ジョアキム・ノアが2月度NBAケアーズ・コミュニティー・アシスト賞を受賞

ノアのコミュニティー活動が評価され、2月度NBAケアーズ・コミュニティー・アシスト賞を受賞し、昨日試合で表彰されました。ノアは母のセシリアさんと共にノアズ・アーク・ファウンデーション(Noah’s Arc Foundation)を2010年に設立しており、常に若い子供達をスポーツやアートを通して支援・教育してきていました。

2月に「Rock Your Drop」という反暴力を訴える取り組みを発表し、シカゴの凶悪な犯罪と戦う姿勢を更に強めていました。上記の動画は、多くの少年少女に加えチームメイトのナジー、タージ、ローズ等が殺された友人や家族について話している「You Are Not Alone(あなたは一人じゃない)」と題されたとても感情的なショートフィルムです。

セシリアさんがデザインした傷の入った涙型のペンダントを販売し、それを身につけ認知を広めるという試みもあるようですね。傷と涙は愛する者を亡くした悲しみを表し、貴金属で形にすることによってその力強さとポジティブな変化への努力を表しているそうです。

受賞についてノアはこう語っています。

ノア「とても誇りに思っている。この賞を受賞するにあたって多くの人がとても努力していた。もちろん賞を取る為ではないけど、もし受賞する事によって俺たちがやろうとしている事が注目を浴びるならそれに越した事はない。

アスリートだと、特にこういったシカゴのような街だと、ある程度の基盤がある。それを利用するのはとても大事なことだと思うんだ。父もアスリートだった頃そうしていて、彼がフランスでやっていた事に触発されているのは間違いないよ。

NBAの選手になりたいという夢は、こういったものを設立してポジティブな事をやるっていうのもその一部だったんだ。シカゴは特にそういった動きが必要な場所だと思う。この街にはできる限りのアフタースクールプログラム(放課後に子供達をサポートしてくれるプログラム)が必要なんだ。だからこのRock Your Dropが出来るのがとても誇らしい。コミュニティーにお返しをする事ができて、誰もがそれに参加する事ができる。

力強いインパクトを残したい。人の助けになる事をするのは自分にとってもとても大切な事なんだ。コート上ではこれが自分の糧になる。自分のやってきた事はまだまだ始まりにすぎないよ。」

ノアは過去にもNoah’s Arc Foundationを通してシカゴの敵対している地域の子供達を集めてバスケ大会を開いたりしています。ノアを筆頭にビデオにも出演してるローズやタージは本当によくコミュニティー活動を自発的にしているイメージです。友人や家族を殺されるって想像もできないような恐ろしさですが、シカゴなどの街では本当に頻繁に起きているのが現状です。ノアの言う通り、こういった活動が少しでも世にこの状況を広める役割を果たしてくれるといいですね。

これからのノアの活動にも注目です。

2 コメント

  1. 本当に嬉しいです!
    前にも言ったかもしれないですが、昨シーズンにノアを好きになっていろいろ調べていた時に、こちらのブログにたどり着き、Noah´s Arc Foundationのことも知りました。
    ノアはコートでもヒーローだし、こういう活動をしているということもファンとしてとても誇らしいです。
    ノアが1日でも長くコートで活躍出来るように、こういう活動をし続けられるように、ずっと応援していきたいです。

    • pecoさん、コメントありがとうございます。
      おおー、ここで何かしら有益な情報を提供できたなら嬉しいです!
      ノアはこういった活動をとても大事にしているのがよくわかるので、ファンとしてもサポートしたくなりますよね。また何かあったら郷友したいと思います。

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