ブルズ - グリズリーズ

ブルズ - グリズリーズ

グリズリーズに勝利!連戦の2試合目でもあった事を考えるとこれはでかい!ローズとタージが続けて欠場する中、ジミーが初の2試合連続30点越えとなる31得点、ニコが6本全てのスリーを決めてキャリアハイの27得点という大活躍で西2位のメンフィスから勝利をもぎ取りました!

ガソル弟とランドルフがいる手強いインサイド相手にどうプレイできるかが勝負だったのですが、ミロティッチが大当たりしてくれたおかげでランドルフを無力化できました。第2Qにニコが当たり始めると、明らかにストレッチ4の守備にてこずっている感じでした。逆にこちらのインサイドではしっかりと封じることができ、終盤ランドルフはベンチに下げざるをえないという状況を作り出す事ができました。この競った試合の終盤でのプレイタイムという貴重な経験をニコが貰えたのも大きいです。これは新人王あるかもしれません。タージが戻ってきたもプレイタイム得られるといいな。

ジミーはなんかもう人造人間なんだということにしようかなと思っています。この二日間で88分もプレイしているんですが全然そんな様子も見せずに最後までバッチリなプレイを続けてくれました。ブルズの選手が連続で30得点オーバーするのは2012年のローズ以来。自分ではスターじゃなスターじゃないと言っていますがもうスターですよ。オールスター待ったなし。

ノアがとても状態が良さそうに見えました。いつもより長く休む事ができたのでリハビリとかできてよかったと本人も語っていました。この日はノアがゴールしたにいた時の相手のFGがわずか38.5%とその存在感を示してくれました。終盤重要なリバウンドをがつがつ取ってくれていたのもとてもよかった。そしてファウルゲームになってからの貴重なフリースローを冷静に決めてくれましたね。

次戦は2日空けて日本時間23日の朝10時からホームで東1位のラプターズ!そして連戦で24日朝9時からアウェイで東2位のウィザーズ!ゲーム差詰めるチャンス!

1Q 2Q 3Q 4Q Total
Chicago Bulls (17-9) 20 31 22 30 103
Memphis Grizzlies (21-5) 22 21 23 31 97
Game Stats

以下AP記事翻訳

ニコラ・ミロティッチ
Photo by Joe Murphy/NBAE via Getty Images
MEMPHIS – シカゴのルーキー、ニコラ・ミロティッチは試合後メディアが訪れた時には既にロッカーを去っていた。

しかし他の選手達がこの日スリーを全て決めた控えフォワードについて進んで話してくれた。

ミロティッチはキャリアハイとなる27得点をあげ、6本全てのスリーを決めた。そしてジミー・バトラーの31得点の活躍でブルズはグリズリーズに103-97で勝利し、メンフィスの6連勝に終止符を打った。

バトラー「ニコはベンチからすぐ活躍してくれてでかかったね。」

「いろいろと自分の思っているようにいく日もあれば、そうでない日もある。」とこの日はわずか7本中2本のシュートで6得点に終わったパウ・ガソルが話した。「今日の彼は確実に何も怖いものは無いといった心境でプレイしていたね。」

ミロティッチは特に前半に何度もメンフィスの反撃を迎え撃った。第2Qに4本のスリーを決めシカゴは51-43のリードでハーフタイムを迎えた。この日決めた6本のスリーも彼にとってはシーズンハイとなった。

しかしシカゴのトム・シボドーHCはミロティッチのプレイは得点だけではないと話した。

「彼は恐れていないんだ。」とシボドー。「タフなプレイを決めてくれる。常にハッスルしている。いつだって満足していない、そういった所が私は大好きなんだ。」

ブルズは他にアーロン・ブルックスが17得点、ジョアキム・ノアが10得点13リバウンドし、チームとしてメンフィスに51-45とリバウンド戦でも勝利。

メンフィスはマイク・コンリーが21得点、ベイノ・ウードリックが第4Qに手の怪我で退場するまで15得点、マーク・ガソルは13得点したが15本中5本しかシュートが決まらなかった。メンフィスはチームとしてこの試合のFGが39%と低迷。ビンス・カーターは10得点した。

この試合はガソル兄弟対決という一面だけでなく、両カンファレンスの強豪対決という面もあった。ブルズは東4位で、メンフィスは西2位。メンフィスはこの1週間でシャーロットと2OT、フィラデルフィアとOT、サンアントニオと3OTでそれぞれ勝利をあげていた。他にもリーグ1位のゴールデンステイト・ウォリアーズ相手にも勝利をあげていた。

その激戦の代償が所々見え隠れするような内容だった。

「この試合は疲れた脚が影響し力が足りないといった状態になってしまった。」メンフィスのデイヴ・イェーガーHCが話した。出場時間の多さが重荷となった。」

メンフィスは最後の36秒で詰め寄ることに成功。残り13.8秒でコンリーがスリーを決めメンフィスは99-97まで追い上げた。

しかしブルズは最後の35.5秒で得た10本中9本のフリースローを決めた。

ノアによるとパス・ガソルにとってはただの試合ではなかったようだ。ガソルは弟と対戦するだけではなく、自身のキャリア最初の6年間をこのチームで過ごしていた過去がある。

「我々にとってとても大きな勝利となった。(グリズリーズは)今かなり良いプレイを続けている。パウは前日にこの試合は彼にとって意味のあるものだって話してくれたんだ。そういうなんか感傷的なやつ好きだわ。」

TIP-INS
ブルズ

  • ミロティッチのこれまでのシーズンハイは11月21日のポートランド戦で記録した24得点だった。
  • ブルズはこれで相手を100点以内に抑えた時は13勝2敗。
  • ブルズのデリック・ローズは体調不良で2試合連続欠場、タージ・ギブソンも右足首の怪我で欠場した。

グリズリーズ

  • メンフィスは2014年には入ってから東カンファレンスのチームに負けた事がなかった。グリズリーズが東カンファレンスのチームにホームで敗戦したのは2013年12月30日以来。
  • メンフィスはこの試合、第1Qに作った3点差以上のリードをすることができなかった。
  • メンフィスはホームで連戦二日目のチームとの対戦は11連勝中だった。

凱旋ならず
メンフィス大学で1年プレイしたローズはリーグ入りしてからまだ2回しかここでプレイしたことがない。2008年のルーキーシーズンと2011年のみ。

メンフィス怪我情報
ガードのトニー・アレンは右角膜剥離で2試合連続欠場。ウードリックは第4Q途中に右手親指の突き指で退場し戻ることはなかった。

次戦

  • ブルズ:日本時間火曜にホームでラプターズ戦
  • グリズリーズ:日本時間月曜にアウェイでキャブス戦

10 コメント

  1. ようやく西の強豪から勝利!
    タージとローズ抜きで、しかも連戦での勝利はプレイオフに大きな励みになりますね。
    新人王は筆頭候補のジャバリーパーカーがシーズン終了、ウィギンスが順応に苦労してる中、
    ミロティッチにも十分チャンスありますね。
    そしてジミー働きすぎ!!
    そろそろデンさんみたいに #jimmy_bench のハッシュタグが出てくるのでは(笑

    • Nikkouさん、コメントありがとうございます。
      西の強豪はこないだブレイザーズにも勝利してますよ!西にはかなわないみたいな雰囲気にならなくてすむのでこういった勝利は1勝以上の価値がありますね。
      #jimmy_benchはすでにカエル王やForever 23さんが使ってますよ(笑)

  2. 今年に入って東チーム相手にホームで無敗という強いチームに無事勝てたのは凄く嬉しいです。ガソル対決はお互いスコアを出せず、守備が良かったのか、それとも次戦にお預けなのか、次がとても楽しみになってきます。ニコラは数年前にドラフトされてて、今季加入してきましたが、今季の新人王の対象になっているのなら、この調子ならほぼ確定だと思います。ウィギンスよりいいですね。ちなみにローズは、ボウリング大会の時に食べた(のかな?)飯が原因?しかもウィルス性との事なので、とても心配です。タージも何故悪化してしまったのか。次戦のトロントは、前回勝ってるので、3連勝目指して頑張って欲しいと思います。

    • 2K7さん、コメントありがとうございます。
      新人王対象はプレイし始めた年なのでニコラには充分資格があります。このまま順調に成長していってくれればあり得ない話ではないと思います!とりあえずオールスターのルーキーゲームは確実かなと。

  3. 西の上位に勝ったのはこれからの自信に繋がりますね!
    少し噛み合ってなかったミロティッチも徐々にブルズシステムに慣れてきて得点も取れるようなってきましたね、これからにも期待です!

    • まもるさん、コメントありがとうございます。
      こないだウォリアーズにやられちゃってたので、こうやって西上位にしっかりとした勝利ができるとチームとして自信がつきますね。ナイスウィンです。
      ミロティッチはどんどんはまっていきますね。タージが戻ってきてからも安定したプレイタイムを与えてもらいたいです。

  4. 管理人さんご指摘の様に自分もタージ抜きでマーク、ランドルフの強力インサイドを
    相手にするには厳しいなと思いました。

    しかし、そこはブルズの守護神ノア様が凄い情熱を持ってリバウンド・マシーンと化して
    戦ってくれました! 
    ガソルも得点は伸びませんでしたがDFリバウンドを取り捲ってくれてブルズが誇る
    ツィンタワーの存在感が抜群でした! DFチーム同士の戦いには絶対に負けたくないですね!

    シボドーから二代目神様に指名されたジミーの爆発力も凄まじかったです!
    ぶっ魂消たのはミロティッチ! 完全にゾーンに入っていましたね!
    FT1本外した以外は全部入っていたかの様な鮮烈な印象を受けました。
    近い将来、ノビツキー・クラスになっちゃいそうな気がします。 彼より遙かに走れるし!
    ダグ君とスプラッシュ・ブラザーズを超える強力タッグを組んで欲しいと願うばかりです!

    • T-コッチさん、コメントありがとうございます。
      ノアとガソル、しっかりインサイドを守りリバウンドをゲットしてくれましたね。頼もしい!ニックス戦ではタージの不在をすごく感じてしまいましたが、この日は二人が頑張ってくれました。嬉しいです。

      ジミーとミロティッチは素晴らしかった。今季はチームのいろんなところから得点ができるのでいいですね。ここがダメだったらここが、みたいなのが出来るので強いです。

  5. ほぼ7人でよく勝ちましたね!
    ミロティッチは昔のクーコッチを彷彿とさせるような爆発力でした。
    ノア、ガソル、タージ、ミロティッチとタイプの全く異なるインサイドの選手がいると、相手は守り辛いでしょうね。
    次戦のトロント戦は、ローズやタージが戻ってきてほしいですね。
    マクダ君はどれくらいで復帰できるのか気になるところです。

    • さいたマンさん、コメントありがとうございます。
      ミロティッチはクーコッチほどのパスセンスはありませんが、得点力ではもしかしたら上をいくかもしれませんね。おっしゃる通り、インサイドプレイヤーが全員違うタイプなのがかなりの強みになっていると思います。

      マクダは4-6週間と言われています。

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