Steve Mitchell-USA TODAY Sports
アウェイ連戦の二日目はウェイドのマイアミ凱旋試合。お互い良い時間帯とダメな時間帯が同じでなかなか離れない試合でした。ロンドとロペスがそれぞれオフェンスで積極的というなんだか不思議な試合でもありました。
6選手が二桁得点するなどバランスの取れたオフェンスではありましたが、なかなかこう決めてのない感じで試合は進んでいました。第4Q途中にようやくジミーが連続得点で少し差をつけることができました。マイアミでの接戦で、ウェイドではなくジミーで決めに行ったというのはこのチームとウェイド本人の方向性を少し示しているものなのかもしれません。
終盤は完全にジミーでしたが、決定的となった疑惑のファウルコールを引き出したのはウェイドでした。ヒートファンやスポルストラHCも「ああ言うのいっぱい見てきたわー」と言う反応だったのが面白かったです。そのあとのフリースローこそはブーイングで迎えられていましたが、全体的にウェイドには大声援が送られていましたね。彼が残してきた功績がよくわかる歓迎っぷりでした。
👌 D. Wade pic.twitter.com/sC5t83IbMw
— Miami HEAT (@MiamiHEAT) 2016年11月11日
先日の試合でひどかったベンチ陣ですが、この日はマクダとニコが頑張ってくれました。
次戦は日本時間13日(日)午前10時からホームでウィザーズ戦です。この試合の後は恒例のサーカストリップでアウェイ戦続きなので勝って弾みをつかせたいですね。
1Q | 2Q | 3Q | 4Q | Total | |
---|---|---|---|---|---|
Chicago Bulls (5-4) | 23 | 30 | 17 | 28 | 98 |
Miami Heat (2-5) | 22 | 31 | 17 | 25 | 95 |
Game Stats |
以下AP記事翻訳
この日も、それを見せた。
そしてその恩恵を受けたのはヒートではなかった。
ウェイドは残り13.7秒で議論の余地があるファウルコールから2本のフリースローを得て、ブルズが98-85で勝利するのに貢献した。13シーズンの間ホームと呼び続けたアリーナで、ウェイドは勝利を手にした。
ウェイドがヒートと対戦するのは初めてで、試合後はようやくこの試合が終わったことに少し安心している様子だった。
「彼がどんな思いでプレイしていたかのは想像しかできないよ。ここに戻ってくるのにたくさんの感情が巡っていたと思う」フレッド・ホイバーグHC
ウェイドがマイアミのジャスティス・ウィンズロウ相手にファウルコールを誘った時点でシカゴは94-92でリードしていた。サイドラインからインバウンドパスを受けるウェイドは少し大げさに飛び出したかのようにも見えた。
もしそうしたのであれば、効果はあった。
「昨年だったら彼は外に押し出されたと言うよ。今年?大げさにしてたな」とエリック・スポルストラHCは笑顔で話した
ブルズはジミー・バトラーが20得点、ラジョン・ロンドが16得点12リバウンド、ロビン・ロペスが16得点、ウェイドが17本中5本のシュートを決め13得点。
「ここのリムには慣れてるからね、もう少しいいシュート率になると思っていたけどね」ドウェイン・ウェイド
しかし最後に一番重要なフリースローを2本しっかり決めた。試合後少しラッキーなコールだったのではと聞かれるとそれを認めた。
「ベテランの笛をもらったね」ドウェイン・ウェイド
「コールには納得していない。彼が戻ってきたと言うステージがあったからだと思う。他のアリーナで他の試合だったらあのコールはされていないはずだ」ジャスティス・ウィンズロウ
14度の同点と19度のリードチェンジがあったこの試合で、ダグ・マクダーモットが13得点、ニコラ・ミロティッチが10得点した。
マイアミはハッサン・ホワイトサイドが20得点20リバウンドでチームハイ。ディオン・ウェイターズとジョシュ・リチャードソンがそれぞれ16得点した。第3Q途中にポイントガードのゴラン・ドラギッチが左足首を捻挫して離脱した。
ウィンズロウが15得点、タイラー・ジョンソンが14得点した。
残り6:13でリチャードソンがスリーを決め同点としたが、ブルズがそこから6連続得点し最後までリードを手放さなかった。試合後、ウェイドはヒートのマネージング・ゼネラル・パトナーであるミッキー・アリソンの妻とゼネラル・マネージャーのアンディ・エリスバーグに挨拶をしてから、残っていたファンに投げキスをしコートを去っていった。
「あの瞬間が一番感情的になった時だったよ」ドウェイン・ウェイド
ブルズ
- ウェイドはハーフタイムの最後の数分をヒートのスタッフへの挨拶に使った。スポルストラHCとは大きく抱擁していた。
- ウェイドはキャリアを通してパンプフェイクを多用しており、ヒートの選手に教えていた。後半ジョンソンのパンプフェイクにしっかり引っかかったウェイドは「ちゃんとメモ取ってたようで良かったよ」と話した。
ヒート
- ホワイトサイドはキャリア3度目の20-20となった。ヒート選手としてもっと記録しているのはロニー・サイカリーの12度だけだ。
- ウィンズロウはここ3試合でシュート10/43とスランプ中だったが、この試合では12本中6本決めた。
- ドラギッチは保護ブーツで会場を去ったが、レントゲンの結果は陰性だった。
グッジョブ
普段対戦相手とあまり親しくしないロンドだが、試合残り5:20でホワイトサイドにレイアップをブロックされると、彼のプレイを讃えハイタッチをした。
対戦できず
この日、一つだけウェイドが求めていたけど実現しなかったことがあった。マイアミで3度一緒に優勝したユドニズ・ハスレムと一緒にコートに立つことだ。
「UDと1オン1したい。それができれば今日は最高だ」ドウェイン・ウェイド
スポルストラHCは試合後、それを実現させることができなかった自分を悔しがった。
次戦
- ブルズ:日本時間日曜にホームでウィザーズ戦。9試合で8戦アウェイをしている間の唯一のホーム戦だ。
- ヒート:日本時間日曜にホームでジャズ戦
今日のような接戦の勝ちはチームとしては若いブルズには大きいですね!まずは五割は確実にキープしていきたい!
ウェイドの凱旋試合、ファンやヒートの選手とスタッフ達の暖かい歓迎ムードそして、トリビュート映像など見ると改めてマイアミでの功績が凄いものなんだと感じました。試合は一進一退の攻防が続きましたがなんとか逃げ切りましたね、ヒートはドラギッチが怪我で途中退場していたのが痛かったですかね。
初めて書き込みます。
マジック戦から今日の3試合に関しては雑さが消えて、丁寧というか合理的なプレーが増えたと感じました。
オフェンスに関してはシュートを撃てる時に撃って終わる意識が感じられますし、ディフェンスに関しては点とられても切れずに(下手なりに)よくやっていると思います。
ここからTOを減らしたらワンチャンPO行けませんかね。(そんなに甘くないかな)