ローズ離脱後の初戦は黒星。速攻からの得点がわずか5得点と、試合のペースやプレイの入り方にローズ不在が大きく現れました。今後プレイスタイルをどう調整していくかが重要になってきます。
序盤、ガソルとブルックスが好調でいけるぞ!と思ったのですが、試合が進むにつれ徐々に停滞。第4Qは昨季みていたような、得点がなかなかできないという状況が続きどんどん点差を開かれてしまいました。やはりメンタル面での影響があったのか、フリースローが15/23だったのも響きました。追いつけるぞってところでのフリースローで相手を捉えきれない感じになってしまいましたね。
ローズの代わりに先発したブルックスは序盤こそ良かったのですが、その後停滞。シュートが全く入らなくなってしまい、普段は得意なフリースローも3本連続で外すシーンがありました。
この日の先発紹介で、ローズの代わりに最後に名前を呼ばれたのはノアでした。ローズ手術の報道で感じたことを聞かれ「怒り。悲しみ。なぜ彼がこんな仕打ちを受けなければならないんだ。」と話したノア。この試合では8アシストと昨季のポイントノア・スタイルが今後増えそうだなと感じる試合でした。
ガソルは25得点13リバウンドと安定のダブルダブル。ただ見ていて思ったのはミッドレンジだらけだった事。もっと下のほうでポストアップさせて放り込むプレイの比率を増やすのもありかなと思いました。ノアがまた上にあがる回数が増えてくることもあるので、その辺のバランス調整も必要そうですね。
リバウンドを取ってからのチームの動きだしがとても遅く、ボール運び一つをとってもこれだけ差があるのかと思わずにはいられない試合でした。速攻からの得点はジミーのスティールから生まれたカークのトランジションスリー一本と、試合残り10秒でノアのフルコートパスを受けたガソルのレイアップだけでした。ここをいかに増やせるかが課題になりそうです。そのためにもまずはディフェンスですね。
次戦は日本時間28日の午前10時からホームでウルヴス戦です。今日ガーネットの復帰戦を勝利で飾ったミネソタ。勢いに乗っていそうで嫌な相手になりそうですが、こちらも勝利でなんとかしてまた勢いに乗せたいです。
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | Total | |
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Charlotte Hornets (23-32) | 20 | 24 | 23 | 31 | 98 |
Chicago Bulls (36-22) | 20 | 24 | 21 | 21 | 86 |
Game Stats |
以下AP記事翻訳
ノア「怒り。悲しみ。」
ローズ離脱のニュースはシカゴ・ブルズに大きな打撃となった。そしてホーネッツからも追撃をくらった。
マイケル・キッド−ギルクリストが18得点12リバウンド、モー・ウィリアムズが17得点したシャーロットはシカゴに98-86で勝利した。
アル・ジェファーソンも16得点と貢献し、ホーネッツは連敗を5で止めた。しかしそれら全ては、ローズ手術の必要性のニュースで影が薄れてしまった。
スティーヴ・クリフォードHC「彼らにとって、精神的にもローズ抜きでプレイするのに慣れるまで何試合かかかるのは間違いないだろう。」
ブルズは現地火曜夜に、ローズが右ひざの半月板が断裂していた事を発表し、チームとファンにとっては大打撃となった。2011年の元MVPがマイケル・ジョーダン-スコッティー・ピッペン時代以来の優勝に導いてくれるどころか、また同じ姿で戻ってこれるのかの不安が更に増すこととなってしまった。
ローズは同様の怪我で昨季はわずか10試合しか出場できず、皆が待ちわびた復帰は延期となっていた。その前の2012-13シーズンは左ひざの断裂したACLのリハビリで全休した。今の段階ではいつ手術を受けどれくらいの離脱になるかはわかっていない。
パウ・ガソル「全員影響を受けたよ。みんなもう経験済みかもしれないけど、もうこれで3度目なんだ。」
シカゴはこの敗戦でセントラル・ディヴィジョン首位の座をクリーブランドと分ける形となった。ブルズはここまで7試合で6勝していたが、自身のポイントガードのニュースの影響は明らかだった。
レイカーズで2度優勝を味わい、シカゴで更に優勝を目指すためにやってきたガソルはこの日ゲームハイとなる25得点13リバウンド4ブロックを記録。リーグトップとなる38度目のダブルダブルを記録した。
ジミー・バトラーは14得点、ローズの皮rに先発したアーロン・ブルックスは12得点したが、5本中1本のスリーを含む12本中4本しかシュートが入らず、フリースローを8本中3本と精細さを欠いた。ブルズはチームとしてスリーが17本中わずか3本、フリースローは23本中15本だった。
キッド-ギルクリストが2本のダンクで7-0のランを締めくくり、第4Q途中でリードを85-74と広げた。更に8-0のランでジェファーソンが6得点し残り2:25で95-78とした。
ウィリアムズ「いい選手が揃っている。コーチングスタッフも素晴らしいし、チームメイトも素晴らしい。彼らとプレイするのはとても楽しいし、彼らも俺とプレイするのを楽しんでくれている。勝つことが最優先という気持ちが伝わって来るから、余計楽しいんだ。」
ホーネッツは速攻から17得点した。もう1得点していれば、罰金のプール金から各選手に$100のボーナスが出るはずだった。
クリフォードHC「まだ18得点に達していない。今夜は17得点だったから、今日残念だったことの一つといえばそれだ。」
TIP-INS
ホーネッツ
- センターのビズマック・ビヨンボ(右ひざ打撲)は近々接触有りの練習を開始する予定だが、現地金曜のボストン戦はおそらく出場しないだろう。この日10試合連続での欠場となった。
クリフォードHC「(火曜に)見た限りでは、(日曜の)オーランド戦あたりでの復帰の方が現実的だ。」
ブルズ
- 前試合を体調不良で欠場したタージ・ギブソンとカーク・ハインリックが復帰。ギブソンは1試合欠場、ハインリックは2試合欠場した。
- トム・シボドーHCはローズが離脱している間にブルズが誰かと契約しても、そこまでローテーションを壊すことはないだろうと話した。ブルズはまだ柔軟なローテーションが組めるのが助かると話した。
次戦
- ホーネッツ:日本時間土曜にアウェイでセルティックス戦
- ブルズ:日本時間土曜にホームでウルヴス戦
まぁまたローズのいない試合が始まりましたが・・・チームはローズのいない時の戦術をほぼ考えてない模様でしたね。スネルはもっと長い時間だしてもいいと思いました。速攻でも外す、フリスローもだめ・・はたして後半戦大丈夫なのか・・・。
どんなチームでもエースPGを失えばリズムとバランスを崩すのは当たり前でしょうね。
更にチーム全員が今年はヤレる!と思って臨んだのだから精神的なダメージは外から
見ている自分には推し量れないものだと思います。
ある意味ガソルが活躍出来たのも新加入で尚且つレイカーズ時代にコービーを失った
シーズンを経験したベテラン選手だからこそかな? と感じました。
正直ブルックスはゲーム・メイクに長けたタイプのPGではないと思うし
ローズ不在の2シーズンを支えたカークは無理に復帰したのかも知れないと思う事と
今季はシュートトラブルよりPGとしてパスミスとTOが多い事を懸念しいます。
なので今季はオフェンス力が向上したとは言えそれを引き出し続ける事ができるのかが
大きな問題になると思いますね・・・
3年連続でエースPGの問題を抱えたんでは流石にキツい、ローズの復帰を待つのが
前提でもシーズン通して活躍できるゲーム・メイクに長けたエース級PGの獲得は考えた方が
良いんじゃないかと流石に思います。 PGはチームの中心ですから。
もうローズに振り回されてる感じしかしない。3回目じゃ給料泥棒って言われてもしょうがないよさすがに。もうローズにそこまでこだわる必要ないと思う、ブルズの優勝が見たい。