ブルズのホームページにあるBullsTVにてデリック・ローズの最新インタビュー動画がアップされました!これまであまり多くを語ってこなかったローズですが、シーズン中どう思っていたかなど色々と話してくれています。インタビュー内容を日本語に翻訳しましたのでこちらとあわせてどうぞ!
以下インタビュー動画を書き起こして翻訳しました。
ローズ:実を言うとインタビューはなるべく受けたくなかったんだ。誰とも話したくなかった。ただ足の状態を元に戻すことに専念し、息子の側にいたかったんだ。だからこの期間中に息子がいたというのは僕にとってとても大きな事だった。とても大事だ。僕の人生において父親という存在は一度もいなかったから、今は何よりも息子が第一だ。
-沢山インタビューの依頼がきていたと思いますが、なぜBullsTVで?
ローズ:BullsTVを選んだのは、家族みたいなもんだからだよ。何かを始めるのであれば、いつも一緒にいて信頼出来る人達とやるにこした事は無い。もちろん他のメディアの方を信頼していないって訳ではないけどね。 地元のメディアだしね、ブルズのメディアで始めるのが良いかなって思ったんだ。
-初めてシーズン丸々休む事になりましたが、精神的にどう受け止めましたか?
ローズ:とても厳しかった。これまでの人生の中で最も大変な事を経験した。手術を受けてから、初めて走り始めるまでとか、こう行った怪我をした後はいくつものステージを乗り越えていかなければならない。今でもそのステージ達を通過中だ。まだ終わってはいないが、これまでで一番自分の技術を磨く事に時間を費やし、NBAに入ってから自分の集中力がこんなに高いのは初めてだ。
僕は自分勝手な選手ではないが、この怪我を受けて乗り越えるために正しい選択をしなければならなかった。だからそういう面では自分勝手にならなければいけなかった。自分と自分の健康状態以外の事を考えている余裕なんてなかったんだ。
-練習では周囲を圧倒しているという報道も出ていますが、練習と試合での準備の違いを教えてください。
ローズ:当然練習はトレーニングキャンプとかで無い限り試合ほどのスピード感は無いんだ。試合では様々な戦略があったりダブルチームを受けたりとまるで別物。僕がプレイするとよくダブルチームをされる。練習では試合でする時と同じディフェンスをやるからダブルチームを受ける事がほとんど無かったんだ。だから自由に動き回る事ができていたんだ。試合に出てダブルチームを相手にプレイするのは出来なかった。
自分の足が今にでも良い状態になるというつもりで毎日ワークアウトしていた。最短で復帰出来るように毎日自分を追い込み、正しい食事をとり、自分の身体のケアを続けたんだけど、復帰する事はできなかった。
-シーズンの結果に対してどのように感じましたか?
ローズ:彼らにとてもとても感銘を受けたよ。まるで彼らは僕の為に戦ってくれているかのように感じた。僕が足を元の状態に戻す為に練習で全力を出しているのを彼らは見てくれていたんだ。
シーズン中に怪我をしていたチームメイト達はみんな僕に自分達が怪我しながらプレイしているからって復帰を焦る必要は無いって言ってくれたんだ。それを聞いた時に、ああ僕が出来る限り早くコートに戻ろうとしている事は皆に伝わっているんだなと思ったんだ。もの凄く良い所までいった。彼らがプレイしている時は、彼らが気付いていないような事があったら指摘したりするようにしていた。とにかく自分もチームの事を気にかけているんだっていう事をみせたかったんだ。そしてさっきも言ったけど、彼らは自分の為に戦い続けてくれた。
-トム・シボドーとの関係性について教えて下さい。どれ位の頻度でコミュニケーションを取っているのですか?どういう話をしているのですか?
ローズ:ティブスとは今凄い良い感じだよ、週に何度かは話している。何回か電話に出れない事があったんだけど、彼はそれを凄い嫌がるんだ(笑)。何度か電話出れてないからかけなおさないと。彼は僕と同じくらいバスケットボールを愛している人だ。それは大変なことだよ。僕以上にバスケを愛している人がいたら帽子を脱いで敬意を示したいくらいだよ。
-来シーズンに向けて何か個人的な目標はありますか?
ローズ:目標は1つしかないよ、それは優勝することだ。
-ファンには何か伝えたいことはありますか?ここ1年半、彼らに何を一番伝えたかったですか?
ローズ:僕が何かメッセージを言うっていうのはちょっと違う気がするな。コートに戻って、皆に自分の取った決断は正しかったんだと言う事をプレイで見せたいね。
FOREVER 23さんもちょうどインタビュー記事の翻訳をしていましたので、下記もあわせてどうぞ!
未だ道の途中 ローズ完全復活最終章へ – FOREVER 23
こんばんは。この内容、気になっていたのです。
>>試合に出てダブルチームを相手にプレイするのは出来なかった。
どうしても、相手は、そうしてきますからね。ですから、マークが分散させる、また、ローズ自身がマークを引き付けて、フリーで正確なショットを打てる選手が必要と私は思います。
具体的には、ベリネリとローズのコラボが観てみたいし、ロビンソンとはどうだろう?成長したバトラーとは、そう思っていました。
クラッチプレーのときにローズ、ベリネリ、バトラー、デン、ノアのラインナップだったら、決めてくれるんじゃなかかなー!?と想像してしまい、一人、盛り上がっています。
komohisaさん、コメントありがとうございます。
シーズン序盤はダブルチーム相手にどこまでできるかが勝負となりますね。
ベリネリはスパーズと契約してしまいましたのでいなくなってしまいましたね。
しかし先日契約したダンリービーJr.でもしっかりと役目を果たしてくれるとおもいます。
ローズの復帰で2012-13とはチームとしてのプレイスタイルが変わるので
それもまたみものだと思います。とにかく彼の復帰は楽しみですね!
目標をはっきりと「優勝」と言い切ってくれたところに安心しました。
そうですよね。我々ファンもそのつもりで良いんですよね^^
今でも思うのは、ローズがけがをしたあの年のプレーオフ、
もし、ブルズが万全の状態でヒートと戦っていたら。。。
ヒートが、レブロンが真の王者なのかどうか、
来年うちがそれを証明して見せましょう!
ろっくさん、コメントありがとうございます。
もちろん優勝ですよー!そのつもりでガンガン応援しましょうね!
強豪ひしめくイーストでどう戦うか、楽しみなシーズンになりそうです。
きっとローズならやってくれます!さらに進化したローズが見れると信じてます。
3ヶ月後に、どんな姿をコートで見せてくれのか今から楽しみですね!
余談ですが、ベリネリが、スパーズと2年6Mで合意というニュースをみました。わかってはいましたが、やっぱり淋しいですね…
Hide-Miさん、コメントありがとうございます。
進化したローズ楽しみですね!試合に出ないながらも、これだけ自分のスキルを磨く時間はいままでなかったと思うので、細かいところでのレベルアップを見たいです。
ベリネリのスパーズ行きはさみしいですね。しかしこれもまたNBA。
彼は彼で応援したいと思います。
先週ジェリー・ラインズドルフ氏と夕食した際に際に「昨シーズンは怪我人がたくさんいたのによく頑張った、来シーズンはローズが戻ってくるのでとても期待できる。もちろんヒートにも負けないと思っている」とのコメントがありました。でもこの方の関心はバスケより野球(W・ソックス)なんです。ユナイテッドセンターのオーナーズ・スイートで、ブルズの試合中に野球観戦してます。バスケはビジネスと割り切っていますし、「バスケは15人の給料払えば良いからシンプル、儲かる。野球は200人の給料払う必要があるから大変、良くてトントン、でも私にとって野球は最も大きな趣味」と言っていました。こんな風なんで、トレード、ドラフト等の人事権(興味)はほとんど無いんでしょうねえ。
chicago001さん、コメントありがとうございます。
ラインズドルフ氏と夕食??何者なんですかchicago001さんw
彼の野球好きは有名ですよね。昨日のドワイトのごたごたでアシクがHOUでたがってるって時に、フォーマンが「アシクをトレードでゲットするか?」と訪ね、ラインズドルフが「いいぞ、彼は左打ちか?」と聞き返すみたいなネタ投稿がされていましたw
まあその分変に人事権を振りかざさないのであれば逆にいいかもしれませんね。
最近はキャップ越えも少しは容認してくれているみたいですし。