途中良いところもあったんですけどね…終わってみれば18点差のボロ負けでした。やはりポイントガードのポジションが鬼門で、ローズどころかハインリックの穴まで埋めなくてはならずかなり厳しい状態が続いています。第2Qにティーグがキャリア初スリーを決めたりと良いところもあったのですが、オフェンスをしっかり回すという意味ではティーグもネイトもその役を担えませんでした。
前半は得意のディフェンスで相手のミスを誘い接戦にできたのですが、後半はいいようにやられてしまいました。クワイ・レナードが非常にやっかいでしたね。あとはパーカー不在の中、ジノブリがうまい具合にオフェンスを回していました。彼は普段もベンチからのプレイなのでパーカーがいようがいまいが関係ないですね。やはりスパーズは誰が抜けてもシステムがしっかりしているのでしっかりと全員で穴を埋めています。非常にバランスが良い。GMと監督の手腕ですね。ブルズもそこを目指したい…。
2連勝からの2連敗となってしまいました。次はホームでのユタ戦です。順位争いも激しくなってきたのでしっかりと勝っておきたいです。7,8位はなるべく避けて通りたい。
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | Total | |
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Chicago Bulls (34-27) | 23 | 29 | 16 | 15 | 83 |
San Antonio Spurs (48-14) | 22 | 25 | 25 | 29 | 101 |
Game Stats |
SAN ANTONIO – サン・アントニオのグレッグ・ポポビッチ監督は言い訳など許さないため、スパーズの選手達はトニー・パーカーが怪我で離脱しただけでは自己憐憫に浸らない。
逆にサン・アントニオは今気分が良い事だろう。
ティム・ダンカンが18得点10リバウンドし、シカゴ・ブルズに101-83で勝利した。両チーム共に自身のオールスターポイントガードが怪我で欠場した。
マヌ・ジノブリが18得点9アシスト、ティアゴ・スプリッターが13得点10リバウンド、クワイ・レナードが14得点し、サン・アントニオ(48勝14敗)はパーカーが怪我してから3連勝。
パーカーは足首の捻挫で完治まで4週間ほどかかる見込み。デリック・ローズは膝手術後いまだに今シーズンプレイしていない。
サン・アントニオはパーカー離脱後も好調を維持し、シュート率54%で22アシスト記録した。現在リーグトップだ。
ジノブリ「前半はあまり良くなかったが、悪くもなかった。しかし後半は素晴らしかった。攻め続け、ボールをコート全体で回す事ができた。良い守備をするチーム相手にはそれが理想なんだ。そこに関しては非常に満足していいところだと思う。」
ブルズはマルコ・ベリネリが21得点、ルオル・デンが19得点、マーキス・ティーグが11得点、カルロス・ブーザーが10得点した。
シカゴは一時14点差のリードをつけたが、サン・アントニオをディフェンスのレベルを上げ一気に反撃した。ブルズは後半最初の18分で31本中8本しかシュートが決められなかった。
トム・シボドー監督「ボールを止めてしまっては駄目なんだ。ボールは横から横へ動かしていかないといけない。相手はディフェンスがとても良い。後半我々は止めて、悪いシュートを沢山打ってしまった。相手のように層の厚いチーム相手にそれをすると必ずやられてしまう。」
サン・アントニオのベンチはシカゴのベンチに45-18で勝利、パティー・ミルズが自身の13得点中10点を後半に獲得した。
ミルズ「ベンチから出場しオフェンスとディフェンス両方でエネルギーをもたらす、それが俺の役目だ。空いている時にシュートを打つのが役目だから、今はとても機会なんだ。トニーが欠場する中、全員がその穴を埋めないといけない。今夜はスパーズのアイデンティティーを見せれる良い試合だった。」
前半を52-47で落としたサン・アントニオにとってそれは必要なエネルギーだった。
スパーズは第3Qにリードを少しづつ削り、ボーリス・ディアウのスリーポイントプレイで66-65と逆転した。
ポポビッチ監督「後半は全体的に守備がばっちりだった。全体的にとても良い努力だったと思う。とてもフィジカルなゲームだった。プレイオフのような雰囲気と激しさのある試合だった。」
ネイト・ロビンソンのスリーでブルズは再び逆転したが、スパーズは第3Qと第4Qをかけて14-0のランで反撃した。
デンのスリーでランを止め、試合残り9:27でブルズは80-71のビハインド。
サン・アントニオは後半を54-31とシカゴを圧倒しホームで3連勝。
ノア「あれはチャンピオンシップ・チームというものだ。細かい事も全てやる。共にプレイし、守備面でも全員同じ考えを共有している。ミスも非常に少ない。褒めるべきところは褒めないといけない。」
シカゴは最初は調子良く、前半に一時14点のリードを作った。
レイカーズ以外ではアウェイのチームとしては異例なほどの声援を受け、ブルズは0-8のビハインドから追い上げた。
ブルズは相手から4度ターンオーバーと5本のミスショットを誘発し15-1のランで第1Qのこり46秒でスコアを21-16とした。
ロビンソンは前半8本中1本しかシュートが入らなかったが、その唯一のシュートがランの締めくくりとなった。デュワン・ブレアからボールを奪い、フルコート分ドライブしカール・マローンを模した頭の後ろをおさえながらのレイアップを決めた。
スティーヴン・ジャクソンのスリーでスパーズが32-31のリードを奪ってからブルズはティーグの2本のスリーとベリネリのスリーを含む15-0のランを決め、シカゴは52-47でハーフタイムを迎えた。
追記:2013.3.7 21:32
記事には無かった選手/監督達のコメントをこちらにアップしました。
Game Notes
- ローズ、ブルズのガードリチャード・ハミルトン(背中)とガードのカーク・ハインリック(足)があわせて91試合欠場している中、ロビンソンはここまで61試合全てに出場している。
- ここ2試合コーリー・ジョセフが先発している中、今シーズン先発していないメンバーの中でジノブリが唯一出場時間が長い選手だ。1月23日に契約してから9試合出場しているアーロン・ベインズと、10試合プレイしてから12月10日に放出されたジェーム・アンダーソンが時のブリ以外で先発していないメンバーだ。
- ポポビッチ監督は元スパーズ監督・現SMU(大学)監督で彼の師でもあるラリー・ブラウン氏とよく話すと言っていた。
ポポビッチ監督「昨日コーチと話したばかりだよ。(SMUで監督することを)とても楽しんでいるようだよ、練習をいつも出来るからね。ラリー・ブラウンは練習と指導さえ出来ればいつでも嬉しいんだよ。素晴らしい事だ。大学を楽しんでいるし、また監督していることを楽しんでいるのも確かだ。監督できていなかったら気が狂うだろう。」 - ブルズのGMジョン・パクソンは1985年にブルズとFA契約するまでは2年間スパーズでプレイしていた。パクソンはキャリア最後の9年間をシカゴで過ごし、マイケル・ジョーダンと共に3回連続優勝している。
こんばんは。今日はwowowで放送がありましたので録画して観ました。久しぶりに、ダンカンを観ましたが、効いていましたね。ジノビリは、要所で「3」を決めていましたし、とにかく、レベルの高い選手が多いと、改めて思いました。
ブルズは、攻守に、ハインリック、ギブソンがいないのは、やはり、厳しいと思いました。
おたずねしたいのですがNBAの用語で「day by day」というのは、どういった意味になるのでしょうか。無知で申し訳ないのですが、教えて下さいませ。よろしくお願い致します。
こんばんわ。
前半良かったでんすけどね…後半はまるでダメ!後半は、無理なシュートセレクトが多くなるせいで、オフェンスリバウンドに絡めず、そのスキをスパーズにつかれて試合終了。まぁーでもスパーズは強いし、層も厚い!4Qにチームのピークを持ってくる辺りはさすがですね。
毎回指摘しますが、やはりネイトの早打ちは、いい流れを止めてしまいますし、なんとかならないかと思います。今日も何度かありました。チームで作ったオフェンスでシュート外すのはいいのですが、一本入ると次のオフェンスでほぼ確実に早打ち。ノリにのりたい気持ちはわかるが、チームプレーも理解しないと…スパーズを見て余計思いました。ネイトは、ムードメーカーで好きなんですが、まったく改善されないので徐々にプレータイム減ってますね。
次は連敗ストップといきましょう!
Hide-Miさん、コメントありがとうございます。
いやー今日はネイトの早撃ちに更に磨きがかかってましたね(苦笑)。入らないと決めるまでどんどん打ちまくるので困ったものです。シボドー監督も前に自分の調子を取り戻すために打ちまくるのは駄目だってコメントしていました。ネイト名指しではなかったのですが、確実にネイトのことだと思います。
連敗ストップしましょう!
二重になりすいません。間違っていました。「day to day」です。よろしくお願い致します。
komohisaさん、コメントありがとうございます。こちらに返信しますね。
前半ダンカンが守備でブロック無双でさくっと4ブロックしていて、流石だなーと感心してしまいました。
day to dayというのは「その日判断」といった意味で、毎日状態の様子を見てから出るか出ないか判断するよ、っていう意味です。ローズがday to dayにステータスがアップグレードされたのでいよいよ復帰か??と騒がれはじめましたね。
前半いけるかもと思いましたが、後半にスパーズの強さを
嫌というほど見せつけられました。
でもブルズだって同じように戦えると贔屓目ではありますが思っています。
ユタも楽な相手ではないですが、ブルズらしさを見せつけて勝ってほしいです。
BJAさん、コメントありがとうございます。
前半終わりくらいからぐだぐだっとやられてしまいました。今回はさすがスパーズって感じでした。ユタ相手に持ち直したいです。
ネイトについて皆さん話されてますね!私もネイトはチームにエネルギーを与えてくれる貴重なプレーヤーで、シュートを打つことを責めるわけではありませんが、リバウンドが強みのチームなので、リバウンダーとの呼吸はもう少し合わせてほしいですね。
ジョーダさん、コメントありがとうございます。
ネイトの得点力はとても良い武器だとは思うんですよね。なのでオフェンスの流れを途絶えない程度にやってもらえるとかなりの戦力になってくれるはずだと思います。やはりカークとの組み合わせで使用するのが良さそうですね。
私もWOWOWで観ました。
この2試合は終盤ネイトを使っていないので、
ティーグに目途が立ったとみられているのは嬉しいことです^^
ただ、この試合スリー3本は良かったんですが、
それで欲が出てしまったのか、今までのような懇親的なボールムーブが停滞してしまった気がします。
パスにしようか自分で攻めようか選択肢が増えたせいで、逆に迷ってしまっていた印象ですね。
終盤差を広げられてしまったのは疲れのせいもあると思います。
みんな足が重そうで、ピックアンドロールに全然対応できていませんでしたね。
そろそろアムンドソンを使いだすと思うので、
どこまで使えるた楽しみです。
難しい試合が続くと思いますが、
ティーグ、バトラーにとってはこういう経験はとても大事なので、
勝敗よりも、彼らには良い経験も悪い経験も両方たくさん積んで欲しいです。
来年にはベンチの主力か、もしくはバトラーにいたってはスターターもあり得ますからね^^
角砂糖さん、コメントありがとうございます。
ティーグはキャリア初スリーを決めたと思ったら一気に3本も決めちゃって、なかなか良かったですね。しかし終盤ディフェンスのローテーションをまだ完全に理解していないのか、空いてをどフリーにさせてしまったりと、まだまだ課題だらけでした。こういう試合はおっしゃる通り経験になると思うのでどんどん成長していって欲しいですね。