2013.6.28追記
この記事は26日に書いた予想です。本結果は下記リンクで!
http://bfij.net/2013/06/28/nba-draft-2013/
いよいよNBAドラフトですね!毎年この時期はとても楽しみです。リーグにやってくる新戦力達。今年はスーパースターになれる選手はほとんどいないとされていますが、そのかわりローテーションプレイヤーとして長年プレイする選手は多いのじゃないかと言われています。個人的にはオラディポのひたむきなプレイがとても好きです。ブルズは20位指名、ここでセンターかSGあたりを取ると思われていますが、まだまだトレードで上位にくいこんでくる可能性もあります。もう立ち消えになったようですが、先日デンさんをウィザーズのオカフォーと3位指名とトレードっていう噂もあがっていました。どうなることやらです。
さてドラフト予想ですが、最近は大学バスケをほとんど見れていないので予想できるような知識をもちあわせていません。なのでESPNのドラフト博士であるチャド・フォード氏のモックドラフト6.0を元に、どういう選手かの情報も付け加えて作成いたしました。あくまで予想なのでこれを見ながらあーでもない、こーでもないとする話のネタにしてください。おそらくフォード氏の予想もドラフト当日か前日に7.0にアップデートされると思います。
今回何に一番てこずったって、名前を日本語にすることw とりあえず発音を元に日本語にしてますが、ちがうよこうだよ!ていうのがありましたらコメント欄にお願いします。ギリシャ人の名前はいつも無理だ。
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1位 ナーレンズ・ノエル Nerlens Noel
クリーブランド・キャバリアーズ
ケンタッキー大|19歳|213cm|99kg|C運動神経抜群の長身センター。ブロックが非常に上手く、ポストプレイからのパスも上手い。オフェンスはまだ荒削りだがまだ若くポテンシャルはとても高い。今年ACL断裂の手術を受けた事を懸念する声もあり、1位指名にアレックス・レンの名前もここ数日浮上中。
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2位 ビクター・オラディポ Victor Oladipo
オーランド・マジック
インディアナ大|21歳|193cm|96.6kg|SGキャブスがノエルを指名しなかった場合はマジックがノエルを指名する事になるだろう。そうでない場合は、今の所オラディポに傾いているようだ。彼のディフェンス力は評判が高く、ひたむきさと上手くなる事への意欲は今年の選手の中では群を抜いている。
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3位 オットー・ポーター Otto Porter
ワシントン・ウィザーズ
ジョージタウン大|20歳|206cm|89.8kg|SF色々不確定要素の多い今年のドラフトで、ポーターが3位なのは一貫してかわっていない。ウィザーズが必要としている部分をうまくうめてくれる選手。ミッドレンジからのシュートがうまく、ディフェンス力とバスケIQもとても高い。
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4位 アレックス・レン Alex Len
シャーロット・ボブキャッツ
メリーランド大|20歳|216cm|102kg|Cシャーロットからはほとんど情報が出て来ていない。昨年マイケル・キッド-ギルクリストがドラフトされた時も本人すら知らされていなかったほどだ。スキルのある長身センター。ポテンシャルがとても高く、ドラフト1位になるとの声も多いがまだその実力は未知数。
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5位 ベン・マクレモア Ben McLemore
フェニックス・サンズ
カンザス大|20歳|195cm|85.7kg|SG運動能力の高いウィングマン。長距離からのシュート力も高い。スキルは非常に高いが不安定さを懸念する声も多く、もっと下位に落ちる可能性も。サンズはオラディポ、コディー・ゼラー、マイケル・カーター-ウィリアムズ辺りも狙っている。
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6位 トレイ・バーク Trey Burke
ニューオリンズ・ペリカンズ
ミシガン大|20歳|185cm|84.8kg|PGコートがよく見えている良PG。ドライブからのキックアウトを得意とする。しかしオットー・ポーターやアレックス・レンがまだ残っている場合はいずれかを指名するだろう。いなかった場合、ペリカンズはPGの補強が必要であり、バークを見逃す事は難しい。
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7位 C.J.マクコラム C.J. McCollum
サクラメント・キングス
リーハイ大|21歳|190cm|89.3kg|PG得点力抜群のスコアリング・ガード。キングスはフロントやHCがまだ就任から日が浅く方向性が定まっていないのが顕著だ。アンソニー・ベネット、シャバズ・ムハメッド等も可能性有り。ジマー・ファーデットを指名権とトレードするという噂も出始めている。
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8位 アンソニー・ベネット Anthony Bennet
デトロイト・ピストンズ
UNLV大|20歳|203cm|108.8kg|PF運動神経の高いフォワード。ジャンプ力が高く、インサイドでもアウトサイドでも得点できる。まだポストムーブが少ない。ベネットが8位の時点でまだ残っていたとしたら、ジョー・デュマーズGMは大喜びだろう。2010(グレッグ・モンロー)、2011(ブランドン・ナイト)、2012(アンドレ・ドラモンド)と3年連続で良い選手が順位を落としピストンズに指名されている。
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9位 ケンタヴィウス・カルドウェル-ポープ Kentavious Caldwell-Pope
ミネソタ・ティンバーウルブス
ジョージア大|20歳|198cm|92.5kg|SGシュート力抜群のシューティングガード。パスやディフェンスも上手い。ボールハンドリングにやや難。フリップ・サンダーズがかなり気に入っているようなので、ほぼここで確定か。9位26位指名権とデリック・ウィリアムズのパッケージで上位とトレードしオラディポ指名の噂も。
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10位 マイケル・カーター-ウィリアムズ Michael Carter-Williams
ポートランド・トレイルブレイザーズ
シラキューズ大|21歳|198cm|83.4kg|PGコートビジョンとボールハンドリングがとても上手い長身ポイントガード。2番もプレイできる。ブレイザーズは昨年もPGを指名しているが、もしカーター-ウィリアムズが残っていれば指名するだろう。長身のためリラードと共存も可能。
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11位 コディー・ゼラー Cody Zeller
フィラデルフィア・76ers
インディアナ大|20歳|213cm|104.3kg|CバスケIQが高くスピードもある長身センター。センターにしてはボールハンドリングが上手い。もう少しパワーをつける必要がある。シクサーズはフロントコートのサイズと運動神経の補強必須であり、ゼラーならそのどちらも埋めてくれる。
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12位 スティーブン・アダムス Steven Adams
オクラホマシティー・サンダー(TORから)
ピッツバーグ大|19歳|213cm|115.6kg|C体格に恵まれておりリバウンド力の高いセンター。まだ雑な面もあるが19歳と若く、ポテンシャルはとても高い。サンダーはあまり情報を漏らす事がないのでこちらも不確定。セルゲイ・カラセフとケリー・オリニクという話もある。
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13位 セルゲイ・カラセフ Sergey Karasev
ダラス・マーベリックス
ロシア|19歳|200cm|89.3kg|SF複数のポジションをこなせるスキルのあるガード。バスケIQが高くパスにも長けている。運動能力は普通。マブスは指名権をトレードする方向に強く傾いている様子。
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14位 ルーカス・ノゲイラ Lucas Nogueira
ユタ・ジャズ
ブラジル|20歳|213cm|99.8kg|Cブロックとリバウンドが出来る長身センター。オフェンスはまだ雑。ジャズはマクコラム、バーク、カーター-ウィリアムズが残っていればPGを指名するだろう。もし残っていない場合は残りのPGにあまり興味をもっておらず、アル・ジェファーソンとポール・ミルサップがどちらもFAであるためフロントコートの補強が必須となる。
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15位 シェーン・ラーキン Shane Larkin
ミルウォーキー・バックス
マイアミ大|20歳|182cm|77.5kg|PGシュート力のある素早いポイントガード。背が低くフリースローを得る事が少ない。デニス・シュルーダーとグレン・ライス Jr.という可能性もある。
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16位 デニス・シュルーダー Dennis Schroeder
ボストン・セルティックス
ドイツ|19歳|188cm|74.8kg|PGとても素早く、ボールハンドリングが上手いポイントガード。身長に大して腕がとても長い。ゴール下に切り込むのが上手い。セルティックスはチームを解体中なので予想するのが難しい。スティーブン・アダムズ、シェーン・ラーキン、ケリー・オリニクの可能性もある。シュルーダーにもう1年海外でプレイしてもらえるよう説得できれば彼になるのでは(今年のサラリーキャップに反映させずに成長してもらえる為)。
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17位 ギアニス・アネトクンボ Giannis Antetokounmpo
アトランタ・ホークス(HOUから)
ギリシャ|18歳|206cm|97.5kg|PG柔軟性の高いポイントフォワード。ボールハンドリングとパスが上手い。ジャンプシュートがまだ不安定。指名して数年海外でプレイしてもらえると、とても良い指名になる。
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18位 シャバズ・ムハメッド Shabazz Muhammed
アトランタ・ホークス
UCLA大|20歳|198cm|100.7kg|SF力のあるフィジカルの選手で得点能力が高い。献身的なプレイをする。ドリブルからのシュートがまだ弱い。まだまだ荒削りな所が多いが、そのひたむきさと努力がそれらを無視してでも取って良い選手にしている。
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19位 レジー・ブロック Reggie Bullock
クリーブランド・キャバリアーズ(LALから)
ノースカロライナ大|22歳|200cm|90.7kg|SF得点力抜群のウィング。外からも打て、インサイドに切り込む事も出来る。集中力がまだ足りない。キャブスがノエルを1位指名した場合、この指名でSFかシューターを指名することになるだろう。カラセフを欲しがっているという噂もあり、ショーン・マリオンの高給を飲んでダラスの13位とトレードする可能性がある。
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20位 メイソン・プラムリー Mason Plumlee
シカゴ・ブルズ
デューク大|23歳|208cm|107.9kg|PG動けるビッグマン。ジャンプ力が高く、ミッドレンジからのシュートも打てる。ローポストでの得点パターンを増やす必要がある。ブルズはセンターかウィングのどちらかが必要。プラムリーは多くのチームが評価しているが、大絶賛するチームは少ない。しかし20位で残っていればブルズとしては抑えておきたいところだろう。ティム・ハーダウェイ Jr.とジャマール・フランクリンという可能性も有る。
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21位 アザイア・キャナン Isaiah Canaan
ユタ・ジャズ(GSWから)
マーレイ州立大|22歳|182cm|85.2kg|PGシュートレンジが広い得点力のあるガード。PGというよりはスコアラーで、スコアラーとしては小型。14位でジャズがPGを指名しなかった場合は残っている良いPGを指名することになると予想。14位でPGを指名した場合は、ノゲイラやルディー・ゴベールという可能性が。
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22位 ケリー・オリニク Kelly Olynyk
ブルックリン・ネッツ
ゴンザガ大|22歳|213cm|106.1kg|PFプレイの幅が広い珍しいビッグマン。スリーからも打てる。しかしサイズの割にリバウンドやブロックが普通。おりにくは高くて11位という話もあり判断が難しい。ネッツはゴルグイ・ジェンやトニー・スネルというオプションもある。
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23位 ジャマール・フランクリン Jamaal Franklin
インディアナ・ペイサーズ
サンディエゴ州立大|22歳|195cm|86.6kg|SGとても運動能力の高いウィング。爆発的な跳躍力とゴールへの切り込みが上手い。ジャンプシュートがまだ不安定。ペイサーズはPGとビッグマンを求めているが、もしフランクリンがこの時点で残っていたら指名せずにはいられないのでは。シューターではないが、オールラウンドでタフ、カワイ・レナードを少し小さくしたような選手。この指名権をトレードする可能性も充分ある。
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24位 トニー・ミッチェル Tony Mitchell
ニューヨーク・ニックス
ノーステキサス大|21歳|206cm|107kg|SFフォワードにしてはスピードがありジャンプ力も高い。献身的で複数のポジションを相手に守備が出来る。ジャンプシュートが課題。ニックスは彼を気に入っている様子。力、長さ、運動能力とNBAで成功するための能力は持ち合わせている。
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25位 ティム・ハーダウェイ Jr. Tim Hardaway Jr.
ロサンゼルス・クリッパーズ
ミシガン大|21歳|198cm|90.2kg|SGシュート、ドライブどちらからでも得点が出来るスコアラー。パスもうまいがボールハンドリングはまだ上達が必要。父のクロスオーバーをマスター出来れば止めるのが難しい選手になれる。今年優勝を目指すクリッパーズは得られる戦力は何でも得たい状況。25位でハーダウェイが残っていれば、彼の得点力は見逃せないだろう。
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26位 ゴルグイ・ジェン Gorgui Dieng
ミネソタ・ティンバーウルブス(MEMから)
ルイビル大|23歳|211cm|104.3kg|Cリバウンド、ブロックが上手い長身センター。ビッグマンにしてはパスが上手いがオフェンスはまだ雑。膝の状態を懸念してだいぶ評価が落ちてしまったが、20位台のチームはまだ彼を指名する可能性がある。この指名権をネッツのマーション・ブルックスとトレードする話もでており、その場合ネッツがジェンを欲しがる可能性がある。
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27位 アレン・クラブ Allen Crabbe
デンバー・ナゲッツ
カリフォルニア大|21歳|198cm|89.3kg|SGシュートが上手く得点力がとても高い。ガードにしてはリバウンドも出来、ディフェンスも良い。運動能力はさほど高くない。アンドレ・イグダラがFAとなったため失う可能性があり、クラブのようなシューターはチームにもはまりが良い。
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28位 ルディー・ゴベール Rudy Gobert
サンアントニオ・スパーズ
フランス|20歳|218cm|107.9kg|PFジャンプ力があり腕の長い長身センター。リバウンド力が高い。力とポストプレイの上達が必要。スパーズはサイズが必要で、海外選手を取ることには躊躇しないことでも有名。ゴベールは運動能力では他選手に劣るものの、その大きさと長さでカバー出来る。海外で数年プレイさせるという金銭的な戦略の可能性もある。
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29位 リッキー・リードー Ricky Ledo
オクラホマシティー・サンダー
プロヴィデンス大|20歳|198cm|89.3kg|SGバスケIQが高く得点力のあるコンボガード。シュート力がとても良いが、ショットセレクションが悪い。集中力も低く、コート外でのトラブルも多い。サンダーは良いSGを探しており、彼は非常に良い選手。コート外での問題の多さを乗り越えられるかが鍵。サンダーの素晴らしいDリーグチームでリハビリさせるのも有りかもしれない。
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30位 トニー・スネル Tony Snell
フェニックス・サンズ
ニューメキシコ大|21歳|200cm|89.8kg|SGキャッチ&シュートを得意とするシューター。ボールハンドリングを磨く必要がある。サンズはここで色々な選択肢があるが、マクルモアと共に運動神経の高いシューターを取る可能性がある。
2013.6.28追記
この記事は26日に書いた予想です。本結果は下記リンクで速報中!
http://bfij.net/2013/06/28/nba-draft-2013/
火のない所にじゃないですが、僕らのデンさんの去就が、ドラフトより気になります。チーム編成の妙はNBAの面白さの一つですが、ブルズはスタメンの完成度がリーグ屈指なので、オフシーズンはドキドキです。
スバルさん、コメントありがとうございます。
デンさんの去就は気になりますよね。大好きな選手なだけになかなかトレードは受け入れ難い。とはいえFAで失ってしまうのももったいない。。葛藤でございます。
スミマセン、キングスファンですが今回のドラフトが旧フロント陣の最後の仕事のはずです。これまでの成績で方向性が定まっていないと言われてしまえばそれまでですが、新体制だからという理由は違うと思います。
しみさん、コメントありがとうございます。
気を悪くしてしまったようでしたら申し訳ございません…。
その箇所は元記事を訳したものなので「そうなのか」程度で特に調べていませんでした。
一応調べてみたのですが
http://msn.foxsports.com/nba/story/Kings-enter-NBA-draft-with-little-preparation-time-77977276
この記事には「マイク・マローンが新HCに就き、先週ダレッサンドロが新GMに就任したので2人の今後の方向性が試されるドラフトだ」とあるので新体制がドラフトするようなのですがどうなのでしょう?既にチームを去った旧フロントにドラフトさせるのがちょっと考えにくいのですが、しみさんの情報もありますしもう少し調べてみます!
ご指摘ありがとうございます。