今日は決して満足のいくような内容ではありませんでしたが、連敗をとめての勝利なので良かったです。しばらく怪我で離脱していたハミルトンも帰ってきたのは大きいですね。わずか15分の出場でしたが9得点とここ数試合ブルズに欠如していた得点力の片鱗をみせてくれました。ただ怪我の多い選手なのでゆっくり使ってほしいですね。
ベリネリが控えにまわりながらもしっかりと先発並の活躍をしてくれたので安心しました。ハミルトンが復帰してベンチに戻ったらまた調子を崩してしまうんじゃないかと心配していましたが、その心配は幸い無駄に終わりそうです。
最近リバウンドをとられることが多いような気がします。今日もオカフォー一人に18リバウンドも奪われてしまいました。シボドーブルズの代名詞であるディフェンスとリバウンドがここ数試合あまり良くないのが気がかりです。次はボブキャッツ戦で決して強敵といえる相手ではないので、そこで更に立て直せると良いのですが。
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | Total | |
---|---|---|---|---|---|
Washington Wizards (4-24) | 26 | 13 | 24 | 14 | 77 |
Chicago Bulls (16-12) | 22 | 23 | 25 | 17 | 87 |
Game Stats |
以下Associated Press記事翻訳
CHICAGO – マルコ・ベリネリはシカゴ・ブルズにとってベンチからでも戦力になれることを証明した。
ベリネリはこの試合控えの役割に戻りながらも、チーム最多の17得点でワシントン・ウィザーズ相手にブルズを87-77の勝利へと導いた。
カルロス・ブーザーも15得点12リバウンドと貢献したブルズ(16勝12敗)は連敗を2で止めた。先日のヒューストン戦で右足首を痛めたルオル・デンは11得点した。
リーグ最下位のウィザーズ(4勝24敗)はブラッドリー・ビールが14得点でチーム最多。
リチャード・ハミルトンが怪我から先発復帰したため控えにまわったベリネリは16本中7本のシュートを決めた。ハミルトンは足底筋膜断裂で12試合連続欠場していた。
トム・シボドー監督「マルコは素晴らしかった。しばらく良い状態でプレイしていたからね。重要なシュートやプレイを決めてくれた。」
ハミルトン離脱後、ベリネリは12試合の先発で平均15.3得点と活躍。それまでは控えとしての14試合で平均5点だった。
7月にブルズとFA契約したベリネリは、チームに慣れていくうちに自信がついていったと語った。
ベリネリ「シーズン開幕からの数週間は少し緊張していて、自分にあまり自信がなかったんだ。」
ケヴィン・セラフィンが12得点、エメカ・オカフォーが11得点18リバウンドしたワシントンはここ10試合で9敗目だ。
ウィザーズはリバウンド数では56-49とブルズを上回った。
オカフォー「振り向くとボールが手に落ちてきてたんだ。タイミングが良かったことが多かった。最初はそうじゃなかったんだけどね。序盤は実は全然リバウンドがとれなかったんだけど、試合が進むにつれ流れを見いだすことができた。」
平均16得点でウィザーズの得点リーダーであるジョーダン・クロフォードは左足首の怪我で欠場した。
試合残り5:19でシェルヴィン・マックが外したフリースローをオカフォーが拾い得点しウィザーズは3点差まで詰め寄った。しかしベリネリがスリーを決め、ブーザーがジャンプシュートを沈めブルズは84-77へとリードを広げた。
ジョアキム・ノア「華麗な試合ではなかったな。両チームともシュート率はあまりよくなかった。まだまだもっと良いプレイをしないといけないし、攻守の切り替えでもっと声を出して行かないといけない。まだうちは発展途上なんだ。とりあえず勝てたことが嬉しいよ。」
両チームともシュートが不調でシカゴが39%、ウィザーズが37%に終わった。ワシントンは第1Qに26得点してから、残りの3Qあわせて51得点しかできなかった。
ランディ・ウィットマン監督「またシュートがうまく出来ない試合だった。相手はとても守備の良いチームだ。シュートは自ずと難しくなる。」
ブルズはペイサーズ戦がインディアナポリスを襲った大雪で延期されたため、現地火曜日以来試合を行っていなかった。
シカゴは前半シュート率39%ながらもハーフタイムを45-39のリードで迎えた。デンが得点リーダーで9得点。ウィザーズはセラフィンが10得点。
第3Qか意志からブルズは11-4のランを決めリードを56-43へと一気に広げた。ウィザーズはそこから15-4のランで反撃しQ残り3:35で2点差まで詰め寄った。しかしノアのティップイン、カーク・ハインリックのスリー、ベリネリのダンクなどでシカゴは再度リードを広げ9点差とした。
最終Q序盤ワシントンはまたもおやリードを3点にまで縮めたが、シカゴはまた反撃。ネイト・ロビンソンがレイアップ、ベリネリがスリーを決めブルズはリードを8点差に戻した。
シボドーはシーズンが進むにつれベリネリが自信をつけていっているとコメント。
シボドー監督「新しいチームに来る選手だったからね、馴染もうとしていたんだ。新しいシステムを学ぼうとしていた。既にリーグでは良い選手だということを証明していたからね、活躍するのは時間の問題だった。チームメートの理解が深まり、彼へのチームメートからの理解も深まれば彼は良い。色んな方法で得点ができる。」
ウィザーズは序盤良いスタートを切った。最大8点差のリードをつけ、第1Qを26-22と制した。
しかし第2Qではシュートがまるで入らず21本中4本しか決めることが出来なかった。
ウィザーズはマックの代わりにガレット・テンプルがガードで先発した。テンプルは現地火曜にワシントンと契約し、金曜のオーランド戦では13得点し8連敗を止める勝利に貢献した。
ハミルトンはこの日15分の出場で9得点。シボドーはハミルトンの結果に満足し、特に後半リズムを掴んだベテランの動きを称賛した。
シボドー監督「彼の活躍は必要だ。彼のシュートが必要だ。彼の得点が必要だ。」
ハミルトンは試合開始から5本中2本のシュートを決め、Q残り4:38の時点でベリネリと交代した。ベリネリは前半6得点した。
ベリネリ「第1Q、ディフェンスとオフェンスに活力を注入しようと頑張った。今夜は良かった。」
Game Notes
- ワシントンは今シーズンのアウェイ戦で1勝13敗。
- ウィザーズはシカゴの試合ここ15戦中12敗しているが、昨年の4月には87-84でブルズに勝利している。