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Chicago Bulls 95 – 64 Charlotte Bobcats

試合スタッツ(ESPN)

Associated Pressを翻訳

ローズ抜きでもノアのダブルダブルで大勝

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AP Photo/Chuck Burton

シャーロット-(現地:2012年2月10日) シカゴ・ブルズがこういったプレイを続けるのであればデリック・ローズも1,2試合休んでいいのかもしれない ー 相手がリーグ最下位ならばなおさら。

ジョアキム・ノアが17得点14リバウンド、カルロス・ブーザーが16得点でブルズはチーム得点王で昨年のMVPを欠きながらもシャーロット・ボブキャッツを95-64と粉砕。

ブルズ(23勝6敗)はこれで5連勝、背中の痛みで欠場したローズが出場していない試合では今シーズン5勝1敗。

「層の厚さがうちの最大の強みだ。プレイオフが始まれば全員健康であるべきなのはもちろん理解している。けどこれはマラソンなんだ、短距離走じゃない」とノアは語った。

ローズの代わりにCJ・ワトソンが先発、7得点5アシスト4スティール0ターンオーバーとほぼ完璧な内容だった。

ブルズのトム・シボドー監督はワトソンがチームにもたらす要素を褒め称えた。

「CJは昨年難しい役割ながらもプレイオフで素晴らしかった。本来ならもっと出場時間が与えられてもおかしくないのだが、短時間ながらも素晴らしい活躍だった。控え組とのプレイが素晴らしい。だが先発メンバーとのプレイも素晴らしい。ピックアンドロールの機会を作れるし、うちの悩みどころだったシュート力を与えてくれる。彼が入ることによってもう一人スリーを打てる選手を得るのでそれはかなりのアドバンテージになる」とシボドーは大絶賛。

そして彼はチームメートからも一目おかれている。

「彼の力が必要な時にいつもそれにこたえてくれている。素晴らしプレイをしている。CJは他のPGのいないチームならいつでも先発できるレベルだよ。彼がいてとてもラッキーだね。」とブーザーはCJについて語った。

ローズは週の始めに背中を怪我し、先日90-67で勝利したニューオリンズ戦でもあまりプレイができなかった。シボドーはローズの出場を試合開始前に判断すると言っていたが、ウォームアップを見て欠場を判断した。

しかしブルズは明らかに彼を必要としなかった。

先日オールスターに選出されたルオル・デンは彼の12点中10点を第1Qで獲得。2本大事な局面でのスリーを決めブルズは30-16と大きくリードした。その後脅かされることはなかった。

ブルズはハーフタイムまでにリードを22点へと広げ、第3Qでインサイドにいるノアとブーザーにボールを供給。サイズと経験が足りていないボブキャッツのフロントコート相手に思うがままに得点を重ねた。ボブキャッツはセンターのクワミ・ブラウンをFAで失って以来この問題につきまとわれている。

ノアはインサイドで圧倒、9本中7本のシュートを決め、後半ブルズは常に30点近いリードを保った。

ノアは、素早いボール回しでディフェンスに反応する隙を与えていないのが好調の鍵だと語った。

「今はチームがとてもいい状態だ。ブーザーからのプレイが多いね。彼は相手チームの注意をひくことができる。得点を決めるか、外に出すので他の選手のシュート機会も多くつくりだしているんだ」とノアはブーザーについてコメントした。

ジョン・ルーカス三世は11得点、オマー・アシクが12リバウンドし友にブルズを援護した。

「ボールをシェアすることにとても長けている。中から外へ、外から中へが基本だ。オフェンスでは一本エクストラパスを出す事でうまくまわっているんだ。ディフェンスでは集中力が高く、チームの戦略の理解度も高まっている。お互いのヘルプディフェンスもうまく出来ている。どんどんこのシステムに慣れてきて上達し続けているよ」とブーザーは語った。

シャーロットは特に脅かすことも出来ずこれで13連敗。

ボブキャッツの最多得点はデリック・ブラウンの10得点。チームとしてわずか33%のシュート率に終わり、スリーにいたっては8本中1本しか決めることができなかった。成績を3勝23敗へと落とした。二桁得点したのはブラウンのみ。

コーリー・マゲッティが19試合ぶりにハムトリング筋の怪我から復帰。14分間の出場で7本中2本のシュートを決め4得点だった。

試合前、ボブキャッツのポール・サイラス監督はブルズをリーグでもっともタレント溢れるチームと説明していたが、皮肉にもそれを証明する試合となってしまった。

ボブキャッツはフリースローラインでもてこずり、サガナ・ジョップとビズマック・ビヨンボがそれぞれエアーボール。失笑と嫌悪のまざった反応が観客から返ってきた。

「ただただ恥ずかしいよ」とガードのケンバ・ウォーカーは連敗についてコメントした。

「リバウンドを積極的にしていなかった。いや、何も出来ていなかった。相手を褒めるしかないよ。ディフェンスでコートの片側から動けないようにされそうになるんだ。とにかくボールを動かさないといけない。持ちすぎたね。ボールを動かさないといけない」とサイラスは語った。

ブルズはボブキャッツの16ターンオーバーから27得点した。

「集中力に欠けているからボールを手放してしまうんだ。まったく無かった。(何でうまくいかないのか)説明するのは難しいよ。毎日オフェンスの練習はしているんだ。説明できない」とサイラスは漏らした。

Game Notes

  • この後LA・クリッパーズとフィラデルフィア・76ersをホームで迎えるボブキャッツには更なる試練となる。
  • ブルズはこれでホームに一度も戻らずアウェイ戦を全て20点差以上で4連勝。NBA記録だ。
  • ボブキャッツのオーナーであるマイケル・ジョーダンはコートサイドで観戦していたが、ハーフタイムあけ後半には戻らなかった。

1コメント

  1. 先日の試合でいまいちだったワトソンが安定したプレイで良かった!
    ローズはしっかり休んで治してほしいですね。

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