試合スタッツ(ESPN)
Associated Pressを翻訳
デン率いるブルズ、キングスに辛勝
シカゴ-(現地:2012年2月14日) デリック・ローズが出場できない以上、シカゴ・ブルズが勝ち続けるにはあらゆる方法をみつけなければならないとルオル・デンは述べていた。
この試合が求めていたものではないが、勝ちは勝ち。
デンは23得点とキャリアハイとなる11アシストの活躍で、ブルズはなんとかサクラメント・キングス相手に121-115で勝利した。一時19点差までつけていたリードは、最終Qではわずか2てんまで追い上げられていた。
「勝ってはいるが、デリックがいないのはやっぱりでかいよ。彼がいると試合が相当楽になるんだ。いないとその分頑張らないといけない」とデンは語った。
ジョアキム・ノアが22得点11リバウンドと援護。最後の17.6秒で4本のフリースローを沈めたカイル・コーバーは18得点。カルロス・ブーザーが16得点、タージ・ギブソンが15得点し、3試合連続でローズを背中の怪我で欠きながらもなんとか勝つことができた。
この勝利でブルズのトム・シボドー監督はオールスターゲームの東監督選出が確定した。
デマーカス・カズンズが28得点17リバウンドでサクラメントを率いた。タイリーク・エバンズが27得点、マーカス・ソーントンが23得点したキングスは、試合終盤に猛攻を見せた。
残り19秒でエバンスが2本フリースローを決め115-112とにじみよる。コーバーがその後2本フリースローを決めたが、まだドラマは終わっていなかった。
ソーントンが残り14.8秒でスリーを決めリードはわずか2点。しかしその後コーバーが2本フリースローを決めスコアは119-115。残り8.8秒でデンが更にフリースローを2本決め、なんとか勝利を勝ち取った。
「このチームが負けていても投げ出すことは今の所まだないよ。このチームは今シーズン、負けていてもなんとか追い上げて接戦に戻せることを何度も見せてくれているからね」とキングスのキース・スマート監督は語った。
しかし接戦にするのと勝つのはまた話が違う。サクラメントは10勝18敗でパシフィック・ディヴィジョン最下位。アウェイ戦にいたってはわずか3勝13敗だ。
ローズがいないブルズでも実力差は明らかでミスマッチと考えられていたが、キングスはシカゴが試合を手の届かないところまでもっていったと思われてからもなんとか追い上げくらいついた。
第3Q残り1分でデンがコーナーからスリーを決めた時点でサクラメントは8点差で負けていた。シカゴはそこから12-1のランを決め97-78と大きくリードを広げたものの、ブルズは最後まで息苦しい展開。
しかし試合後はなんとか勝利し大きく安堵のため息をついた。
「とてもタフなチームだ。全員一緒にプレイしている。フロントコートの選手を使ったハイ・ピックアンドロールをとても上手く使えている。今夜はひたすらそれをやられてうちから何度もファウルを引き出していた。それが敗因だね」とエバンスはゲームについて語った。
ブルズにとって、1992-93年以来の長さとなる9戦連続アウェイ戦を6勝3敗で終えた後の初ホーム戦でのドラマティックな勝利となった。それもスターPG抜きでの勝利。
「もうこのチームは誰かが怪我で出られない事に慣れて来たよ。昨年はうちのでかい選手だった、今年はガード周りだからもう全部カバーできたな。層の厚さには自信があるから、誰かが倒れたら次の選手がその穴をしっかり埋めてくれる」とシボドーは述べた。
しかし最大の質問は、この怪我続きが最終的にどう影響するかだ。
ローズはまだ復帰予定日がたてられずにいる。現地木曜にはボストンがホームにくるが、まだラジョン・ロンド率いるセルティックスと対戦できるか判断できないと語っていた。ただ一つだけ確かなことは、ローズが少し気が楽になったことだ。
現地月曜に専門医に診てもらったところ、特に重大な故障ではないと診断され、今年優勝を目指しているローズとチームにとって朗報となった。今シーズンローズは22得点7.8アシストをアベレージしながらも、楽なシーズンとは言いがたい。背中と左足親指の怪我で今シーズンはあわせて8試合欠場している。彼はNBAデビューから最初の3年でわずか6試合しか欠場したことがなかった。
「今できることは、この状況を利用して更に強くなることだ。もし選択できるのであれば当然彼には怪我をしててほしくないけど今はそれが現実だ。この状況を利用できると思っているよ。代わりの選手が穴を埋めている。普段あまり出場できない選手が出場できている。こういった怪我の問題はシーズン終盤よりも今経験できてることが救いだね」とデンは今のチーム状況に付いてコメントした。
Game Notes
- 家族の問題で離れていたベテランガードのリチャード・ハミルトンはこの試合も右太ももの怪我で欠場したが、ブルズと合流した。ツイッターで祖母が亡くなったことを発表した。
- ブルズはガードのマイク・ジェームズと10日間契約を交わした。ジェームズは1月28日に放出されるまでシカゴで3試合プレイしていた。
- キングスのルーキー、ジマー・フレデットは腹痛で欠場した。
相変わらず怪我続きな今シーズンですが
全員前向きにとらえているようで良かったです。
オールスター監督確定シボドーおめでとう!
ほんと、ここ最近毎年主力のけが人が、多い。
きょうは、4QからCJをSGポジションにしてなんとかSASを振り切った。
彼のドリブルで2ON2をしかけると、ほとんど失敗してる
もっとボールを動かしてフロア全体でOFしてほしいなぁ
主力が怪我多いのはやはり心配ですよね。
終盤でなく今なのが不幸中の幸い。。
CJは確かにたまに頑張ろうとしすぎてから回ることがありますね。