どうも!Forever 23さんとcdcさんにコラムをお願いしてまだ間もないのですが、すっかりサイトの人気コンテンツになってくれました。
自分は長文を書けるほど文章力がないのでとてもじゃないがお恥ずかしい。しかし日本に溢れる位のNBA情報を提供したいと言うのがコンセプトで始めたサイトなので自分も書きたいことは色々とあります。ということで自分も思い切って筆をとって(キーボードを叩きまくって)みました。
さて今回は先日のグリズリーズ戦で初先発し第4Q追い上げの原動力となりキャリアハイの数字を残したジミー・バトラー選手について書きたいと思います!ずっと書こう書こうと思っていたんですが、初先発もしたし良い機会かなと思いまして。
バトラーは2011年のドラフトで30位指名としてシカゴ・ブルズに入団した今季2年目の若手選手。シボドー監督があまりルーキーを使わないという方針もあり、昨年の出場時間は限られていました。66試合中45試合出場で平均8.5分とほとんど使われることはありませんでした。
そんな中でも、ニックス戦は相性が良く2012年の2月2日と3月12日に行われた試合では共に20分以上の出場で、カーメロ・アンソニー相手に良い守備を見せブルズファンの間では注目されていました。
今季からロニー・ブリュワーがチームを去り活躍を期待されていましたが、期待通りの成長を見せてくれています。今の所は全試合出、平均出場時間も18.0と10分近く増えています。彼がこのまま結果を出してくれと、デンさんの出場時間も少し抑えられるようになるかもしれません。
家を追い出され、新たな家族との出会い
そんなバトラー選手ですが、実はとても特殊な環境で育っており数々の苦難を乗り越えてきた選手なのです。ジミーがまだ13歳の頃、母親から衝撃的な事を言われます。
「あんたの見た目が好きじゃない。出て行きな。」
頼れる家族や親戚もいなく、家もお金も無い状態で家を追い出されてしまったジミーは、友人の家を数週間づつ転々とする生活を送る事になります。その間、バスケだけが生き甲斐でした。12年生になる直前の夏(アメリカは9月から新学年)、同じ高校の9年生のジョーダン・レスリーにスリーポイント対決を挑まれます。これがジミーにとっては人生の大きな転機になりました。
2人はすぐに仲良くなり、家に遊びに行ったり泊まることが多くなりました。しかしレスリーの母親、ミシェル・ランバートは亡くした夫の子供が4人、再婚相手の子供が3人と大所帯で金銭的にも厳しい状況。巷でのジミーの噂もあまり良いものではなかったことを両親は気にかけていました。しかし泊まりにくる度に子供達がそれぞれ「今夜は自分がジミーを泊めたい」と毎日おねだりをするのです。数ヶ月たってからランバート一家は子供達の想いに負けジミーを家族として受け入れることに決めました。
受け入れるからには子供達の手本になれるような人になって欲しいという新しい母親からのお願いをジミーは見事に応えました。学業も頑張り、生活が安定したジミーはバスケ部でもキャプテンとして平均19.9点8.7リバウンドの活躍で、高校最終年にしてトムボール高校のスター選手になりました。
しかし大学のスカウトの目に入るには足りず、どこからも奨学金の申し出は得られませんでした。行き先を失ったジミーは近場にあったタイラー短期大学に通う事に。しかしそこで30得点、40得点と大活躍。一気にスカウトの目に入りマーケット、ケンタッキー、クレムソン、ミシシッピー州立、アイオワ州立からオファーが届き学業も考慮したランバート一家はマーケット大へ進むことを薦めます。
マーケット大ではバズ・ウィリアムズHCの元で得点力だけを頼りにしていたプレイスタイルがオールラウンドに変化していきました。大学4年の頃にはリバウンド、ボール運び、そして複数のポジションを相手に守備が出来ることがNBAのスカウトの目に止まるように。
そして2011年のドラフトでついにブルズに入団。後は先述した通りです。高校で新しい家族を見つけたジミーは、今ブルズという新しい家族の中の重要なメンバーとして活躍しています。他のスター選手のように中高の頃からプロスカウトに注目されるといった華やかな道ではないにしろ、NBAという世界に足を踏み入れるまでに成長した事は凄いことだと思います。
与えられた時間を全力でプレイするジミーのひたむきなプレイに心打たれているファンはとても多いはずです。ジミーは同情されるのを嫌い、自身の生い立ちについて決してあまり語ろうとしません。自分にとって経験してきた事は、素晴らしいことで今の自分を形成しているんだと誇りにすら思っていると語っていました。
同情どころか尊敬・憧れの気持ちが上回りますね。これからも全力で応援したい選手の1人です。
バトラーは献身的なプレイで、お気に入りな選手です(ΦωΦ)
ボールに貪欲なところが素敵だなあと。
みゆさん、コメントありがとうございます!
バトラーいいですよねー。いつも全力でボールに飛びついている姿が眩しいです。
執筆お疲れ様です。
実は、コラムのネタはブーザーのもの以外ではジミーあるいはベンチモブについても考えてました。今回ジミーが取り上げられて、タイミング的にもよかったとおもいます。
ガーベッジタイムの起用に留まらず、NYK戦でディフェンダーとして起用されたことをファンは見逃さなかったことでしょう。そして今年のサマーリーグでの活躍。今後のジミーには攻守での期待が否が応にも高まりますね。新たな家族とともに更に飛躍して欲しいものです。
cdcさん、ありがとうございます。
やっぱりブルズファンとしてジミーは注目選手ですよね。NYK戦でみんなが「こいつ行ける!」と思ったと思います。サマーリーグでは得点力とフリースローを取りに行けることも証明してくれましたし、今後が本当に楽しみな選手です。
ジミーは今1番気になってた選手でした。線もまだ細いし、これからの選手だと思います!数字で出ない部分での活躍もできる選手だと思うので、ディフェンス面で期待しています!
ジョーダさん、コメントありがとうございます。
2年目にして大躍進ですね!目の前で成長していく姿が見れるのが楽しいです。今日もレイカーズ戦で活躍!
始めまして。いつもforever23さんのBlogをチェックしてたんですか中々最新されないので色々探してたらナイスなブルズファンHPを発見!
しかもforevfr23さんもコラム書いてるじゃないw
ブルズファンの僕には嬉しいです。
バトラーいいですね。今日は43分出場!
もっと暴れちまえバトラー!
ブーザーもこの勢いでいけー!
これからちょくちょく覗かせてもらいます。
バンクスさん、コメントありがとうございます!
forever23さんが忙しくて本店更新できていなかった所、無理矢理コラムお願いしてみたら快諾してくれました(笑)。あわせてご覧いただけると嬉しいです!
バトラーいいですよね。今日もコービー相手に素晴らしいディフェンス!
ブーザーも東カンファレンス週間MVP!良い流れがきていますね。
投稿された頃にコメントしていなかったので、今コメントします。
今じゃすっかりブルズの誇るエースストッパーにまで成長しましたね^^
高校生で全米から注目されてキングなんて呼ばれる選手もいれば、
辛い境遇でもひたむきに前向きに精一杯生きることで、
最高の家族とチームメイトを得る選手もいるんですね。
なんだかジミーを見ていると、人の幸せなんて絶対値では測れないなって痛感します。
ランパートさんは今のジミーの姿をどういう思いで見ているんでしょうかね^^
ろっくさん、すみませんこちら返信遅くなってしまいました。
ジミーのこの物語はほんと凄いことですよね。
どんな状況であろうと努力次第ではNBAという華の世界にいけるんだということを証明してくれた選手でもあると思います。
そして何よりも今は愛される家族もいるというのが素晴らしい。
そういう面もチームメートにすんなりと認められた理由の1つだと思います。