いよいよオフェンス不足が深刻になってきましたね。後半点が欲しい場面でまったくオフェンスがまわらず点がとれませんでした。苦し紛れのドライブから無茶なシュートの連続、オープンジャンプシュートを外しまくりと、10点ビハインド程度でもひっくり返せる感じがまったくしませんでした。唯一点がとれていたいのはネイト、そして攻守ともに頑張っていたノアくらいでした。
最初の3Qくらいはリバウンドでも圧倒されてしまい、せっかくドワイトがフリースローを外してもオフェンスリバウンドを取られてしまったりと、相手のミスにつけ込むことができませんでした。
シーズン序盤に周りから美しいとまで言われていたインサイドでのパス回しがだんだんひどくなってきたのも気になります。選手達がボールをファンブルしまくっていて、全く手に付きません。カークが抜けてからブルズはシュート率38.4%と、オフェンスがまわせていないのは明らかです。このままでは勝てる相手でも負けかねません。
次のキングス戦まで数日オフなのでしっかりと立て直してきて欲しいです。最近ストレスの貯まる試合が続いているので、すかっとさせて欲しいですね。
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | Total | |
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Chicago Bulls (35-28) | 16 | 24 | 21 | 20 | 81 |
Los Angeles Lakers (33-31) | 20 | 24 | 29 | 17 | 90 |
Game Stats |
以下Associated Press記事翻訳
LOS ANGELES – シカゴ・ブルズに90-81しレイカーズがプレイオフ出場最後の枠である第8シードに上がったことで、「プレイオフチーム」になったことの感想をコービー・ブライアントは求められていた。
19得点9アシスト7リバウンドの活躍をみせたブライアントは軽く「やったね」と答えた。
この勝利でレイカーズは33勝31敗となり、今シーズン初めて貯金を2以上にした。プレイオフ最後の出場枠でユタに1.5ゲーム差をつけた。開幕から低迷を続けていたレイカーズにとってプレイオフ圏内の到達は それだけでも達成感のあることだが、ブライアントはまだやる事は沢山あるとすぐ指摘した。
ブライアント「我々はとても集中していた。これから何があって、何をしないといけないかを理解している。全員集中できている。」
その全員はレイカーズのセンター、ドワイト・ハワードも含まれる。やっとオーランドからトレードで獲得した時に求めていた選手のような活躍をするようになってきた。ハワードは14本中8本のシュートを決め16得点4ブロック21リバウンド。20リバウンド以上するのは今シーズン4度目だ。フリースローは5本全て外した。
ハワード「少し良くなってきていると思う。コンディショニングをしっかりし続け、タイミングを取り戻し頑張り続けるだけだ。」
オールスター明けから10試合中8勝利しているレイカーズは、ハーフタイムを4点リードで迎えた。しかしスティーブ・ナッシュが第3Qに21-7ランを先導し、一時18点差のリードをつけた。ナッシュは自身の16得点中10点を第3Qに稼いだ。
ナッシュ「もっと高くに登れるよう努力しないといけない。このチームはまだ完成品にはほど遠い。毎日上達していかないといけない。攻守ともにもっとタイトになっていかないといけない。一緒にプレイする時間が増えれば増えるほど、良くなっていくはずだし、どういうプレイをしていけば良いかの理解が高まる。」
レイカーズは第2Qに2点リードを許した以外では常にリードし続けた。
レイカーズはメッタ・ワールド・ピース(12得点)、アール・クラーク(11得点)、ジョディー・ミークス(10得点)がそれぞれ二桁得点した。
ブルズはネイト・ロビンソンが19得点、ジョアキム・ノアが18得点17リバウンド、カルロス・ブーザーが12得点10リバウンドした。
ブライアントは第1Qに無得点で、ハーフタイムまでにわずか6得点だったが、レイカーズはハワーどのインサイドでのプレイに導かれリードを維持した
トム・シボドー監督「ハワードが特に前半の雰囲気を決めていた。ペイント内をブロック、リバウンド、フィジカルで圧倒していた。それが試合の雰囲気づけてしまい、リバウンドで圧倒された。コービーがプレイメイカーに徹してしていたので相手が良いプレイをしてた。」
レイカーズは第3Q終了のブザーと共にコービーからパスを受けたクラークがシュートを決め73-61のリードで最終Qを迎えた。試合残り8:02でブーザーが得点し8点差まで詰め寄ったが、それ以上近づくことは出来なかった。
コービーは第1Qに自身が放った3本全てのシュートを外し、最初の12分間は無得点だった。ワールド・ピースも4本フリーからのスリーを外したが、ハワードのインサイドプレイでレイカーズはリードした。ハワードは3本全てのシュートを決め6得点7リバウンド。
マイク・ダントーニ監督「ドワイトは良くなってきている。あらゆる面でそれが見られる。背中が良くなって来ている、リズムに乗り始めている、何であろうと守備的にはモンスターだね。」
前半残り7:15でコービーがジャンプシュートでやっと得点し、その後1分弱以内でまたアウトサイドからシュートを決めた。しかしレイカーズはブルズを振りほどく事が出来ず、ロビンソンのレイアップで34-32と詰めよりハワードは同プレイで3ファウルを取られた。
ハワードは試合に残ったが、ブルズはブーザーの得点で36-34と一時逆転。
しかしレイカーズはすぐさまミークスのスリーでリードを奪い返し、44-40でハーフタイムを迎えた。しかしドラマ抜きでは終わらなかった。イリーガル・スクリーンでワールド・ピースがファウルを取られコービーが前半最後のシュートが出来なかったため、ベンチに戻りながら2人は口論になった。ナッシュが間に入り2人を落ち着かせた。
記事には無かった選手/監督達のコメントをこちらにアップしました。
Game Notes
- レイカーズのフォーワド、パウ・ガソル(足の怪我:足底筋膜の断裂)はレギュラーシーズンが終わる前に復帰する予定通りだ。
ダントーニ監督「ガソルは良くなってきている。火曜日で5週間になるけど、6から8週間と言われているのでそれが事実である事を望む。何も後退が無い限り、復帰はするだろう。」 - ブルズのデリック・ローズも復帰に近いとされている。しかしシボドー監督はローズが復帰した際にチームがどう順応するかは今考えることではないと述べた。
シボドー監督「その時が来たら考える。今はとにかく現在プレイしている選手達がチームの上達と次の相手に集中する事だ。デリックはリハビリに集中しなければならない。」
また今日もイライラする試合でしたね。ディフェンスは、まぁまぁでしたが、FG%悪すぎですし、おしゃる通りオフェンス不足が深刻です。
得点源のデンも、外は全くダメ!そうするとドライブのみのオフェンスなので、相手にも攻撃パターンが読まれて、無理なタフショット。ゴール下に3人いるところを無理に突っ込んでいくシーンが何度かあり、全体的にもこんなバランスの悪いオフェンスでは、ご指摘のように勝てる相手にも勝利は難しくなるでしょうね。
ジボドーは戦力は十分にあるといいますが、今日はベンチからバトラーのみ。ほんの少しティーグとナジ-も出ましたが、スターターはほぼ40分近いプレータイムでした。ベンチポイント10点。
これじゃ、勝てるわけないし、戦力が十分にあるとは思えないのですが….単純に、他は使わないのではなく、やはり使えないってこでしょうかね。
hide-miさん、コメントありがとうございます。
最近ちょっとストレスのたまる試合が多いですね。ほんと無理なタフショットだらけでおいおいおいって言いながら見てます。
ベンチポイントは先発が半分くらい本来はベンチの選手ですからねw 低くて当然っちゃ当然なんですが、なんとかなりませんかね。次の試合まで中2日あるのでか、あまり代えてきませんでしたね今日は。
ちょっとチーム状況の厳しさがジワジワと効いて来ている感じがします^^;
みんなプレータイムが40分前後で、かなり疲れが溜まっているんじゃないでしょうか。
ベンチは正直バトラー以外は新加入選手ばかりなので、仕方ないですよね。
ベンチの核のはずのネイトとベリネリがスターターですから。
タージだけでも帰ってきてくれるとかなり楽になるんですが。。。
ま、ここはファンも我慢のしどころです!
しかし、アムンドソンはもうすぐ10日になりますよね。
どうするのか気になります。
角砂糖さん、コメントありがとうございます。
これまでの怪我などの積み重ねがジワジワと襲いかかってきていますね。カークとタージが抜けてるのがかなり痛いです…。
アムンドソンは全然でてこないですね。まあシボドー監督はシーズン通してシステムを叩き込んで行く人なので新入りはなかなか難しいんですよね、出場するの。
こんばんは。今日、観戦しましたが、点差ほど力の差があったとは思いませんでした。差があるならレイカーズは、決めるところで決める人が決めていたと思いました。ブルズの方は、監督や選手が否定しても、選手層が薄いのではないかと思いました。けがは、仕方ないのですが、ハインリックやギブソン不在は、厳しいとは思います。ローズについては、コメントしてきませんでしたが、やはり、可能なら出るべきと思います(賛否あるでしょうが)。やはり、プロの世界ですから、、、。コ―ビーを観るにつけそう感じました。
komohisaさん、コメントありがとうございます。
レイカーズもまだやっと調子が出て来たチームだったので、勝てない試合ではなかったと思うんですよね。やはり決めるべきときに決めれないのが現状のブルズなんだな…という印象の残る試合でした。