Deng season high
by David Liam Kyle/NBAE via Getty Images
Chicago Bulls 112 – 91 Cleveland Cavaliers

試合スタッツ(ESPN)

Associated Pressを翻訳

ローズとデンの活躍で5連勝!

Deng season high
by David Liam Kyle/NBAE via Getty Images

クリーブランド-(現地:2012年3月2日) デリック・ローズが時間だと決めた時に、試合は決まったようなものだった。

クリーブランド・キャバリアーズはなす術が無かった。

昨年のMVPは第3Qに自信の19点中10得点、9アシスト中6アシストと大活躍。ルーキーのカイリー・アーヴィングを欠くキャブス相手に112-91と勝利し、ブルズを5連勝へと導いた。

ルオル・デンがシーズン・ハイとなる24得点、カルロス・ブーザーが13得点11リバウンドと活躍。

しかし勝因となったのはまたしてもローズだった。

「Dローズはどんなタイミングでも自分の思い取りのプレイができる。彼の凄いところは、いつでも試合を支配することが出来るってことだ。うちがプレイして来た試合全てに彼の爪痕が残っている。彼と一緒にプレイするのは楽しいし、見ているだけでも楽しい」とブーザーはローズについて語った。

ハーフタイムを12点のリードで迎えたシカゴは、第3Qにそのリードを24点にまで広げここ14試合で12勝と、東トップのマイアミのすぐ後ろにつけている。

前回のクリーブランド戦に比べるともう少し努力する必要があった。

1月20日に、ローズが欠場しながらもキャブス相手に39点差で勝利している。

今回は、第3Q中盤にローズがギアを1つ上げブルズが圧倒するまでは引き離せなかった。

必要に応じてドライブを決め続け、ローズは第3Qブルズの38得点中22得点に絡んだ。キャブスはローズを止められる選手がおらず、ローズの力強いドライブを止められずスリーポイントプレイを決められ89-66と大きく離された。

「俺はドライバーなんだ」とローズはコメントした。

キャブスはローズにブレーキをかける作戦で試合を挑んだ。

ローズはその上からドライブするだけだった。

「理想的にはペイントエリアを封鎖して彼にジャンプシュートを打たせることだ。ただディフェンスに戻ろうとしている時に、ローズは信じられないような能力でゴールに切り込みシュートを決めてしまう。接触されていてもだ」とクリーブランドのバイロン・スコット監督は述べた。

「彼は称賛に値するよ。とても特別なバスケットボール選手だ。それが結論だ」と付け加えた。

第3Qのこり11秒でデンがスリーを決めブルズは94-70とリード。クリーブランドのファンは早くも出口に向かい始めていた。

ベンチ選手も変わらずキャブスを支配し、ローズ、ブーザー、ジョアキム・ノア、リチャード・ハミルトンの先発メンバーは第4Qでプレイする必要も無かった。

「今シーズンずっとうちの選手達は良い姿勢で挑めている。このリーグでは前の試合の勝利に浸ったり、次の相手の事を考えたりしているとすぐ足下をすくわれる。それでは駄目なんだ。常に今起きていることと向き合う必要がある。準備している事が大きい」とブルズのトム・シボドー監督は語った。

オールスター開けから0勝3敗だったキャブスはアントワン・ジェイミソンが22得点した。

「とても失望している。こういったチーム相手には48分間全力でやらなければならない。うちは12分くらいしかできなかった。このチームが良くなるにはまだまだ先が長い事を思い知らされるよ」とジェイミソンはコメントした。

流感ウィルスに悩まされてるアーヴィングはこれで欠場4試合目となった。これで4連敗中のキャブスは彼の得点力とプレイメイクが無いのを痛感することとなった。

アーヴィングの欠場により、ローズとの対戦はまたもや持ち越したなった。クリーブランドは今シーズン最終戦でシカゴとまた対戦するが、プレイオフの順位が確定している場合ローズはプレイしない可能性もあるため、今シーズン中の対戦が実現しない可能性もある。

ローズ自身もアーヴィングとの対戦を楽しみにしている。

「彼は若い良い選手だ。デュークにいた頃の試合はいつも見ていたよ。待ちきれないね」とローズは語った。

スコットは前回の114-75の大敗をクリーブランド史上もっとも一方的な敗戦だったと語っていた。

選手たちへのメッセージは?

「しっかりしろ」とスコット。

キャブスは出来るだけそうしていたつもりだった。

第1Q終了時には30-28とわずか2点差のビハインドだった。しかし第2Qからブルズは少しづつ武器を増やしていった。

カイル・コーバーが3本連続でスリーを決めシカゴに15点のリードをもたらした。ハーフタイムでのブルズのリードは56-44とまだ射程距離内だったため、キャブスは後半盛り返すチャンスがあると信じていた。

しかしそこにはローズがいた。

「ああいうレベルに達しているチーム、ちなみに彼らは確実にリーグトップの内の1つだよ、
そんなチームとやる時は簡単なターンオーバーを犯してはならないんだ。うちがやったような守備のミスは許されない。守備面での過ちが致命的となった。完璧な試合をとは言わないけど、それに近い試合をしないと勝てることはない」とスコットは語った。

Game Notes

  • ここ11試合中10試合をホームで行ったキャブスはこれから11試合中7試合をアウェイで行う。
  • ブルズは適地でハーフタイムにリードをしている試合では16戦無敗。
  • 試合残り4分でブルズの控えブライアン・スカラブリーニが出場し、最後の1分でスリーを決めた時にはシカゴファンが大歓声をあげた。

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