2014-2015シーズンのNBAオールディフェンシブチームが発表され、ジミー・バトラーが2年連続で2ndチームの選出となりました。
1stチームはDPOYのカワイ・レナードを筆頭に、ドレイモンド・グリーンとデアンドレ・ジョーダンが初選出。そしてトニー・アレンとクリス・ポールが続きガード枠を埋めました。
レナードはダンカンと共にスパーズのディフェンスを牽引し、キャリアハイとなる5.9ディフェンシブリバウンド、リーグトップの2.31スティールを記録。レナードがコート上に出ている時とでていない時のディフェンスでは100ポゼッション平均で5.1得点も差がありその存在感でDPOYを獲得。文句なしの選出となりました。トニー・アレンはプレイオフ中「1st Team All-Defense!」と叫びながらプレイしていただけあって見事選出されましたね。
今季得点面で大きな飛躍があったジミーは、以前ほどディフェンスに力を割く事ができない時が多々あったと本人も認めていました。しかしプレイオフでは彼がなぜディフェンス職人と言われているのかを世に見せつけるようなプレイを連発。レブロンをあそこまで落とし込める選手もそうそういないと思います。来季からはジミーも変態スティールした後は「1st Team All-Defense!」と叫びながら速攻するといいかもしれません。
内訳は以下の通り。得点の算出方法はオールルーキーチームと同じく、記者が1stを5人と2ndを5人選び1st票が2点、2nd票が1点。
NBAオールディフェンシブ1stチーム
Po | 選手 | チーム | 1st | 2nd | 点 |
---|---|---|---|---|---|
F | カワイ・レナード | SAS | 116 | 10 | 242 |
F | ドレイモンド・グリーン | GSW | 107 | 15 | 229 |
G | トニー・アレン | MEM | 88 | 31 | 207 |
C | デアンドレ・ジョーダン | LAC | 84 | 19 | 187 |
G | クリス・ポール | LAC | 67 | 36 | 170 |
NBAオールディフェンシブ2ndチーム
Po | 選手 | チーム | 1st | 2nd | 点 |
---|---|---|---|---|---|
F | アンソニー・デイヴィス | NOP | 47 | 61 | 155 |
G | ジミー・バトラー | CHI | 44 | 44 | 132 |
C | アンドリュー・ボーガット | GSW | 33 | 36 | 102 |
G | ジョン・ウォール | WAS | 7 | 53 | 67 |
F | ティム・ダンカン | SAS | 5 | 54 | 64 |
惜しくも選出を逃したのはルディ・ゴベールの54点(1位票5)、レブロン・ジェームズの47点(6)、ラッセル・ウェストブルックの35点(13)など。シカゴ勢は他に1位票獲得はなく、ジョアキム・ノアの6点とパウ・ガソルの3点となりました。