試合スタッツ(ESPN)
Associated Pressを翻訳
ローズ抜きでまたもや勝利!
シカゴ-(現地:2012年3月30日) シカゴ・ブルズがプレイオフを迎えても怪我人だらけだったらあまり意味がないということはルオル・デンもわかっている。それでも、シーズン終盤の今、自信が湧いて来ている。
「昨年からだいぶ学んだと思う。今年はチームとしてより自信に溢れている」とデンは語った。
昨年の東決勝進出で欲望をかき立てられた。今年は更に進みたい。しかしそれにはまだやる事が沢山ある。この日のような試合はその内のステップの1つ、障害物の1つ。そしてそれをクリアする方法を毎回見つけ出せている。
デンが20得点、ジョアキム・ノアが19得点12リバウンドし、シカゴはデトロイト・ピストンズを83-71と倒した。
ブルズは、残り5分で4点差に詰め寄られてから8連続得点を決めデトロイト相手に14連勝を決めた。スター選手デリック・ローズとリチャード・ハミルトンを書きながらもシーズン成績は42勝11敗となした。
先日アトランタでの圧勝で22得点したデンがこの日も活躍、ノアもいつもの全力プレイで満身創痍のシカゴを勝利に導いた。
ローズは右鼠径部の怪我で9試合連続欠場となったが、ブルズはローズ抜きの試合を14勝5敗と好調を維持し続けている。ハミルトンは今オフにシカゴと契約してから様々な怪我続きであまりプレイできていない。
元所属チーム相手に右肩の怪我から復帰予定だったが、朝のシュート練習とウォームアップをした後に13試合連続欠場をすることが決まった。現地日曜のオクラホマ・シティー戦でローズかハミルトンが復帰するかは未定だが、トム・シボドーはハミルトンは復帰間近だと語っている。
「もう一日休んだほうが良いと思っただけだ。試合前に話したんだが、まだ彼をプレイさせるのは早いかなと思ったんだ」とシボドーはコメントした。
ピストンズも特に健康だった訳ではなく、ロドニー・スタッキー(左ハムストリング痛)とベン・ゴードン(鼠径部痛)がそれぞれ欠場した。オースティン・デイが代わりにSGとして先発し11得点した。
ピストンズはブランドン・ナイトが16得点、テイショーン・プリンスが14得点、グレッグ・モンローが14得点10リバウンド。しかしピストンズは2008年12月にデトロイトで勝利を挙げて以来ブルズには勝ったことがない。
リバウンドでも53-37と圧倒され、ペイント内からの得点も38-24とブルズが勝利。ピストンズは試合を通してのシュート率はわずか37%に終わった。第3Q半ばでジェイソン・マキシールが1本決めるまでフリースローを放っていなかった。ピストンズはここ5試合中4試合で80点以上得点できていない。
「相手にオフェンス・リバウンドを与えすぎた。相手がボールを運ぶために決めさせてしまっていた」とナイトは語った。
ブルズは第4Qを8-0のランで開始、スコアを73-61とし試合は終わったかのように思われたが、ピストンズは終わっていなかった。
残り4:50でナイトがジャンプシュートを決め75-71と4点差まで詰め寄った。しかしそれ以降得点することはなかった。シカゴのCJ・ワトソンが2本フリースローを決め、コーバーの外したスリーをノアが取りブーザーのゴール下でのバスケットをアシストしリードを8点差に広げた。残り1:15でノアはティップイン・ダンクを決めブルズの勝利はほぼ確定した。
「彼はほとんどのシュートをティップインし、ブロックしたり、リバウンドしたり、コート上を走り回ったり、他の選手の為にプレイを生み出したりしていた」とカルロス・ブーザーはノアについてコメントした。
Game Notes
- ピストンズは試合前にスタッキーとゴードンについて聞かれた時に「二人ともday-to-dayだ。まあデリック・ローズはもう2週間くらいその日判断って言われてるけどね」とコメント。スタッキーは先日行われたクリーブランド戦の第1Qで怪我をし、ゴードンは2試合連続欠場。
- ブルズは2006年2月24日以来ピストンズ相手にホームで12連勝中。