Dennis Wierzbicki-USA TODAY Sports
開幕戦勝利!!
スリーがないスリーがないと言われ続けてきたブルズ(主に僕)ですが、開幕戦ではウェイド、ジミー、ロンドがスリーを決めまくるという予想外展開(笑)。課題だった第1Qの失点も20とまずまずの出だしでした。
最大15点差リードをつけたのですが、何度か追い上げられてしまい終盤は接戦に。なんとか点を取りたいと言ったところで、ウェイドが試合を決めるスリー!まさかのこの試合4本目のスリー成功。昨季決めたのわずか7本ですよ?
スリー以外では、リバウンドが55-36と優勢だったのがよかったです。特にオフェンスリバウンドは18-3と圧倒的。ここから生まれたセカンドチャンスポイントが大きかったですね。ロペスとタージの存在感がでかい。ディフェンスもしっかりしているし。ただ逆に二人がいない時のインサイドのディフェンスが結構酷くて、ペイントでかなり失点がありました。
ジミーはスリーがやたら入った反面、それ以外がまるで当たらず。この辺は修正してくると思うので大丈夫でしょう。もう少しカットインからの合わせの得点が増えてくるといいですね。
プレシーズン不調だったミロティッチは、スリーこそ入らなかったですが、ドリブルからのオフェンスに切り替えいい動きができていました。リバウンド9も褒めてあげたい。そして先発の座を勝ち取ったタージは最高でした。18得点10リバウンドでこの試合唯一のダブルダブル達成。欲しい時に立て続けに点をとってくれたのがでかかった。
このスリーがずっと続くことを頼りにするわけにはいかないので、それ以外のグダグダだったところを修正して次へ次へと繋げる必要がありますね。気を引き締め直して次戦を迎えたい。
そんな次戦は日本時間30日午前9時からまたもやホームでペイサーズ戦です。DAZNにて解説しますのでよければそちらでもどうぞ!
締めに、ブルズ公式がアップしてた写真が大好きだったのでこちら。
When you get the W on Opening Night! #BullsNation pic.twitter.com/7VO82ePcSI
— Chicago Bulls (@chicagobulls) 2016年10月28日
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | Total | |
---|---|---|---|---|---|
Boston Celtics (1-1) | 20 | 29 | 24 | 26 | 99 |
Chicago Bulls (1-0) | 30 | 27 | 22 | 26 | 105 |
Game Stats |
以下AP記事翻訳
ボールがネットを通過したあと右手で喉を搔き切る仕草を見せ、観客が沸く中で飛び回った。
ウェイドはシカゴでの輝かしいデビュー戦を22得点で飾り、ジミー・バトラーも24得点しブルズは開幕戦を勝利。ボストン・セルティックスを105-99で下した。
ウェイドは試合残り26.3秒で試合を決定的にするスリーを決めた。タージ・ギブソンが18得点10リバウンドし、2008年以来初めてプレイオフ出場を逃したのを受け、大幅なメンバーの入れ替えを行なった新生ブルズは白星発進となった。
「あんなシュートを決めて、チームが勝つ手助けをできるなんて、最高な状況だね」ドウェイン・ウェイド
ボストンはアイザイア・トーマスが25得点、エイブリー・ブラッドリーが16得点、ジェイ・クラウダーが14得点するも、前日のブルックリンでの勝利からの連勝とはならなかった。
「望ましくない形で負けてしまった。やられっぱなしだった」ジェイ・クラウダー
ブルズはオフシーズンにロスターを一新。地元のスパースターであるデリック・ローズをニューヨークにトレードし、別の地元のスターであるドウェイン・ウェイドを2年$47Mで契約しマイアミを唖然とさせた。
3度NBAで優勝を経験し、12回オールスターに選出されているウェイドは、ヒートで13シーズンを送っていたが、ブルズでの1シーズン目はいい滑り出しとなった。昨季スリーを44本中わずか7本しか決めていなかったウェイドは、この日6本中4本決めた。
昨季サクラメントで活躍したラジョン・ロンドも今オフにシカゴと契約し、この日は9アシストを記録。バトラーが7リバウンドし、ブルズはセルティックスをリバウンド戦で55-36と圧倒。
昨季あまりみられなかったがむしゃらさ強い気持ちを見せ続けた。利他的なプレイでボールを動かし、25本中11本のスリーを決めた。
「全員楽しんでプレイができていたと思う」ジミー・バトラー
ブルズは第4Q、新加入のマイケル・カーター=ウィリアムズがスリーとフローターを立て続けに決め、バトラーもフローターを決めた後に95-81とリードしていた。
そこからセルティックスが11連続得点し、トーマスのドライブからのレイアップで95-92まで追い上げた。
ジェイレン・ブラウンがトラベリングを取られた段階では101-99だった。そこからウェイドがブラッドリーの上からスリーを決め、残り26.3秒で5点差となりシカゴは勝利をもぎ取った。
「まだお互いについて学んでいる。ああいった試合終盤の状況で何ができるのかを確認しているんだ」ドウェイン・ウェイド
揉めあい
前半にバトラーが大学時代のチームメイトであるクラウダーと揉めあいになった。
同じくマーケッド大出身であるウェイドの外したシュートをクラウダーがリバウンドした後、バトラーに突っ込んでしまい火花を散らした。
ロンドもアイザイア・トーマスと言い合いになり、4選手ともテクニカル・ファウルを与えられた。
「ジェイは俺のダチだよ。激したはずみに起きたことだ。ああなるのが普通だよ」ジミー・バトラー
TIP-INS
セルティックス
- ボストンのブラッド・スティーブンズHCは、ロンドのボストン在籍時の印象は良かったと話した。
スティーブンズHC「とても賢く、ゲームを理解していて、とても狭いところを通すみたこともないようなパスができる選手だった。他の誰とも変われない形で彼をコーチしたよ。自分を保つことが大事だからね、特別扱いはしなかったよ」
ブルズ
- ブルズは元セルティックスの1巡目指名選手であるRJ・ハンターと契約。ジョージア州立大出身のガードは、今週ボストンを解雇されていた。スティーブンズは人数オーバーと表現した。
スティーブンズHC「15人以上の選手を抱えていたからね、彼がどこか別のチームに拾われるのは時間の問題だった。彼のプレイスタイルはブルズがやりたがっているスタイルにマッチすると思うよ。」
次戦
- セルティックス:日本時間日曜にアウェイでホーネッツ戦
- ブルズ:日本時間日曜にホームでペイサーズ戦
ただ気になるのはウェイドもバトラーもFG3割台…
蓋をあけてみたら強敵セルツに勝利。幸先いいシーズンスタートでしたね。
外はまだ信用できてませんがボールも回ってましたし、タジとロペスめっちゃ最高ですわ。ウェイドはチーム1のクラッチ力でこれからも期待したい。
開幕戦勝ちましたね。欲を言えばシューター陣にスリーをもっと決めてもらえると良かったかなと思いました。ロスターの大半が入れ替わったブルズですが、個人的には昨シーズンよりも見ていて楽しいし、将来に期待が持てています。今シーズンもファンのみなさんと一緒にブルズを応援出来ればと思っています、どうぞよろしくお願いします。
初戦勝利何よりでした。
スリーについての意見が多いだろうなと思っていました。
何気にプレマッチでもウエイドは、そこそこ決めてましたから驚きは左程でもないんですよね。 寧ろジミーのリズムが戻って来た事がデカいと思います!
タージはコンディションが良いのでしょうが、何か心に期すものが有る様にも見えます
リバウンドの気迫も戻って、あの逆境の頃に獅子奮迅の気迫溢れる姿を思い出させて
くれて結構、感動しちまいました!
ロンドとC・ウィリアムスの同時起用とか「?」な部分も少しありますが、ここ数年
PGのゲームメイクに不満を持っていたので既に一流のPGと将来性豊かな若いPGを
擁する今のロスターは夢を見られそうな気がして来ました!
更にバレンタインが加わる事を考えると、ホイバーグにはトランジションだけでは
なくハーフコートのバリエーションも、もつと考えて増やして欲しい所ですが・・・
ダグ君とミロティッチがまだ今一なのが若干気になるのとボビー君もPT貰えなかった
のも気になります。
何はともあれ開幕戦勝利はヨッシャ~~!!ですな(笑)
アップテンポな攻撃にワクワクさせられる試合でした。ボールもよく回っていましたし、今後も期待できそうです。一試合見ただけではなんとも言えませんがすでに去年よりも勝ち星を稼いでくれそうです。
開幕明けましておめでとうございます!
今シーズンもbfijを楽しみに拝見させていただきます。
予想を上回るローテーションいじりで、果たして素直に応援出来るんかなぁなんて思ってましたが、やっぱり赤と白のユニフォームが大好き過ぎるので最後までギャー!とか、ヨッシ!とか叫んでましたね(笑)まだまだ課題はありますが、そんな中やっぱりウェイドは別格だなぁと感心しましたね。特に4Qの始め、3Q終わり前から嫌な追い上げられ方する中で、カウント貰うプレーも含めて5点ポンポンと入れてくる辺り。やっぱり、4Qの闘い方を知ってる数少ないプレイヤーというのか、去年なら追い付かれて突き放されてたかも知れない場面だったと思いました。別に去年までの選手達を駄目とかの話ではなく、単純に素晴らしいと感心したワンシーンでした。今年は楽しく観れる試合が沢山あると願って皆様、宜しくお願いします。
お久しぶりです。
ブルズに外がない…
BFIJさんだけでなく、NBAを齧っている人間にとっては潜在意識に刻まれるほどの、いわば「常識」に近いものだったのかもしれません。
事実、ウェイド&ロンドを獲得した時点で、外を捨てて、いっそ清々しくインサイド&2ptでゴリゴリのチームとして時代に逆行したチームを作るのかと思いきや、気持ち良い裏切り方をしてくれましたね。
考えてみればジミーは昨年から外の意識が旺盛でしたし、元よりジャンパーが強みのニコ、ダグの二人に加え、ボビーも単なるオプションではないレベルで外が撃てます。ウェイド&ロンド(特にロンド)に関しては、長年のキャリアの積み重ねによって、外が上手くないというイメージが定着していました。それを逆手にとったというか、ベテランらしい狡猾さが見て取れた気がします。
ブルズの武器ではないと思われていた3ptが入り、それを警戒してDを広げれば、ロペス&タージのハッスル・インサイドが暴れまわる。中を固められたらまた、外へ。
単純明快にして、至極真っ当な策が面白いほどハマった試合だったと思います。
そうたさんと同じ意見になりますが、昨年よりも白星が増えそうな予感がしています。
Go,Bulls!
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名前を入れ忘れました……
usedです。今季も、更新楽しみにしていますね。
やっぱりウェイドはブルズでもウェイドなんですねぇ。頑張ってほしいです