序盤から攻勢にでたブルズは終止大量リードで楽勝かなと思われましたが、終盤少し集中力が欠け始め、一時22点差あったリードを8点まで追い上げられてしまいました。しかし逆転を許す事はなく無事に4連勝。貯金も12までのびました。シーズン残り6試合であと1勝すれば昨シーズンの成績と並ぶ事になります。冷静になって考えてみると凄いことだなと思います。
最近負け気味だったリバウンド戦も44-38で制する事ができましたね。ブルズはこの日シュート率がいまいちだったのですが、16オフェンスリバウンドでそこをカバーしてくれました。
願わくば終盤まで大量リードを維持して、主力を休ませながらジマーやスネルを見たいという気持ちもあったのですがそう簡単にはいきませんでした。しかしいくら最下位のバックスとはいえ、手を抜いたり集中力が落ち始めるとすぐに足下をすくわれてしまうのがこのリーグ。シボドーもそれをわかっているのでいつもとかわらず終止怒鳴っていましたね。終盤バックスの追い上げを退きもう試合も決まったかなというタイミングでもファウルコールに猛抗議しテクニカルをもらったりしていました。
さて次は連戦でのウィザーズ戦です。ウィザーズとはどうも今シーズン相性が悪いうえに、プレイオフで当たる可能性もあるのでしっかりと勝利をつかみ取ってもらいところ!
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | Total | |
---|---|---|---|---|---|
Milwaukee Bucks (14-62) | 15 | 20 | 27 | 28 | 90 |
Chicago Bulls (44-32) | 27 | 24 | 31 | 20 | 102 |
Game Stats |
以下AP記事翻訳
不運で手負いのミルウォーキー・バックス相手に102-90で勝利しながらも、圧勝ペースを維持する事ができなかった事を評価しない声もあがっていた。
今シーズン最初の2ヶ月をほとんど勝率5割以下で過ごしたブルズは、その件に関しては反論した。
タージ・ギブソン「相手がリーグ最下位っていう事は何も意味がないあ。彼らは今後の自分たちの仕事、生活のために必死にプレイしているんだ。タフなプレイを絶対にしてくる。」
ジミー・バトラーとカーク・ハインリックがそれぞれ17得点したブルズは7選手が二桁得点し、第4Qに少し停滞しながらもしっかりと勝利へと進んだ。
シカゴは他にカルロス・ブーザーとD.J.オーガスティンがそれぞれ14得点、ギブソンが13得点、マイク・ダンリービーが12得点、そしてジョアキム・ノアが11得点13リバウンドした。
バトラー「勝ちは勝ちだ。このリーグで勝つ事はとても大変なんだ。どのチームもNBA選手がロスターを占めている。酷いチームなんてほとんどないよ。だから勝てれば、それで嬉しい。」
ブルズはここ7試合で6勝し4連勝。トロント・ラプターズとともに東カンファレンス同率3位を維持している。ブルズ(44勝32敗)はプレイオフ第1ラウンドで当たる可能性のあるワシントンと明日対戦する。
トム・シボドーHC「このチームのバランスがとても好きだ。今日も選手が二桁得点した。シュート配分も割と均等だった。我々にとってそこは重要な事なんだ。チームのバランスがいい。毎試合誰か違う人が活躍する可能性がある。」
ミルウォーキーはブランドン・ナイトが試合残り2分でファウルアウトするまで22得点していた。他にはジェフ・エイドリアンが21得点したバックスは4連敗となり、アウェイでは12連敗。成績を14勝62敗まで落ちた。
怪我に悩まされ続けているミルウォーキーはこの試合をわずか8選手で迎え、ラリー・ドリューHCは試合残り22秒まではその内の7選手だけで回した。
ナイト「後半追い上げる形は良かった。くじけずに全力でプレイしていた。相手は素晴らしいチームで、今とても良いバスケをしている。ディフェンスがとても堅い。とてもフィジカルなチームだ。こんなチームでいたいというお手本みたいなチームだ。」
ブルズは第1Qを27-15とリードし、ハーフタイムを51-35のリードで迎えた。バックスは後半開始から反撃を開始し第3Q中盤までに63-53と追い上げた。しかしなかなかリードを一桁まで削る事ができず、ブルズが再び主導権を握り82-62で最終Qに突入。
試合は終わったかのように思われたが、ブルズは第4Q最初の6分でわずか3得点しか出来ずミルウォーキーは85-77まで追い上げた。ハインリックが残り5:59でスリーを決めようやく得点し88-77とリードを再び二桁に広げた。
シボドーHC「相手を褒めるべきだ。試合を通して全力でプレイしていた。一度も姿を消す事はなかった。リードが20点差になってもずっと戦い続けていた。ラリーはあのチームをまとめるのに良い仕事をしていると思うよ。色んな逆境に当たってしまっているがチームとしてまだまとまっている。」
Game Notes
- ブルズは木曜にルーキーのエリック・マーフィーを放出しており、元ブルズのロニー・ブリュワー辺りのベテラン選手と契約するのではという報道が出ている。マーフィーはシーズン当初から在籍していたが、24試合でわずか62分しか出場していなかった。
シボドーHC「どちらかというとロスターに柔軟性を持たせるために行われた。彼は我々のためにとても頑張ってくれていたよ。かなり上達したと思う。」 - 現在怪我で欠場しているバックスのセンター、ラリー・サンダーズはNBAの薬物規則違反で金曜日に5試合出場停止の処分を受けた。サンダーズはチーム広報を通して、マリファナの使用で処分を受けた事を発表した。
ドリューHC「一番大事なのは彼が数々の過ちから学ぶ事だ。これらを乗り越え、また正しい道に戻れる事を望んでいる。」
カンファレンス3位を目指している訳だから、正直バックスにヤラレてたんじゃ話にならん!
と思っていたので一安心ですね。
リバウンドに関してはオフェンスの成功率との兼ね合いもあり、またバックスに
リバウンダーが居る訳でもなくブルズのリバウンドマシーン達が遅れを取るはずがなく、
最近のリバウンド数の懸念も余り参考にはならないと考えます。(ちょっと厳しいでしょうか(苦笑))
むしろB・ナイトとJ・エイドリアンの得点をもう少し抑えて欲しかったと思うくらいです。
更に言えば僅かに出場しましたが、フレデッテやシェンゲリアのプレータイムを増やして
ジミーをもう少し休ませる位のゲーム展開にして欲しかった・・・
そう思うと噂のR・ブリューワーの復帰は本当に実現させて欲しいですね。
T-コッチさん、コメントありがとうございます。
少しでも気を抜くとどのチームであろうとどんな相手でも負けてしまう可能性があるのがこのリーグですからね。しっかりと勝てて良かったです。
リバウンドは特にビッグマンがいるわけでもないボストンにさえ負けていたので気になっていたんですよね。この日は積極的にオフェンスリバウンドを取りに行く姿勢をみせてくれたので安心しました。リバウンドをとるのはかなり気力がいるので、常に維持するのは大変かもしれませんが頑張ってもらいたいです。
4連勝ですね。大量リードがありながらもという油断はこの先は禁物になってくると思うので
残り試合もしっかり頑張ってほしいですね。7人が2ケタ得点をマークできるような試合であればあまり心配もなく見れるとは思いますよ。今回はブーザー!!久しぶりのダブルダブル14点11リバウンド調子が上がってきてますね。(僕の本音は平均20点10リバウンドなんですがね)でも違う部分で貢献してますから調子をキープしてほしいですね。
そしてブリューワーの噂ですね。もちろん今のブルズには必要だと思いますね。システムにも慣れてるとは思うのでほんとうに契約するのでしょうかね?
ブーザー大好きさん、コメントありがとうございます。
二桁得点先取が多いのは今シーズンの特徴になってきていますね。どこからでも得点できるこの流れを作れると強い。パスもがんがん回るのでこのバランスが保てるといいですね。
ブーザーは僕も20得点10リバウンドを見せてもらいたいです。最近は第1Qと第3Qというローテーションになっているので、両ハーフの始めの得点源としてしっかりと活躍してほしいですね。
12選手になってから13人目を契約するまで少し猶予があるので、金銭的な都合も考えるとそこはしっかりと使い切ってからの契約になると思います。誰になりますかねー。