ジョアキム・ノアからシカゴへの手紙

原文:Joakim Noah’s farewell letter to Chicago: ‘The best times in my life’|Chicago Tribune

ありがとう、シカゴ!!

ここに引っ越してきたのは9年前、すぐにこの街がどんな場所なのか理解したんだ。ハードワーク。真剣で無意味な事は許さない。グラインド。忠誠心。情熱。コートに一歩足を踏み入れ、ブルズの一員として戦う時は常にその要素の象徴でいたいと思っていた。

一緒に戦ってきた全てのチームメイトにありがとう。勝ったり負けたりしたけれど、一人一人を愛しリスペクトしている。いつの日か、このバスケの旅は終わりを迎えることになり残るのは思い出だけだ。俺の人生の中で栄光の時代は、ユナイテッド・センターのコート上にいた時だった。お前らみんな俺の兄弟だ。

シカゴで育んだ人間関係はバスケ以上のものとなり、自分にとってそれは優勝するのと同じくらい重要なことだ。シカゴの人たちにはこれからも幸運を祈るし、今後も一緒にこの街に平和をもたらす努力ができればなと思っている。これからも自分と自分の家族が積極的に関わっていく自分の財団やシカゴにある他の多くの素晴らしい財団を通して人々を繋げ、近所にポジティブな雰囲気をもたらしていきたい。

この街を助けるためにこれからも最大限の努力をする。シカゴは自分にとってこれからもずっとホームであり、この街をもっと安全な、子供達が安心して育てるような場所にすることが俺の夢だ。

俺の旅はこれから地元ニューヨーク、そして子供の頃ずっと応援していたチームへと移る。でもこの9年間は、シカゴという街、シカゴ・ブルズ、そして全ての情熱的なブルズファンの事以上に気にかけたことなんてなかった。個人的に感謝を述べるにはあまりにも人が多すぎるけど、ラインズドルフ家には自分をシカゴ・ブルズのファミリー、そしてそれが象徴する全てのことに迎え入れてくれたことにとても感謝している。

One love,

ジョアキム・ノア 🙂

ありがとう、ノア。

7 コメント

  1. 自分にとってブルズ魂の象徴は永遠にジョアキム・ノア!
    今、クーコッチのトレード以来、2度目のブルズが大嫌いです・・・

  2. ドラフト9位でまさか獲れるとは思っていなかった。前年エントリーしてれば、3位以内だろうなんて言われてて、フロリダ大の決勝観てましたが、ホーフォードではなく、彼が一番格好良かった。
    ボストンとの歴史的プレーオフを経て、ローズとノアのトリオ(デンもね)は本当に観てて面白かったです。
    シカゴに怒りを感じて出てしまったのか。そんな事は無いと、この訳を読ませてもらって、ホッとしてます。これからのノアのキャリアが素晴らしいものであると信じています。もう怪我してるノアは見たくないです。ニューヨークとの試合を楽しく観る事が今は出来そうです。
    ありがとう。ノア。
    本当に大好きでした。

  3. ローズと共にブルズの歴史を作った選手。
    きっとシカゴではいつまでも感謝の声援で迎えいれるでしょう。にっくきNYを応援は出来ないがローズと共に、似合わない青とオレンジのユニフォームの彼を応援します。
    凱旋試合が楽しみです。

  4. ルーキーの時「このチームはもっとやれるはずだ」とか言ってでかすぎる生意気なヤツが入ってきたなと思ってた頃が懐かしい。

    シカゴに来てくれてありがとうといいたい。

  5. 長いモジャモジャの髪を結んだお団子頭、闘争心剥き出しのプレイスタイル、変わったシュートフォームにどこか憎めないキャラクター、そんなノアが大好きでした。9年間ありがとうございました。

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