ピストンズ 92-75 ブルズ

ピストンズ 92-75 ブルズ

うーん、後半から本当に酷い試合だった。せっかくのマイアミへの勝利もこれで帳消し。もったいないですね。

デンさんがふくらはぎの張りで欠場し、ローズ=ジミー=デンさんと先発メンバー3人を欠けたブルズはゲームが進むにつれミスが目立ち始め崩壊。相手はジェニングスがラッキーショットも含めなんでも決め始めたのも痛かった。

デンさんの欠場で代わりに先発したタージが21得点10リバウンドと一人奮起しましたが、他の先発陣がまったくでした。何も入らない(ブルズFG 33.3% 3P 16.7%)、リバウンドも負ける(33-51)、相手にスリー決められまくる(12/19 63.2%)と散々でした。

前半は47-47と同点で終えたものの、第3Qで一気に崩れてしまいましたね。鬼門の第3Q復活。中途半端なジャンプシュートばかりを打ち始めてしまい、オフェンスの流れも何もなくなってしまいました。もっとインサイドを使わないと。ブーザーは前半11得点も、後半はわずか2得点と沈黙。ノア、スネル、カークもミスが目立ちだめでした。

逆にティーグが17分の出場で10得点3アシスト3リバウンド0TOと、今回は数字でもわかるような結果を残してくれました。ドライブも相変わらず積極的でこれは良い兆し。カークが全然入ってないときにもうティーグにまかせようって言えるくらいになってくれると助かります。

次は2日あけてからのバックス戦です。これは絶対に落とせない。頼みます。

1Q 2Q 3Q 4Q Total
Detroit Pistons (10-10) 25 22 24 21 92
Chicago Bulls (8-10) 24 23 9 19 75
Game Stats

以下AP記事翻訳

Rob Grabowski-USA TODAY Sports
Rob Grabowski-USA TODAY Sports
CHICAGO – ブランドン・ジェニングスとデトロイトのビッグマンの助けで、ピストンズは7年ぶりにシカゴで勝利をあげる事に成功した。

ジェニングスが33得点したピストンズは、人手不足のブルズに92-75で勝利し4連勝。

アンドレ・ドラモンド(14リバウンド)、グレッグ・モンロー(12)、ジョシュ・スミス(10)の活躍でデトロイトはリバウンド戦を51-44で制し、ピストンズ(10勝10敗)は11月24日以来アウェイで4連勝とした。

デトロイトにとってシカゴでの勝利は2006年2月24日以来となった。ピストンズはこれまでユナイテッド・センターで14連敗していた。

ジェニングス「うちのディフェンスがかなりステップアップしてくれた。全員が声を掛け合い、リバウンドに積極的だった。今年ベストな後半だったんじゃないかな。」

ブルズ(8勝10敗)にとってはシーズン最低得点で、チーム得点王であるルオル・デンを欠いたチームはわずか33%のシュート率に終わった。デンは左ふくらはぎの張りで欠場。

シカゴはタージ・ギブソンが21得点10リバウンド、マイク・ダンリービーJr.が16得点、カルロス・ブーザーが13得点。

ピストンズは第3Qに24-9とブルズを圧倒し、ハーフタイムで同点だったスコアを一気に広げた。

トム・シボドーHC「得点が出来なかった、スリーポイントラインを守備する事も出来なかった。このリーグのチャレンジだ。良い勝利をした後も、すぐその状況が変わってしまう可能性がある。」

シカゴはここ9戦で7敗しているが、木曜にマイアミ相手に20点差の勝利をしていた。

シボドーHC「一人欠けると先発メンバー変わる、そうするとベンチも変わる。」

デンはその日判断とされている。既にデリック・ローズを欠いているブルズは、2人の得点ゲッターを失い、この日はそれが特に現れた。

カーク・ハインリックが36分の出場で5ターンオーバー、4アシスト、4スティール。マーキス・ティーグは17分出場し10得点した。ティーグはここまで出場時間平均10分だった。

第1Qに11得点したブーザーは、その後試合残り2分になるまで得点する事はなかった。

ギブソンはオフェンスリバウンドでとても積極的な動きを見せた。第2Q開始から3分でのポゼッションで、2回オフェンスリバウンドを掴みプットバックを決めた。

ジェニングスは8本中5本のスリーを含む22本中12本シュートを決めた。ピストンズはチームとしても19本中12本ものスリーを決めた。

モーリス・チークスHC「彼は我々が必要だっていう時にプレイを決めてくらた。そこは彼が進化し続けている所だと思う。彼には彼の出来得るプレイとシュートを決め続けてもらう必要がある。」

デトロイトは他にカイル・シングラーが12得点、ジョシュ・ハレルソンが10得点した。

デトロイトは前半インサイドで得点出来ない代わりに8本中6本のスリーを決めた。ピストンズは度々ゴールしたでチャンスを逃したが、ハーフタイムを47-47の同点で迎える事ができた。

Game Notes

  • ギブソンとジョアキム・ノアが共にテクニカル・ファウルを取られた。
  • デンはMRIの結果「全て問題ない」と明かした。
    デン「今はとにかく次の試合までに準備をする事で頭がいっぱいだ。」
  • ピストンズのロドニー・スタッキーは第2Qに左膝の痛みを訴え、戻る事はなかった。10分で2得点に終わった。

14 コメント

    • myさん、コメントありがとうございます。
      アップダウン激しいですねー。
      これからバックス、ニックス、バックスと続くので
      東相手に連勝してもらいたい!

  1. ヒート戦勝利の代償? 山王戦後の湘北?
    最高潮だったテンションがデンまで故障してしまった事で一気に消沈してしてしまったかな・・・
    このゲームは観られなかったので負けるにしてもなのか、仕方が無かったのかは分からない
    けれど本当に今季のブルズは苦しいですね。 
    この時期で主力の故障者が続出するのは本当に厳しい。 この状況に加えノアが爆弾を抱えている
    事を考えるとゾッとするし、カークだって昨季終盤はケガで苦しんでいた訳だし。
    でもポジティブに考えればタージが一皮剥けてスコアラーに昇華するシーズンを観られている
    と思えば意味が出て来るし、普通の状態なら重用されないルーキー達を観られると思えば
    楽しみだし、「災い転じて」となるかもしれないし、ヒート戦で魅せてくれたブルズ・スピリットを
    忘れるには早過ぎる。  
    それにしても、やっぱり第3Qか・・・ 本当に鬼門。

    • T-コッチさん、コメントありがとうございます。
      ヒート戦勝利後だからこそこの試合は勝って欲しかったんですよねー。
      怪我はなんとかしてもらいたいですねー。この時期で怪我は終わらせて終盤は万全という形が取れるといいのですが、なんとも。
      タージはもう完全にオフェンスの良い選手として一皮剥けたましたね。
      これは純粋に嬉しいです。

      第3Qの大崩れはなんとかしてもらいたいですねー。

  2.  こんばんわ。
     
     主力が3人もいないんじゃこうなりますよね(T_T)。

     今はガマンですね。

     チーム状態は波あるとは思います。ここは今いる選手たちで乗り切るしかないです。

     若い選手、ベテラン選手、一丸となって頑張ってもらいたいです。

     

    • TOSHIさん、コメントありがとうございます。
      相手も得点源のスタッキーが途中から欠けていたので、怪我人を言い訳にするわけにはいきませんが、にしてもスタメン3人いないって辛いですよね。

      プレイ面だけでなくてメンタル面での波がかなり激しい感じがするので、その辺をノアやタージがなんとか鼓舞してもらいたいです。

  3. ピストンズファンとしてはヒート戦に続く嬉しい勝利でした
    ようやく憎いシカゴ(ブルズファンの皆様、ごめんなさい 大地を貫くドリル土下座で許してください)の本拠地で一矢報いることができました
    とはいえ、今日のブルズ相手じゃ喜びも70%くらいです
    昨シーズンのような熱いシカゴに勝って、うちも熱くなってもらわないと
    次の対戦、楽しみにしてます

    • tm6さん、コメントありがとうございます。
      勝利おめでとうございます。最近連勝で調子がいいですね。
      またピストンズとお互い90年代のライバル時代みたいな
      がつがつした試合ができるようになると嬉しいです。

  4. チームの調子もですがまずローズ、デン、バトラーとスタメンが3人がいなかったらどのチームもまず負けますよね。昨シーズンからですが怪我人が出過ぎですね!プロである以上はまず怪我をしないことが基本だと思います。いくらスタメンみんな揃って万全の状態なら強くても、そのメンバーが揃わなかったら意味がないわけで・・・。いるメンバーでなんとか頑張ってもらいたいですが、さすがに今日のメンバーではきついでしょうね。
    ただ出ているメンバーは控え組が多いんでこれまでは脇役にまわってたと思いますが、ここは自分が中心ぐらいの気持ちで積極的にシュートしたり我を出していけるチャンスだと思うのでいい意味で期待を裏切るプレーを見せてもらいたいです!

    • jtさん、コメントありがとうございます。
      怪我人多いですねー。これはもう不運というしかないのか。バトラーの怪我とか何か凄い無理した訳でのもなさそうだっただけに本人は受け入れるのが辛かったと思います。
      ただ怪我人が出た事によってチャンスが回ってくる選手が奮起するというのは、昨シーズンもこれでもかってくらい見せてもらっているので、今季のメンバーをそれを是非みせてもらいたいですね。

  5. ティーグにはこの調子でいってもらいたい。
    バトラーはいつ戻ってくる予定なんですかね?

    • 銀座カリーさん、コメントありがとうございます。
      早くて今週中と言われています。ランニングやシューティングは再開しているようなので、ブルズの練習に一度参加してから復帰となる予定です。連戦が続くとなかなか公式な練習が行えないので、それ次第ですねー。

  6. HEATはボッシュがいなくてもウェイドがいなくても勝ってきますからね。
    メンバーが欠けた、いつもと違う、では話にならない気がします。

    • スカラブリ煮さん、コメントありがとうございます。
      ブルズはこれまでも人が欠けた中で誰かがステップアップして活躍してくれるチームだったので、今年もそれを見せてもらいたいですね。
      ヒートもウェイドいなくて連敗した訳ですから、どこも状況は同じ。
      戦い続けてもらいましょう。

返事を書く

Please enter your comment!
Please enter your name here

This blog is kept spam free by WP-SpamFree.