今日は連戦ということもあってウェイドがお休み。そんな中ジミーがオフェンス面でウェイドの分も穴埋めする活躍。サーカストリップここまで3勝1敗!連戦の2戦目をものにできたのは大きいですね。
途中グランド、バレンタイン、キャナン、ポーティス、フェリシオという超経験不足セカンドラインナップという時間帯があり、そこで主導権を奪われてしまいましたが、それ以降は先発陣をうまく盛り込みながらのローテーションで何とか逆転。
ニコとキャナンがステップアップしてくれたのがよかったですね。ニコが良い試合してるとやはり全然違います。バレンタインもルーキーとは思えない落ち着きでプレイしてくれていて良いですね。彼に任せられるような時間帯を増やしていきたい。
終盤またグダグダになって接戦になってしまったのは残念でしたが、今日はとにかくジミー。40得点7リバウンド6アシスト!スリーを一本も決めずに40得点ってなかなかオールドスクールなプレイスタイル。試合前からホイバーグに40得点すると言っていたらしく、今日はガンガン攻めると決めていたようですね。
次戦は日本時間23日(水)午前11時からアウェイせナゲッツ戦です。サーカストリップあと2試合!
そういえば試合前にジミーとデンさんによるこんなやりとりがあってもう最高。
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | Total | |
---|---|---|---|---|---|
Chicago Bulls (9-5) | 30 | 32 | 28 | 28 | 118 |
Los Angeles Lakers (7-7) | 30 | 31 | 24 | 25 | 110 |
Game Stats |
以下AP記事翻訳
とはいえ、この日のバトラーはあまり助けを必要としていなかったようだ。
バトラーがシーズンハイとなる40得点、アイザイア・キャナンがシーズンハイとなる17得点したブルズがレイカーズ相手に118-110で勝利。ここ6戦で5勝目をあげた。
ニコラ・ミロティッチが15得点15リバウンドしたブルズは、レイカーズによる終盤の追い上げを食い止め恒例のサーカストリップを3勝1敗とした。前日19点リードしながら逆転負けしたクリッパーズ戦からの立て直しにも成功した。
「昨夜から今日まであまり時間はなかったけど、全員が身体をケアしビデオチェックをしていたのを見た。こうあるべきだ」ジミー・バトラー
シカゴは2度のオールスターと金メダル受賞者であるバトラーから最高の活躍を得た。スリーを決めることなく、数々のディフェンダーをかわしインサイドとペリメーターから得点を量産した。
「彼は攻め続けた。試合前に『コーチ、今日は40点とるよ』って言われたんだけど、有言実行だったね」フレッド・ホイバーグHC
連戦の2戦目ながらも、シカゴはレイカーズに16オフェンスリバウンドを含む56-37でリバウンド戦を圧倒し、ルースボールにも飛びついていた。
ウェイドは今シーズン初欠場。前日の試合で28得点したが、ブルズは34歳のベテランの健康を維持するために長期的な目線でシーズンに挑んでいる。
「D-Wadeは欠場していたけど、自分がどうすべきかだったり、試合の展開を読むのに手助けをしてくれている。彼が側にいるのは最高だよ」ジミー・バトラー
レイカーズ(7勝7敗)はルー・ウィリアムズがシーズンハイとなる25得点、ラリー・ナンスJr.がキャリアハイとなる18得点をあげた。
「ジミー・バトラーが素晴らしい活躍だった。彼は素晴らしい選手だが、彼がああいう活躍をするのであれば他の選手を止めなければならない。今日は彼に活躍させ、他のロールプレイヤーにも活躍され役割を果たさせてしまった。スター選手を止めるか、ロールプレイヤーを止めるかのどっちかをしなければ。全員に活躍させてはダメだ」ルーク・ウォルトンHC
ラジョン・ロンドが左足首の痛みと戦いながらも4得点9リバウンド12アシストの活躍。残り28.6秒でフローターを決め、15点差のリードを5点まで削られていたブルズの勝利を決定的なものとした。
長いシーズン
レイカーズの若きスター達はチームが連敗する中、苦戦した。左ひざの痛みを気にしながらプレイしたディアンジェロ・ラッセルはわずか8得点7アシストに終わった。ジョーダン・クラークソンはシュートが12本中1本しか入らずわずか5得点、ジュリアス・ランドルは14得点した。
レイカーズはハードワークに関してもブルズから手痛いレッスンを受けるはめになった。
「第2Q途中にリバウンドをもぎ取られ続ける時間帯があった。何が理由かはよく分からない」ラリー・ナンスJr.
最後のあがき
悪い内容ながらも若きレイカーズは終盤追い上げを見せ、ニック・ヤングとラッセルの連続スリーで残り1:12でシカゴのリードを115-110まで削った。ヤングとラッセルがその後スリーを外し、バトラーがジャンプボールを制し、ロンドが決定的なフローターを沈めた。
TIP-INS
ブルズ
- 足首を怪我しているロンドだが、2試合連続でプレイした。
- レイカーズとの再戦はホームで11月30日に行われる。それまでにブルズは2試合しかないのに対して、レイカーズは5試合ある。
- ドイツ人センターのポール・ジプサーが背中下部の痛みで欠場した。
レイカーズ
- ウォルトンが今季初のテクニカルファウル。吹いたのは審判のケイン・フィッツジェラルドで、第2Qのノーコールに対する抗議だった。
- 9年半ブルズで過ごしたルオル・デンは6得点だった。
次戦
- ブルズ:日本時間水曜にアウェイでナゲッツ戦
- レイカーズ:日本時間水曜にホームでサンダー戦