ブルズ 105-116 スパーズ

トニー･パーカーのいいプレイがそれを助けてくれている。

パーカーはシーズンハイとなる32得点とわずか1ターンオーバーでサンアントニオの5連勝を牽引、シカゴ･ブルズnい116-105で勝利した。

パウ･ガソル「トニーがまた高いレベルでプレイし始めていて、彼らにとってそれは非常に大きい。ああいう状態の彼らを倒すのはなかなか難しい。」

今季ハムストリングの張りに悩まされ13試合欠場したりしていたパーカーは徐々にオールスター級の選手に戻り始めている。レーンへの力強いドライブが戻り、いつもスピンムーヴ、レイアップ、フローター、コーナーで待つチームメイトに素早いパスを出しスリーへつなげている。

パーカー「まだ少し影響はあるけど、そこは戦い抜けるよ。もうこれについて話すのは飽きた。常に自分に押し切るぞって言い聞かせていたんだ、欠場するよりもプレイしたい。」

パーカーはここ3試合で平均25得点記録しており、この試合では30分出場し19本中13本のシュートを決め2アシストを記録した。

ティム･ダンカンは自身のキャリアで始めてフィールゴールを決めることができず、8本全てのシュートを外しわずか3得点に終わった。しかし彼の不調は、チームのバランスのとれた得点力と力強い守備力でカバーできた。

スパーズはカワイ・レナードが20得点、パティー･ミルズが15得点、マヌ･ジノビリが14得点した。

シカゴは22ターンオーバー犯し、そこから32失点許してしまった。スパーズはレナードとジノビリの3スティールを含む15スティールを記録した。

ジョアキム･ノア「相手は手がしっかり動いていて沢山スティールされてしまった。そこからオープンに出されそれに対応する術がなかった。」

ナジー･モハメッドからイートゥアン･モアへのソフトなパスをパーカーがスティールし、コートを駆け上がりレイアップにつなげた。

ポポヴィッチ「ここ2,3試合と彼はあのモードになっていて、自身の健康状態についてもだいぶ自信がついたようだ。今日はとても爆発力があり、出場時間もたっぷりあった。我々が彼にいてほしい状態までこれたと思う。」

その後、残り11分でレナードがマイク･ダンリービーからボールを奪いコートを駆け上がりモアとノアの上からダンクを決め91-77とリードを広げた。

パーカー「カワイから始まるんだ。ここ4,5試合彼はスティールやディフェンスでのプレイが素晴らしい。」

シカゴはガソルが23得点、アーロン･ブルックスが22得点した。

カーク･ハインリックので93-85まで追い上げたが、スパーズはそこから3連続スリーを決め一気に突き放した。

オールスターポイントガードのデリック･ローズを欠くシカゴは、他にジミー･バトラーとタージ･ギブソンも欠場中だ。

トム･シボドーHC「十分得点することができるか心配していたが、得点はしっかりできると思っている。重要なのはボールをしっかりケアし、守備にすぐ戻ることだ。」

サンアントニオ（39勝23敗）はこれで西6位のダラスと並んだ。マブスは現地日曜夜にロサンゼルス･レイカーズと対戦する。