非常に悔しい敗戦となってしまいました。ローズ、ハインリック、タージ、ハミルトンが欠場する中、ベンチ陣の奮起もあり最後までわからない試合でした。前半からナジー、ラドマノビッチ、ティーグが長く起用される時間帯がありながらも、それぞれしっかりと活躍してくれました。しかしやはタージの欠場とブーザーの不調が響き、ウェストに良いようにやられてしまいました。
ベリネリとバトラーが共に20得点と活躍してくれましたね。特にバトラーが3本も重要なスリーを決めるなど、今後の彼の可能性を見せてくれるようなプレイでした。順調に成長しているのがよくわかります。ベリネリも悪くなかったのですが、最後の最後でまだ8秒近く残っている中無茶なスリーを打ってしまったりと疑問の残るプレイもありました。しかしこれまで何度もベリネリの苦し紛れシュートに助けられているのであまり強く攻められませんね。
これでペイサーズへの負け越しが決まってしまったのが非常に悔しいです。3月下旬にもう1戦あるので絶対勝ちたいです。
この日デリック・ローズが私服ですが初めてベンチ入りしました。チームメートにとって彼がベンチにいてくれるのはとても嬉しく精神的な支えにもなると思います。試合中ローズは飛び跳ねながら声を出しチームメートを応援し続けていました。やはりベンチから観戦するとアドレナリンも出ると思うので復帰に向けて試合を間近で見るのは良さそうですね。少しづつ復帰が近づいてきたのかなと思わせてくれます。次回のペイサーズ戦ではもしかしたらコート上にいるかもしれません。
次は中2日でのスパーズ戦です。これまた強豪ですが、パーカーが先日怪我で1ヶ月離脱となってしまったのでフル戦力ではありません。ダンカン相手にインサイドが手薄なのはとても心配ですが、また全力プレイでしっかりと挑んでもらいたいです。
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | Total | |
---|---|---|---|---|---|
Chicago Bulls (34-26) | 21 | 19 | 26 | 26 | 92 |
Indiana Pacers (38-22) | 32 | 15 | 22 | 28 | 97 |
Game Stats |
INDIANAPOLIS – デイビッド・ウェストとジョージ・ヒルはペイサーズを優勝候補にするためにインディアナに来た。
そして今彼らはインディアナをプレイオフに向けて導いている。
ウェストがシーズンハイタイとなる31得点、ヒルが21得点し、ペイサーズ最後の9得点を2人で稼ぎ試合終盤シカゴの猛反撃を凌ぎ97-92でセントラル・ディヴィジョン同士の対決を制した。
フランク・ヴォーゲル監督「彼(ウェスト)は意欲でこのチームを導いてくれている。勝つ為なら何でもやるという意欲がとても高く、今夜もそれが明らかだった。」
この勝利でペイサーズはディヴィジョン・レースが有利になった。
これでディヴィジョン2位のシカゴ相手に4ゲーム差となり、同率の場合もシカゴ相手に勝ち越しているためにペイサーズが上になる。インディアナはオールスター戦後、7戦中6勝しており唯一の敗戦はロイ・ヒバートで出場停止処分を受けていた試合だ。残りの22試合中10試合は
12月序盤以降21勝3敗の成績を誇るホームで行われる。
それだけではない。
ペイサーズは東のトップチーム相手に8勝5敗で、ブルズに3勝0敗、マイアミに2勝0敗、ニューヨーク・ニックスに2勝1敗としている。プレイオフ前にブルズはもう1戦控えており、3月23日にシカゴで行われる。
ヒル「でかい勝利だ。相手はこのディヴィジョンで首位だったチームなんだからね。ベストになるためには、ベストのチームを倒さないといけないと言われている。今日はそのチャレンジを受け全力でプレイしたんだ。」
ブルズの猛反撃を抑えるためにペイサーズは正に全力が必要だった。
シカゴはマルコ・ベリネリとジミー・バトラーがそれぞれ20得点、ジョアキム・ノアが14得点10リバウンド、ルオル・デンが15得点した。
しかしブルズは、前回のインディアナ戦に続きまたもや人手不足で挑むこととなった。
前回に続きポイントガードのカーク・ハインリックが欠場、今回は右足の怪我。昨シーズンの前十字靭帯断裂からリハビリ中のデリック・ローズは当然欠場。今回はガードのリチャード・ハミルトンが背中下部の怪我でチームに帯同せず、フォワードのタージ・ギブソンも左膝の怪我で欠場した。
ペイサーズはダニー・グレンジャーが今シーズン最初の54試合を欠場する理由となった左膝の怪我を再発させてしまい、この日は後半欠場した。
その差は歴然で、インディアナは序盤から主導権を握りシカゴは終始追いつこうとする展開を余儀なくされた。
しかしブルズのトム・シボドー監督は怪我を言い訳の材料にはしない。
シボドー監督「ここはNBAだ、充分な戦力はある。それよりもしっかりと仕事しないといけないんだ。」
ペイサーズは第1Qを32-21でリード、ハーフタイムを47-40で迎えた。第3Qのこり31.1秒でバトラーがスリーを決めるまでは4点差より近づけることはなかった。シカゴは最終Q序盤にデンが8フィートからシュートを決め初めて同点にした。
ヒルが5連続得点で突き放したからもブルズは反撃し、残り7:04でバトラーが2本フリースローを決め80-80の同点とした。
デン「かなりハードにプレイしチャンスをつかみ取った。何度もそういう状況になったことがあるが、かなりタフなんだ。今夜は最後までやり遂げられなかった。」
ペイサーズは2度目の反撃に対して、相手の連続ターンオーバーを利用し4点奪った。
シカゴは最後の最後に延長戦へ持ち込むためのスリーをベリネリが残り7.8秒で放ったものの外れてしまう。しかしルーズボールがペイサーズに当たりボールは外へ。ブルズにとって最後のチャンスだったがウェストにスティールされ2本のフリースローを決められ決着がついた。
ウェスト「相手はスリーを決めていて、何本かクラッチシュートを決められた。しかしシーズンを通して我々の守備は成長し続けており、プレイを決め重要な局面で相手を止める自信がついてきている。」
追記:2013.3.4 17.58
記事には無かった選手/監督達のコメントをこちらにアップしました。
Game Notes
- ヴォーゲル監督は通算100勝目をあげた。
- シカゴのルーキー、マーキス・ティーグは2得点。地元で行われる試合は2度目だ。
- ポール・ジョージは10得点10リバウンド6アシストで20回目のダブルダブル達成。
- シカゴはインディアナに負け越すのは2003-04年以来。
- ヴォーゲル監督によると、グレンジャーの後半欠場は大事を取ってのものであり、膝への長期的なダメージは無いと述べていた。
こんばんは。残念でした。結果は知っていましたが、観戦しました。もう少し、1Qの失点と2Qのティーグのフリースローはもったいないところでしたね。
今日、勉強したのは、ペイサーズの主力選手が、ウェストとヒルということでした。ウェストは、フィジカル的に頑強で、正確なプレーが印象的でした。
次は、スパーズですが、パーカー不在でも、チーム力は高いので簡単ではないと思いますが、健闘して欲しいところです。
komohisaさん、コメントありがとうございます!
惜しい試合でしたね。普段一緒に長い時間プレイしないメンバーの組み合わせが多い試合だったので、プレイがうまく実行できないシーンが多々ありました。最後のとかもそんな感じでしたね。
ペイサーズはあとポール・ジョージとグレンジャーですかね。グレンジャーは今シーズンずっと怪我で欠場してたのですが、最近復帰しました。昨年まではグレンジャーがリーダーみたいなチームでしたね。
いやー惜しかった。。。負けたのは悔しいですが久々に身震いする試合内容だったので満足してます。今までの負け方が酷かったので、久しぶりにハラハラしました。逆に、よくこのスカスカのロスターでペイサーズ相手に健闘しましたよ。今日もディフェンスは良かったと思います。オフェンスも悪くはないですが、あと一歩のツメがあまかったですね。
昨日も指摘しましたが、ネイトがPGでは、全くオフェンンスが機能しません。ジボドーも後半は全く使わなかったですね。このままだと今後、ネイトのプレータイムは減りますね。
ブーザーも今日はダメでした。ナジーは、地味にシーズンハイの7P。ダンクの後、吠えてましたよww
今日特にうれしかったのは、デンの2本のダンクですよ。今まで地味にレイアップだったのが、目の覚めるトマホークダンク。もういつ以来見たのか忘れたぐらいだったので、興奮しっぱなしでした。
ローズも久々にベンチにいたので、復帰が近いんですかね。では、失礼します。
hide-miさん、コメントありがとうございます。
惜しかったですね…。しかし人手不足ながらも必死のプレイで好調ペイサーズ相手に食い下がってくれたのは良かったですね。
ナジーのダンクはちょっと笑っちゃいましたw でも今日は頑張ってくれた。
デンさんの2本のダンクはどちらも力強くてテンションあがりましたね!
ローズは今月末のヒート戦あたりの復帰が噂されてますね!スパーズにはこの間控えメン中心だったのにもかかわらず、負けてしまったのでぜひリベンジしてほしいです!!!
ジョーダさん、コメントありがとうございます。
ローズの復帰噂はしょっちゅうでてくるので話半分で読んでいますw
スパーズには確かにこないだ控え組にぼこられたので、がつんとやってやりたいですね!
この試合はNHKで観戦できました。
結果は残念でしたが、個人的にとても見どころがおおくて満足でした!
特に、ティーグとバトラーですね。
ティーグは惜しいフリースローミスとか、まだまだ若さが見られましたが、
落ち着いたゲームメイクとディフェンスで、バタバタした1クオーターの展開を、
見事に修正して2、3クオーターの追い上げにつなげました。
この試合で確信しましたが、スタートはネイトじゃなくてティーグで行くべきです!
あとバトラーの3本のスリーはどれも貴重でしたし、
オフェンスリバウンドからのプットバックダンクもあったりと、
ますます成長していますね。
ティーグがスタートなら2番はバトラーで行けると思います。
あとビックリしたのが、ラドマノビッチとモハメッドですね。
「やればできんじゃん!」と思わずテレビの前で叫んでしまいました^^;
ティボドーが頑なに起用しなかったのが不思議ですね。
長くなってしまいましたが、
負けはしたものの、ティボドーの意図的な采配も感じられ、
そこまで気にならない負けでした。
それと、ペイサーズにはヒートを倒してもらわなければならないので、
手負いのブルズなんかに負けられたら困りますからねw
今日のウェストとヒバートの出来だったら、
ヒートのインサイドなんか目じゃないでしょう。
PS.
ベリネリの最後のプレーは確かに「もうちょっとなんとかならなかったのか」って気もしますが、
この試合は彼唯一40分オーバーで獅子奮迅だったと思うので、
そこはおおめに見ることにします^^;
角砂糖さん、コメントありがとうございます。
この試合はNHKでもやっていたみたいですねー。なおさら勝ちたかった!しかし良い試合が見せられたので良かったです。
ティーグとバトラーは共にシーズンが進むにつれ成長していっていますね。特にバトラーは成長のベクトルが振り切ってるんじゃないかってくらい急成長だと思います。3本もスリー決めたの初めてなんじゃないですかね。バトラーの2番は全然ありだと思います。バトラーとデンさんの2,3番コンビって結構良いんですよね。結果も残しているし。