ドウェイン・ウェイドが古巣ヒートを新しいホームのシカゴで迎え撃つという形になったこの試合。チームとしてスリーが不発でしたがなんとか勝利。ジミーとウェイドという2人のフィニッシャーに助けられる形となりました。
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | Total | |
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Miami Heat (7-17) | 27 | 28 | 20 | 25 | 100 |
Chicago Bulls (13-10) | 29 | 26 | 28 | 22 | 105 |
Game Stats |
以下AP記事翻訳
ウェイドが古巣相手に28得点、ジミー・バトラーが31得点したブルズが不調ヒートを105-100で倒した。
バトラーはシカゴ最後の10得点を稼ぎ、マイアミが1点差まで詰め寄るも、ブルズに勝利をもたらした。
マイアミで12回オールスターに選出され、3度NBAチャンピオンに導いたウェイドは、ヒートとの2度目の対戦で第3Qに重要なランを導いた。二日前にサンアントニオにアウェイ初黒星を与えたブルズは、この日なんとか逃げ切った。
「こちら側で何年も見てきたものだった。彼の競争心とバラエティに富んだ技を見せつけられたね。ポストプレイ、ピック&ロールと様々な形で攻められ、こちらのチームディフェンスに多大なプレッシャーを与えてきた。世界屈指のタレントを持ち合わせているが、ウェイドが素晴らしい選手としてい続けているのは彼の頭脳なんだ。相手のディフェンスがどういう動きをするかわかっていて、こちらがどこに動くかも熟知している」エリック・スポルストラHC
マイアミはゴラン・ドラギッチが21得点11アシスト、先日のクリーブランドへの大敗で一時ベンチに下げられたハッサン・ホワイトサイドがエネルギー溢れるプレイで20得点、タイラー・ジョンソンが15得点したが、これで5連敗となった。
ジョンソンが残り4:20でスリーを決め97-96までリードを削った。その後バトラーがドライブからスリーポイントプレイを決め、もう一本フリースローを決め101-96としたが、ヒートはまだ終わっていなかった。
ドラぎっちのレイアップとホワイトサイドのインサイドからの得点で、残り13秒で101-100とした。バトラーがそこから2本フリースローを決めシカゴのリードを再び3点に広げた。
同点にするチャンスで、ドラギッチとジョシュ・リチャードソンがトップでハンドオフに失敗。見逃さなかったバトラーがスティールし、残り1秒弱でフリースローを2本決め試合も決めた。
「このリーグでは、素晴らしいプレイをして勝つ日もあれば、勝利に最低限必要なプレイをなんとかして勝つこともある。勝利は勝利だ。今日はなんとか勝利するのに必要なプレイを絞り出せた」ドウェイン・ウェイド
ヒート
- 息子がアメフトの州決勝戦に出場するのを見るためにチームの許可を得てクリーブランド戦を欠場していたユドニス・ハスレムがチームと再び合流。14年目のベテランは息子のケドニス・ハスレムがフロリダ・クラス7A決勝で45-6と勝利するのを観戦することができた。
スポルストラHC「彼は息子の大事なプレイオフ戦や重要な試合を全て逃していた。UDは我々のために13年もプレイしてくれており、数々の大事なイベントを逃してきている。今回は行くのに良いチャンスだと感じ今後後悔しない形が取れるのではないかと判断した」 - スポルストラHCによるとホワイトサイドは膝と腰に怪我を抱えており「その他色々」あると話した。
- マイアミはスリー20本中5本、フリースローは18本中11本だった。
ブルズ
- シカゴはスリーがわずか8本中1本しか決まらなかったが、フリースローは31本中28本決めた。バトラーはそのうち16本中15本決めた。
- ブルズはこの日までの平均リバウンドが48.6得点でデンバーに次ぐリーグ2位だった。この日は47リバウンド。
- シカゴはこれまでホームでマイアミに3連敗中だった。
- ブルズは今季東のチーム相手にホームで6勝1敗だ。
ビッグダンク
第3Qの18-2ラン中に、二人のディフェンダーの間を割り、ホワイトサイドにファウルされながらもダンクを決めたウェイドは笑顔を見せた。ウェイドはこのラン中に11得点した。
次戦
- ヒート:日本時間火曜にホームでウィザーズ戦
- ブルズ:日本時間水曜にホームでウルヴズ戦
ヒートに圧勝してもらいたかったですが、買ったからよしとしましょう。フェリシオががんばってましたね!