今日はもうノアノアノア!!!っていう試合でした。前半はピストンズのガード陣、スタッキーとナイトにやられ放題。ディフェンスどした!っていう状態でしたが、途中から持ち直し相手のターンオーバーを誘いながら一気にランを決めなんとか相手リードを一桁に戻しながらハーフタイムを迎えました。この時点でノアはすでにダブルダブルを記録、ビッグゲームの予感を漂わせていました。

後半色々とかみ合い始めたブルズはノアの大活躍を筆頭に先発陣がバランスのとれた得点でリードを奪い試合を決めてくれました。特にノア・ブーザー・デンのフロントコートがとてもよかったです。そしてベリネリも2試合連続で良い活躍をしてくれました。「あれはコーバー?ハミルトン?」と思わせるような複数のスクリーンを使いながらのキャッチ&シュートを見せてくれました。

ちなみにブルズとしての30点以上20リバウンド以上の試合は2004年のマーカス・ファイザー(!)以来となかなかレアな試合を見ることができました。オールスターメンバーの選定時にこの試合はかなりプラスな材料になりそうですね。

さて次は永遠のライバルであるNYニックスとの試合です。今季かなり好調で昨日ヒート相手に20点差勝利をおさめたばかりのチームですから勢いにのっています。ブルズも今日の勢いを持ち込んでディフェンスをしっかりやって勝利したいところです!

1Q 2Q 3Q 4Q Total
Chicago Bulls (10-8) 26 24 28 30 108
Detroit Pistons (6-15) 30 25 19 30 104
Game Stats

Rick Osentoski-USA TODAY Sports
以下Associated Press記事翻訳
AUBURN HILLS, Mich. – 前半途中、スコアラーの机の横で試合に戻るのを待つジョアキム・ノアは明らかにチームのパフォーマンスに不満をあらわにしていた。

デトロイト・ピストンズはシカゴ・ブルズ相手に良いようにプレイしていた。しかしノアの夜はまだ始まったばかりだった。

ノア「試合開始からうちのエネルギーが低いなと感じていたんだ。観客が少ない少しテンションが落ちてしまうのは人間の条件反射なんだろう。うまく持ち直すことが出来たと思う。」

ノアは30得点23リバウンドの大活躍。どちらも自身キャリアハイを達成し、ブルズをデトロイト相手に108-104の勝利に導いた。ブルズはピストンズ相手に16連勝だ。

ノア「こんな数字を達成できるなんてクレイジーだね。序盤ティップインをたくさんミスしていたんだけど、会場によってたまにそういうのがリバウンドとしてカウントされたりされなかったりするんだ。カウントされていて良かったよ。」

シカゴは第2Qに最大17点ものリードを奪われていたが、前半終了にかけてブルズは追い上げ始め第4Qまでには試合を支配していた。

シカゴは先発メンバー全員が二桁得点。カルロス・ブーザーが24得点、ルオル・デンとマルコ・ベリネリがそれぞれ16得点した。

デトロイトはロドニー・スタッキーが24得点、ブランドン・ナイトが21得点。ピストンズはこの試合28リバウンド、チーム総出でもノアよりわずか5本多いだけの数となった。

ローレンス・フランク「ノアは前半後半両方でダブルダブルを記録しているんだ。それはもう努力の賜物だ。チームは彼のためのプレイを実行していないのに彼は30得点23リバウンドしたんだ。」

ノアの以前までのキャリアハイは26得点と21リバウンドだった。会場にベン・ワレスがいたことがモチベーションになったと彼は語る。ワレスは元ピストンズでありながら、ノアのルーキー時代にブルズでもプレイしていた。

ノア「俺の先輩だ。彼がいることはとても意味があった。彼から沢山の事を学んだよ。」

第4Q途中、ノアがオフェンスリバウンドを掴みファウルされながらレイアップを決め試合は82-82の同点とした。スリーポイントプレイ後もピストンズはくらいついていたが、ノアが更にオフェンスリバウンドからブーザーへのアシストがダンクにつながりブルズは100-93のリードを作った。

デンのスリーでリードは10点。最後の1分で両チームともにドタバタし最終スコアはわずかな得点差だが、試合はほぼ決まっていた。

ノアの10オフェンスリバウンドはピストンズチームとしての5本の倍。ノアとブーザーは共に19本中12本のシュートを決め、ディフェンスがあまり良くないこの試合で充分な得点力を提供した。

シカゴはここまでスターポイントガードであるデリック・ローズを怪我で欠いている。リチャード・ハミルトンも左足の怪我でここ3試合欠場中。

デトロイトが最後にシカゴ相手に勝利したのは2008年12月23日。前半だけならピストンズはこの不名誉な記録を止められるかのように思えた。前半54%のシュート率で第2Q最大17点差までリードを広げていた。

トム・シボドー監督「第2Qは大醜態だった。ピック&ロール、カット、全てやられた。ただボールを見てるだけで注意力が欠如していた。」

しかしシカゴは第2Q終盤12-0のランを決めハーフタイムを55-50で迎えた。ブルズはカーク・ハインリックのスリーで71-70とようやくリードを奪取。第3Q終了時にシカゴは78-74とリードしていた。

テイショーン・プリンス「何が苛立たしいかっていうと、この連敗中うちはいつも80点台、時には70点台に押さえ込まれていたんだ。今日は104点も取ったのにそれでも勝てなかった。オフェンスはとても良かったんだがディフェンスでやられてしまった。相手のシュートミスを誘えてもノアがすぐボールを生かしてしまう。うちは28リバウンドしたが彼は一人で23リバウンド、それが全てを物語っているよ。」

Game Notes

  • ノアは更に6アシストも記録。
  • デトロイトのグレッグ・モンローは13得点5リバウンド。かろうじて連続5リバウンド以上記録を112と更新した。

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