる37得点以来のベストパフォーマンスとなった。ジョージは先日のゴールデン・ステイト戦では7本全てのシュートを外し無得点だった。

第4Q中盤、ネイト・ロビンソンが3度連続で得点し観客をわかせた。彼のスリーでブルズは65-64と1点差まで詰め寄り、2本連続でレイアップを決め第3Q初め以来のリードをもたらしたが、ブルズは勝利を掴むことはできなかった。

ブルズのベンチが記録した25得点中19得点をロビンソンが獲得した。カルロス・ブーザーはここ9試合中7試合目のダブルダブルとなる14得点10リバウンド。

試合開始からブーザーがウェスト相手に連続得点したが、そこからペイサーズが10-0のランで反撃。カーク・ハインリックのスリーでなんとか止めた。

ウェストは9試合連続で二桁得点したが、この日の10得点はここ6試合で平均している23.0点には及ばなかった。6試合中30得点以上を2回記録している。

ウェストはシカゴを不得意とする歴史があり、対ブルズ戦ここ5試合で平均わずか11得点だ。

インディアナは前半シュート率がわずか31.6%、スリーは5本中1本しか決まらなかった。ペイサーズは試合を通しても10本中2本しかスリーが決まらなかったが、インサイドからの得点は後半40%まで上げた。

シカゴはこの試合38.4%のシュート率だった。

インディアナ(非得点平均90.9点)とシカゴ(94.4)と共にリーグ屈指のディフェンスチームなためシュート率の低いゲームは予想されていた。

シカゴは前半相手から7度のターンオーバーを引き出し、ハーフタイムを2点リードで迎えtあ。ハインリックがヒバートからスティール、マルコ・ベリネリの速攻レイアップをアシストし35-35の同点から2点リードをもたらした。

ヒバートは前半わずか2得点とふるわなかったが、第3Qに自身のサイズを利用し貢献した。インディアナはこのQを25-18と勝利。

この日、怪我で欠場したリチャード・ハミルトンの代わりに先発したマルコ・ベリネリは、ブルズとして初先発で6得点1アシスト1ターンオーバーと平均的な活躍だった。ハミルトンは先日のフィラデルフィア戦で左の足底筋膜断裂で復帰は未定とされている。

ハミルトンの怪我で、ブルズのガード層は更に薄くなってしまった。前MVPでスターガードのデリック・ローズも現在ACL断裂からのリハビリ中だ。

Game Notes

  • 試合前にローズがシュート練習しているのを目撃されたが、ブルズのトム・シボドー監督は慎重な姿勢を崩さなかった。「デリックはリハビリに集中している。我々は次の相手に集中している。彼は大丈夫だ。」とシボドーは語った。
  • ペイサーズのフランク・ヴォーゲル監督は、フォワードのタイラー・ハンズボローが出場時間減少への対応に苦難していることを認めた。ハンズボローはここまでわずか平均6.5分の出場時間で、ゴールデンステイト戦は5本全てのシュートを外し無得点に終わった。「自分でなんとか乗り越えないとだめだ」とヴォーゲル監督はコメントした。

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