FA発表のモラトリアムが解除されたのにあわせ、ブルズが正式にマイク・ダンリービーJr.と契約したことを発表しました。2年で$6.2Mの契約で、背番号は34に決定。2001年のデューク大でNCAA優勝したチームからブルズ所属になるのはジェイ・ウィリアムズ、クリス・デュホン、カルロス・ブーザーに次いで4人目となります。
これまで常勝チームに所属したことないダンリービーですが、今年でそれは変わることになりそうですね。おそらく起用法としては、デンさんとジミーの控えとしてベンチからの出場。主力を休ませている間に落ちる得点力をそのシュート力で補う、といった感じになると思います。シーズンが進むにつれ主力との併用も出てくると思うのでとても楽しみです。
シカゴへようこそ!
7月1日からNBAのフリーエージェント市場が動き始めた訳ですが、まさかの嬉しいニュースが飛び込んできました。当初ブルズは金銭的に厳しいため、ある程度市場が落ち着き残った選手をミニマム契約で拾う、位に僕は考えていました。復帰を期待されていたカイル・コーバーはネッツから声がかかっており、ネッツほど金額が出せるはずもなく雲行きが怪しくなっていました。
しかしなんとマイク・ダンリービーJr.が2年$6Mでブルズと契約する口約束を交わした(なぜ口約束なのかというと、7月1日から一応契約開始可能なのですが正式な契約やトレードは7月11日以降じゃないとできない)というニュースが突然降ってきました!これはかなり予想外でしたが個人的にはとても良いピックアップだと思います。
ダンリービーJr.は昨シーズンお隣さんのバックスでプレイ。スリー率が42.8%ととても良く、ブルズが欲していた長距離からのシュート力をもたらしてくれそうです。しかも彼のスリーの何が良いかって、いわゆるスリーポイントライン近辺に張ってパスを待ってシュート(スポットアップスリー)だけではないということです。昨年スポットアップスリーでは156本中70本の45%、スクリーンをかけてもらってからのスリーが56本中25本の45%、そしてトランジション(攻守の切り替え)からのスリーがなんと67本中32本の48%!見ての通り色々な状況でしっかりと打てるのがよくわかります。
コーバーがいた頃や、リップがプレイしてる時の動きを見ていると彼らが複数のスクリーンを利用してかけまわりながらパスを受けてスリーを打っている事がわかります。ダンリービーもこれが出来るタイプの選手な上に、バスケIQが高くボール回しがとても上手いためシボドーのボールを動かし続けるシステムにうまくはまると思うのです。ディフェンスがそこまで悪くないのもプラス材料。
唯一残念なのは、彼の契約はベリネリの再契約は難しいというのを意味する事でしょうか。ブルズフロントはネイトとベリネリにはすぐ声をかけたと発表していましたが、やはりあれだけの活躍をみせた選手達なので他所からより高額、長期年数のオファーが届いているようです。こればかりは致し方ない。。。
そんな中で、ダンリービーJr.は他チームからより高額なオファーを断ってまでしてブルズでプレイしたいと言ってくれたようです。ローズとプレイする事にとても魅力を感じているようです。
ちなみに彼はデューク大時代にブーザーのチームメートでした。こういうのはお互いやっぱり嬉しいでしょうから、ブーザーにもプラスの影響を与えてくれると良いですね。
ベリネリのクラッチ力と控え組でのゲームメイクを失うのは痛いですが、ダンリービーJr.がそこをうまく埋めてくれることに期待したいです。とにかくデンさんとジミーの優良な控えゲットです!!
おはようございます。名監督?!の「マイク・ダンビーリー」の息子ですよね!?ニックスでHCやっていたときの采配ぶりは、印象に残っています。解説者でも出ていましたが、息子さんが、NBAでプレーしていることは、知りませんでした。
ベリネリとロビンソンですが、「打倒、マイアミ・ヒート」という点では、残留させるよう、全力で努力すべきですね。
ブルズの2014-2015シーズンは「リング」を狙うシーズンと思います。シボートのシステムの適応を考えるなら、なおさらと思うのですが、まあ、こればかりは、何とも言えません。
komohisaさんコメントありがとうございます。
ダンリービーはニックスでHCやってましたっけ?ポートランドとクリッパーズの印象が強いです。クリッパーズでは全くぱっとしませんでしたがw
息子は名門デューク大卒業で2002年からウォリアーズ→ペイサーズ→バックスと渡り歩いていますね。
ネイトとベリネリは大好きなのでぜひ再契約といきたいところですが、このダンリービーとの契約でだいぶ難しくなりました。。
BFiJ様、ご指摘のとおり、私の勘違いでした。ジェフ・バン・ガンディーと「ごちゃ混ぜ」の状況でした。
あーなるほど!最初ニックスと言っていたのでマイク・ダントーニかな?と思ったのですがジェフ・バン・ガンディでしたか。どうも海外は名前が多すぎてなかなか馴染めないですよね。
おはようございます。
まだ確約したわけではないですが、嬉しいニュースですね。
確かにベリネリ選手やネイト選手の去就も気になりますが、選手はいい条件のところに行くのがBEST。
よそに行っても応援したいです。
まずは正式契約に漕ぎ着けて欲しいですね。
TOSHIさん、コメントありがとうございます。
もうほぼ確定といって大丈夫だと思います!これは嬉しいニュースですねー。
ネイトやベリネリは他所へもし行ってしまったとしても是非応援したいです。
これは朗報ですね!
ベリネリではリップやコーバーのように走り回ってディフェンスをかき乱すプレーは無かったので、
とても良い言い方をすれば、そことベリネリのボールコントロールの両方を兼ね備えた感じですかね。
費用対効果の高い素晴らしい補強だと思います。
他のチームを出し抜いて早々に決められたのも、さすがシカゴのフロントだと思います。
ろっくさん、コメントありがとうございます。
朗報ですね!
ダンリービーはベリネリほどのボールハンドリングは無いと思いますが、パスセンスなんかは結構良いのでその辺りに期待したいと思います。昨シーズンは控え組でベリネリがボールコントロールをする必要がありましたが、今季はカークが控え組にまわれるのでその辺りはカークにまかせられるんですよね。なのでベリネリとはまたちょっと違った使い方になると思います。
どちらにせよ良い補強!