ノアがインフルエンザで欠場する中、ブーザーとギブソンがしっかりと穴を埋めてくれました。ここ数試合どこいったんだというくらい行方不明だったブルズのオンフェスですが、この日はブーザーがシーズンハイとなる31得点、ギブソンも21得点10リバウンドと大活躍。今シーズンどうもプレイが安定しないギブソンでしたが、ノアのいない中しっかりと活躍してくれました。
18点差と大きくリードしながら終盤接戦にまでもつれこまれてしまったのはいただけませんでしたが、そのまま負けてしまう試合が多かったなか、なんとか勝利をひねりだしてくれたのは大きいです。
まだ48分間フルで戦えるレベルには達していませんが、この試合は要所要所で良い時間帯が見れたので収穫です。次はあのマイアミでの試合です。ノアの風邪が治ってくれるといいのですが。。勝ってからの試合と負けてからの試合では全然勢いが違うのでまずはよしとしましょう!
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | Total | |
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Chicago Bulls (17-13) | 29 | 25 | 28 | 14 | 96 |
Orlando Magic (12-20) | 28 | 18 | 25 | 23 | 94 |
Game Stats |
以下Associated Press記事翻訳
ORLANDO – シカゴ・ブルズはここ数週間まるで自分たちでないかのように感じていた。
勝っておきたかった試合で勝利をあげたことで、元に戻れることに期待しているようだ。
カルロス・ブーザーがシーズンハイとなる31得点と11リバウンド、ルオル・デンが23得点しブルズはオーランド・マジックに96-94で勝利した。
センターのジョアキム・ノアを欠いたブルズはタージ・ギブソンが21得点10リバウンドと穴を埋めた。シカゴはノアのいない中37-34とリバウンド数で負けたが、ペイント内での得点はフロントコート選手の怪我で悩むマジックに42-32と上回った。
試合終了間近にジャミーア・ネルソンが同点シュートを外し、オーランドは7連敗が確定した。ホームでも5連敗だ。
ブーザー「今シーズンはずっと誰かが怪我しているからね。今日はジョアキムもいなかったけどタージが代わりに入ってとんでもないゲームをみせてくれたと思う。ルオルはいつものオールスター級のパフォーマンス。最後全力で相手の攻撃を跳ね返すことができた。終盤本当に止めないといけない時にうまく止めることが出来た。」
ネルソンは腰の痛みで2試合欠場してからの復帰でシーズンハイとなる32得点を記録した。ニコラ・ブーチェビッチが20得点12リバウンド、アーロン・アフラロが19得点した。
マジックはグレン・デイヴィスが欠場した試合は0勝7敗となった。デイヴィスは左肩の捻挫のリハビリでもう数週間は欠場する予定だ。
ジャック・ヴォーン監督「グレンがいるといないでは違うチームになってしまうということは全員が認めることだと思うよ。しかしもう全員グレンはしばらくプレイしないんだという事を理解しチームとしてもっと結束しないといけない。」
ヴォーンは2試合連続でモーリス・ハークレスを起用しなかった。しかし監督はヒド・ターコルーが怪我している間に先発をまかされたルーキーにしっかり休養を与えるための判断だと強調した。
しかしオーランドは現地土曜にアトランティック・ディヴィジョン1位のニューヨーク・ニックスとの対戦を控え、駒不足をなんとか埋める方法を見出さなければならない。
ブーチェビッチ「それは(第4Qでの努力)絶対にしないといけないことだ。うちはギブアップはしない。チームとして結束している。今後で役に立ってくる要素だと思っている。」
ノアがインフルエンザで(正確にはインフルのような症状)チームが宿泊しているホテルの部屋からの観戦となったものの、先日左膝痛で欠場したカーク・ハインリックは復帰した。ハインリックのシュート力とハンドリングのおかげでコートを広く使うことが可能になり、小さいラインナップで挑んでいたマジックに対してインサイドからの攻撃を容易にした。
デイヴィスの欠場と怪我気味のグスターヴォ・アイヨン(太もも痛)につけ込み、デン、ブーザー、ギブソン等シカゴのフロントコート陣はマジックのフロントコート相手に75-30と圧倒した。
トム・シボドー監督「良くはなったけどまだまだ必要あるレベルには達していない。オフェンスのエネルギーは充分あったようだけどディフェンスのエネルギーがまだまだ不足していた。良くはなってきているが、今夜よりももっと良くなければならない。」
ブルズは第3Qに最大18点差のリードをつけていたが、マジックが13-6のランで82-71で第4Qを迎えた。
サイズ差のハンデがありながらも、オーランドはリバウンドで競り終盤までくらいついた。
ネルソンが5連続得点しリードを6点にまで縮め、ブーチェビッチが2本連続でレイアップを決め残り5:12で86-84まで詰め寄った。
しかしそこからマジックが停滞しブルズが8連続得点しリードを再び94-84へと広げた。
J.J.レディックがスリーを、ブーチェビッチがダンクを決めオーランドが再生。ブルズのミスの後にレディックがアフラロのコーナーからのスリーをアシストし、残り46.3秒でブルズのリードは94-92に。
ブルズがまた外すも、ネルソンのレイアップをギブソンがブロックしボールはそのまま外に。残り11.3秒でマジックのポゼッション。ネルソンがゴールに切り込み、バランスを崩しながらのフローターを放つもリムに弾かれた。
デンがリバウンドを掴み、フリースローを2本決め残り4.2秒でブルズは勝利を納めた。
前半ブルズのフロントコートはマジック相手に37-15と上回り、ブルズはハーフタイムを54-46で迎えた。ブーザーが特にアクティブで、前半だけで11本中8本のシュートを決め17得点。ブルズはペイント内でも20-14と相手を上回っていた。
ギブソン「でかい勝利だった。多くの選手が怪我して離脱していたからね。なんとかチームとして結束し1つになり、1試合づつこなしていくしかないんだ。後半のプレイや終盤なんとかやりとげることが出来たのはかなり大きかった。」
Game Notes
- ブーチェビッチのダブルダブルは今シーズン14個目。
- ブルズのフォワード、ウラジミール・ラドマノヴィッチは3試合連続インフルのような症状で欠場した。
- マジックのガード、エトゥアン・ムーアは左肘の捻挫で3試合連続欠場。