試合スタッツ(ESPN)
Associated Pressを翻訳
ハミルトン率いるブルズがボブキャッツに圧勝
シャーロット-(現地:2012年4月18日) 試合前、シカゴ・ブルズのトム・シボドーHCは自身のチームはもっと凄みのある試合展開をしないといけないと離していた。
今日の試合はまさにそれだった。現地木曜にライバルであるマイアミ・ヒートとの決戦が控える中、シャーロット・ボブキャッツを100-68と圧倒し勝利を奪った。
リチャード・ハミルトンがわずか24分間の出場で22得点し、東カンファレンスの第1シード確定に一歩近づいた。
チームの得点源であるデリック・ローズとルオル・デンを欠きながらも、ブルズはシュート率48%で19本中9本のスリーを沈め、先日のワシントン・ウィザーズへの87-84の敗戦から見事に立ち直った。
ハミルトンは4本のスリーを含む自身の最初の7本のシュートを全て決めた。
「こないだワシントン相手にひどい敗戦をしたからね、自分達のプレイスタイルに戻らないとだめだって話していたんだ。それはリバウンドすること、ディフェンスすること、そしてボールを共有すること」とハミルトンは語った。
そしてブルズはそれをシャーロット相手に実行した。ボブキャッツはシュート率わずか30%に抑え込まれ、リバウンドでも57-38と勝利、アシストも29本記録した。
ブルズはここ8試合で4敗と不調ながらも、今シーズン4試合のこしていまだリーグトップの47勝15敗の成績を残している。
東カンファレンスではヒートが2.5ゲーム差で追っている。
「とにかくしっかり試合をして勝ちたいと思っている。マイアミは特別な選手が何人もいるからね、簡単ではないよ」とハミルトンは意気込みを語った。
肋骨の怪我で欠場したデンは、マイアミ戦は出場予定だと試合後に述べた。右足の怪我で欠場したローズはまだday-to-dayと診断されている。
シボドーHCはチームがワシントンへの敗戦から見事に立ち直ったことに満足していた。
「このチームはだいたいそういうことにはレスポンスをかえしてくれる」とシボドーはコメントした。
喜ぶ材料はたくさんあった。
先発メンバーの活躍は素晴らしく、控え選手も合わせて42得点するなど充分に活躍した。
「皆がボールをうまくまわせていた。ボールがまわるので正しいプレイを実行できた。ディフェンスもとても良かった。リバウンドもとても良かった。そして何よりも大事なのはターンオーバーが少なかったことだ」とシボドーは振り返った。
オマー・アシックが9得点15リバウンドと大活躍。ジョアキム・ノアとジョン・ルーカスはそれぞれ12得点した。
ブルズは前半にシュート率55%を誇り、第2Qでは19点のリードをつけていた。
第3Qにはハミルトンの10得点に率いられリードを24点に広げた。ハミルトンは時にかつての姿を彷彿させるような活躍で、5本中4本のスリーを含む、13本中9本のシュートを決めた。
本人はもう少しで100%の状態に戻れると語った。
「試合を重ねる度に良くなって来ているからね、それは良い事だ。最初に戻って来たときに、問題は自分の打ちたいシュートを打てないことではなくて、リズムに乗って試合勘を取り戻すことだったんだ。最近の結果にはとても満足しているよ」とハミルトンは述べた。
シャーロットは引き続き得点力不足に悩まされていた。これで2試合でシュート率30%に終わった。
「今年はその問題に常につきまとわれている」とボブキャッツのポール・サイラスHCはコメントした。
ルーキーのケンバ・ウォーカーが16得点したものの、ボブキャッツは18連敗でチーム記録を更新してしまった。
シャーロットは残り5試合を全て負けると、NBA史上最低勝率を更新してしまうことになる。
「当然その記録は更新したくない。それについては常に思っているし、皆で話し合ったことでもある。とにかく勝ちたいんだ。それが今の目標だよ。シーズン前にゴールを設定したんだがほとんど達成できていない。ただ残り5試合でその記録を阻止することはなんとかやり遂げたい」とボブキャッツのジェラルド・ヘンダーソンはコメントした。
ボブキャッツのこの試合、もしくわ今シーズン全体を表すプレイが1つあった。
前半、マット・キャロルが速攻からレイアップをしにいったところ、力をいれすぎ外してしまい、リバウンド・ダンク絶好の位置につけていたバイロン・ムレンズは手でボールをはじいてしまいボールはむなしくコートの外へ飛び出した。
観客席からは嘆き声が聞こえ、キャロルは信じられなかったかのように手を叩き上を見上げるしかなかった。
Game Notes
- 先日サイラスHCと言い争いになったタイラス・トーマスは前半のほとんどをステーショナリー・バイクで調整をしわずか3分の出場だった。その後右ひざの痛みで退場した。
- シャーロット最後の勝利は3月17日。
- ボブキャッツの6ターンオーバーはシーズン記録だった。
- シカゴの57リバウンドは、ボブキャッツの相手としてはシーズン最多タイ。
試合を観なかったので何とも言えませんが、ちょっと気になったのが
ブーザーのFTが0回
ノアのFTが2回
ギブソンのFTが4回
ボブキャッツはインサイドのディフェンスを殆どしなかったのか...?
アシクは8回ありましたが、他の連中はもうちょっとガンガン中を攻めても
良かったんじゃないかな、練習を兼ねて。
点数からしてインサイドを攻めてた様な感じではないので。
さぁ、今日はマイアミ戦です。
多分負けると思いますが、調整と言う意味で、20分弱で良いからローズに
出てもらいたいですね。