ブルズ、ヒートの連勝止めた!

ブルズ、ヒートの連勝止めた!

勝ったよ!!

本当に素晴らしい勝利でした。ローズ、ノア、リップ、ベリネリが欠場でしたが何故か試合前からこいつらなら勝てるって気持ちが強かったです。そして試合序盤からオフェンスもディフェンスも全開!デンさんとブーザーがいい具合にリードしてくれました。

そして戦士っぷりを発揮してくれたのはカーク。最近リーグ内ではレブロンの速攻は止めようとしないっていうのが通常になってきてるんですが、カークは何度も果敢に止めにいっていました。毎回ファウルはとられてしまっていましたが、当たりに臆することなくディフェンスをする姿は本当に格好よかったです。試合終盤にボッシュから強奪したスティールも熱かったです。

カークがファウルトラブルで抜けてからもネイトがエネルギー全開で活躍!いつもはヒヤヒヤしながら見てるネイトですが、今日はもう行け行け!という感じでした。

個人的にはジミーの活躍が本当に良かったです。良いディフェンス、欲しい時にスリーやジャンプシュートを決めてくれたり、リバウンドを取ってくれたり。シーズンを通してどんどん成長して行くのが見れて嬉しいですね。素晴らしい選手に育ってきています。

そしてシボドー監督。やっぱりこの人凄いです。チームに火をつけてくれているのは確実にこの人だし、どれだけ戦力が欠けていてもしっかりプレイすれば勝てるんだっていうメンタリティをチームに叩き込んでくれているのもこの人です。精神論だけでなく戦術も素晴らしく、今日は何度もタイムアウト明けのインバウンドプレイで簡単に得点するシーンがありました。

総力戦で勝てた試合でした。ブルズファンで良かった!

ヒートの27連勝止めたことに隠れてますが、ブルズはこの勝利でプレイオフ当確となりました。そして3連勝、しかも相手がペイサーズ、ウルブス、ヒート。いいですね!次はまた2日休んでダラス戦です。これまた乗って来てるチームですが今のブルズならいけるはず!

ジミーのアリウープダンク動画とブルズ選手のコメントはこちら»

1Q 2Q 3Q 4Q Total
Miami Heat (56-15) 22 24 22 29 97
Chicago Bulls (39-31) 32 23 14 32 101
Game Stats

Photo by Nathaniel S. Butler/NBAE via Getty Images
Photo by Nathaniel S. Butler/NBAE via Getty Images
以下Associated Press記事翻訳
CHICAGO – 決勝シュートはなかった。

第4Qの追い上げも無かった。

そしてレブロン・ジェームズ引き入りマイアミ・ヒートの記録達成も無くなった。

NBA史上最長連勝記録に挑んでいたヒートはシカゴ・ブルズに101-97で負け、27連勝で止まってしまった。ユナイテッド・センターは祝勝に騒ぐファンで大盛り上がりとなった。

ロスアンゼルス・レイカーズが1971-72年に打ち立てた33連勝には6勝届かなかった。

試合後ジェームズは達成出来なかったことに恥は無いと語った。

ジェームズ「このリーグが見て来た凄い記録の内の1つである事は確かだ。その事実は間違いない。」

試合最後の数分にジェームズはまたもやカムバックを試み、ラフなファウルの後に怒りもあらわにした。しかしMVPはディフェンディング・チャンピオンである自チームを逆転はおろか、同点に導く事も出来なかった。

残り0.2秒でジェームズは自陣でボールを受け取り、ブザーと共にボールを落とし出口へと向かった。

ルオル・デンの28得点、カルロス・ブーザーの21得点17リバウンドの活躍でブルズはヒートの大躍進に急ブレーキをかけさせた。

マイアミのスーパースターも負けじと32得点し、連勝を伸ばす為に全力を尽くした。終盤フレイグラント・ファウルを取られるほどだ。

ジェームズ「自分達のやってきた事を落ち着いて理解するチャンスがこれまでなかった。今日それは訪れ、この素晴らしいチームと連勝記録の一員であれた事をとても幸運に思う。」

ヒートは2月1日にインディアナポリスでペイサーズへの敗戦以来負けていなかった。最近はクリーブランドでの27点差からの逆転勝利などもあり、誰もが最後のブザーがなるまで結果はわからなかった。

ここ2ヶ月ほど、ヒートはNBAのカムバック王だった。連勝中7度も二桁リードから逆転していた。第4Q開始時にリードされている試合も11度あったが、全て勝利してきた。

しかしこの日は違った。

エリック・スポルストラ監督「恐らく我々のキャリア終盤になればこれの偉大さを理解することになると思う。全員でこの状況や経験を認める事はあったけど、記録重視になることは無かった。我々にはもっと大きなゴールがあり、今は’上達できてるか?’というのが最大の課題だ。」

ヒートの選手達はブルズの選手達と握手を交わすことなく平然とコートを去った。ジェームズはチームメートやコーチとハイファイブを交わし、ロッカーに向かう途中ファンにヘッドバンドを掴まれ睨みつける場面もあった。

ジェームズはコート上でも苛立ちを見せるシーンがあり、試合後ロッカールームでも彼に対する審判のジャッジに対して不満を漏らした。

この試合から2つ例をとりあげた。1つは第1Qにチャージを取ろうとしたカーク・ハインリックがジェームズを両腕で掴み倒れたシーン、もう1つは試合残り4分でタージ・ギブソンの腕がジェームズの首周りに当たったシーンだ。後者は審判がビデオ判定したが、フレイグラント・ファウルにはならなかった。その数秒後ジェームズがブーザーのスクリーンに対して激しく突っ込み、それは自身がフレグラント1を取られた。

ジェームズ「あれらはバスケのプレイではない、そして今年ずっと続いているんだ。これまでは冷静を保ちスポー(スポルストラ監督)にあまり気にしないようにしようって言ってきていたんだけど、少し苛立ちがたまってきている。」

逆にブルズはチームメート、ファン問わず喜び合える相手とは騒ぎ続けた。

この記録はアメリカのプロスポーツ史上2番目に長い連勝記録となった。当時のレイカーズに在籍したメンバー達もマイアミが勝ち続ける中、自分達の記録は破られるのではないかと思っていた。ジェリー・ウェスト氏もそのうちの1人で、ヒートには破られると思っていたと述べていた。

記録はトロントで始まった。その日ヒートの選手達はスーパーボウルの試合と移動が重なることにより試合が見れないことに不満を漏らしていた。

チームの上層部は驚く事に予定を変更。

マイアミはその日ラプターズに勝利し、チームは市内に数時間残り全員でスーパーボウルを観戦した。そのときシェーン・バティエが予定に無いスピーチをあげ、こういった時間をチームで過ごせる喜びを述べた。

そこから2ヶ月近くヒートは負けることが無かった。

勝利はあらゆる形で得たものだった。

LAクリッパーズ、オクラホマシティー・サンダー、シカゴ・ブルズなど強豪相手に圧勝したかと思えば、クリーブランド、デトロイト、サクラメント、シャーロット、オーランドなどプレイオフ圏外のチームに苦戦を強いられる事もあった。ボストン戦では残り8分で13点差をひっくり返し、クリーブランド戦では第3Qの27点差から逆転、デトロイトとシャーロット相手には11点差から逆転した。

バティエ「こういう偉業を成し遂げるには全員がステップアップする必要があるんだ。」

バティエはデューク大時代に32連勝、ヒューストン・ロケッツで22連勝を経験している。そして今回のヒートの記録でも重要な役割を果たした。

ヒートのメンバー達自身が何連勝中か把握しない時期もあった。オールスター戦を挟んでいたため、スタッフに9連勝中だと伝えられたときスポルストラ監督は驚いたそうだ。24連勝した際には、ドウェイン・ウェイドが「23だか24くらい」と表現する事もあった。

数字がなんであれ、気にしていないと言う事を強調してきた。

ヒートのプレジデントであるパット・ライリーは33連勝したレイカーズの一員であり、マイアミの連勝中は沈黙を守った。最近はあまりインタビューを開くことすら無いのだが、チームとしてのスタンスが関係無いからというのが主な理由だ。マイアミにとって今シーズンは優勝以外は失敗とみなされるからだろう。

それでもこの連勝は今シーズンの大きな話題として残るだろう。

記録開始時、リーグ1位の成績のサンアントニオには5.5ゲーム差つけられており、東1位の座もニューヨークが0.5ゲーム差でつけていた。サウスイースト・ディヴィジョンでもアトランタへのリードはわずか4ゲーム差で、アウェイでの成績はリーグ9位だった。

しかしたったの2ヶ月でだいぶ状況はかわった。

ヒートは現在リーグトップ、東2位のニックスには12ゲーム差つけており、アウェイの成績でもリーグトップだ。連勝記録が終わったいま、ヒートはプレイオフに向けて準備するだろう。

前半は最大13点差のリードをつけられたが、第3Qを22-14で勝利し、第4Q序盤にウェイドの得点で2点差まで詰め寄った。

しかしデンがウィングからのスリーで反撃し、ハインリックのフローターで観客は総立ちになった。ジェームズがレイアップを決めた後、デンが更にスリーを決め残り6分で83-75とブルズがリード。

クリス・ボッシュが21得点、シャーロット戦、オーランド戦を右膝痛で欠場したウェイドが18得点したが、ヒートはデリック・ローズを欠いていてもいつも苦戦を強いられるブルズに敗戦した。

デンは重要なスリーを決め続け、更に7リバウンド5アシストの活躍。

インサイドではブーザーが存在感を見せ、ジミー・バトラーも17得点し、ブルズはジョアキム・ノア(右足)、マルコ・ベリネリ(腹部の張り)、リチャード・ハミルトン(背中下部)を書きながらもヒートに勝利した。

多くの逆転劇を繰り広げて来たヒートは、第3Q残り4:30でバティエがスリーを決めた時にこの日も同様の結果が待っているのかと感じさせた。

そのシュートで59-58とリードを奪いその後2点差まで広げたものの、第3Q終了間際にギブソンから良いバウンスパスを受けたブーザーがバスケットカウントで3点奪いシカゴが69-68とリードを奪い返した。

そして試合終盤、シカゴファンが「End of streak! End of streak!(連勝終了)」と叫ぶなか、ヒートはついに負けた。

スポルストラ監督「後半のほうが競争心があった。第4Qは決めるか決めないかの状況になってしまい、必要な時に相手を止めることが出来なかった。ここ数試合ではあの状況でもシュートが入っており、終盤のミスを挽回してくれていた。」

ラッパーのワカ・フロッカ・フレイムがツイッターで「D.Roseが復帰するらしい」とつぶやいたため、この日ローズが復帰するかもしれないという噂が立っていた。ローズとフレイムはお互いのファンではあるが、ローズは朝のシュート練習時に「今日はない」とコメントし噂を否定した。

むしろローズは今シーズン全休するような口ぶりで復帰は「神のみぞ知る」と話していた。昨シーズンのプレイオフで左全十字靭帯を断裂していらいまだ一度もプレイしておらず、それ以来彼の復帰話はテレビドラマのように取り沙汰されている。

ここ2年間、ブルズはヒート最大のライバルとされていたが、ローズ抜きでは他のチームと肩を並べる状態だった。

しかしそれでも、ジェームズとボッシュが2010年に加入して以来ヒートが最も苦戦しているのはブルズだ。この試合までの14戦の成績は五分で、1月にマイアミで行われた試合はブルズが勝利し、先月シカゴで行われた試合ではヒートが勝利していた。

Game Notes

  • トム・シボドー監督によると、ノアは良くなってきているがまだ復帰するには早いとのこと。
    シボドー監督「良くなってきているが、まだだ。これに関してはなるべく賢い選択をしたい。」
  • 元ブルズのセンターで、1970年のサンズ戦で達成した1試合37リバウンドのチーム記録保持者であったトム・バーウィンクルが亡くなった。享年67歳。バーウィンクルは1968-69年から1977-78年の10年間ブルズに在籍し、1991-94年までチームのラジオ解説者もつとめた。

28 コメント

  1. うおおおおおおおおおお!! 勝ったああああああ
    これ以上いう事はないです‥

    • 0日、コメントありがとうございます。
      同じく試合中ツイッターで絶叫しまくってましたw

    • ブルズマンさん、コメントありがとうございます。
      いやー今でも笑みがこぼれます!今日一日中体が浮いてるような気分でしたよ!

  2. 勝ちましたね。
    正直驚きました。ローズ、ノア、リップ、ベリネリも欠場しての勝利はおおきいですね。
    テイボドー監督の手腕は素晴らしいです。
    とにかく勝てて嬉しいです!!

    • マカダミアさん、コメントありがとうございます。
      勝ちましたよー!いつも言っている戦力は充分にあるを証明した試合でしたね。凄いです!

  3. いつもTLではお世話になってます!思わずこちらにもコメント。
    ほんとにブルズファンで良かった!
    このまま連勝街道突っ走ってもらいたいですね。

    • 23micooさん、いつもTLでありがとうございます!そしてコメントまでありがとうございます!
      いやーブルズファンで良かったって思える試合が見れるのは幸せですね。

    • cazさん、コメントありがとうございます。
      毎日!ありがとうございます!いやほんと気分最高です!

  4. 宿敵ヒートにこういう形で勝利できたのが嬉しいですね。しかもローズとノア抜きですし。来年は優勝ですな!

    • ポラリスさん、コメントありがとうございます。
      ヒートにこの戦力で、チームワークで勝てた事が本当に嬉しいです。
      今季も無駄じゃなかった!って思わせてくれる一戦でした!

  5. 今シーズン最高の勝利ですね!!
    そして、レブロンの本性を見てしまったような・・・

    • kaimanさん、コメントありがとうございます。
      今シーズンどころかここ数年でも3本の指に入るくらいの勝利じゃないでしょうか!
      僕の中でレブロンはだいたいあんなイメージですw

    • chicago001さん、コメントありがとうございます。
      現地にいたんですね!!羨ましい限りです…!
      United Centerのファンの素晴らしさは本当に好きです。
      自分も現地観戦したいなー。

  6. 勝った!最高の勝利でした!
    ジミーは2番でもいけそうですね。このままオールラウンドな選手として成長して欲しいです。ボッシュの上からアリウープをぶち込んだシーンはスカッとしましたw

    • かぼすさん、コメントありがとうございます。
      ジミーはスリーも決めるようになったし2番いいですよね。ジミーとデンさんの2,3番はディフェンス的には最強だと思います。
      アリウープ最高すぎて記事にしちゃいましたw

  7. 歴史に残る試合だったと思います。
    むしろヒートの連勝記録をやぶったのでレブロンやウェイドがヒートから離れる時にトリビュートで流れるような感じがします笑

    2012-2013シーズンは連勝記録を27に伸ばし28勝をつかむところでブルズに敗退。

    これはnba連勝記録歴代2位。みたいな感じで。

    ユナイテッドセンターはお祭りモードでしたね!

    • ドッグさん、コメントありがとうございます。
      いいですねそれ、ぜひその部分だけ見たいですw
      ユナイテッドセンターのあの感じいいですよね!

  8. こんばんは。先ほどまで観戦していました。勝敗抜きでも、両チームの良さが出たゲームと思います。ウルブスの勝ったときにもコメントしましたが、全体的にいい流れで勝っていましたので、これは楽しみだ!とコメントさせていただきましたが、いい意味でそうなって良かったと思います。
    また、ヒートが強いことは認めますが、そろそろどうかな?!という「勘」が自身、働いたのです。
    それに「ホーム」というのが大きいですね。この試合を観戦したファンも熱かった。ファンも今日は「勝つ、勝つ、勝っつー!」と思って観ていたと感じました。

    • komohisaさん、コメントありがとうございます。
      とても良い試合でしたね。プレイオフの様な雰囲気がびんびんでした。
      そしてブルズファンも今日はいける!っていう気持ちで観戦していたと思います。本当に嬉しいです。

  9. いや~もう今シーズン終わりでいいです^^
    今日の試合が見れたので満足ですw
    ベリネリ欠場は試合を観だして知ったのですが、
    私もそれでもなぜか今日の彼らはやれる気がしてました。

    デンもノアもハインリックも良かったんですが、
    個人的にはジミーです!
    得点はそれほどではないんですが、
    そのどれを取っても欲しいところでの1本でしたし、
    リバウンドもスティールも、本当に勝負所で光るプレーが多かったですね。

    で、ブルズの強みはストッパーが2枚になったことですね。
    デンがレブロンを、ジミーがウェイドを抑えたことで、
    ダブルチームにいくことを少なくできたので、
    ディフェンスが最後まで崩れませんでしたね。
    さらに、ローズが復帰してくれればオフェンスでも脅威になるので、
    これは来季期待できます!

    • 角砂糖さん、コメントありがとうございます。
      ジミーほんとに良いですよね。良い所で欲しいプレイをしてくれるイメージで、デンさんが1人増えたみたいな感じですw ウィングのストッパーが2枚になったのはでかいですね。インサイドもタージとノアがいるし、ディフェンスがレベルアップしていきますね。

  10. やりましたね!ノア抜きでこんなゲームが出来るのもカークとバトラーの活躍が有ればこそです。ブルズはカークが活躍するときは強いですね。残念なのは波がある事です。

    • 老籠球好さん、コメントありがとうございます。
      カークが出場してる試合は15試合くらい勝ち越していて、いない試合は8試合くらい負け越しなんですよね。スタッツには現れませんが、見えない所でかなりブルズのプレイに影響しています。このまま怪我せずにプレイ続けてほしいですね!

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