今日のNBAドラフト2022はこちらでできる範囲でライブ更新します。プロフィールの数値と一言コメントはThe Ringerのケヴィン・オコナー記者のものを参照します。
例年ほどのスピード感では更新されないのでご了承ください。

1巡目

  • 1位 パオロ・バンケロ Paolo Banchero

    オーランド・マジック
    デューク大 1年|19.6歳|208cm|113kg|F

    多様性のあるスコアラー、インサイドが特に強い。7年生(中1)の時に185cmから195cmまで伸びており、当時はガードとしてプレイしていた。靴を履けば7フッターに近いとの話も。ディフェンスがいまいちなのが懸念。

  • 2位 チェット・ホルムグレン Chet Holmgren

    オクラホマシティ・サンダー
    ゴンザガ大 1年|20.2歳|213cm|88kg|F/C

    リムプロテクターでありながらオフェンスではガードのようなスキルを見せる。フィニッシャーとしても優秀。線が細いが身体を張ったプレイをする。とはいえ、力を付ける必要は間違いなくある。ポクシェフスキーと並んでプレイしてるのが見たい(願望)。

  • 3位 ジャバリ・スミス Jabari Smith

    ヒューストン・ロケッツ
    オーバーン大 1年|19.1歳|208cm|95kg|F

    ハードワーカー、そしてこのサイズで高いシュート力を持つ。ディフェンスでの多様性も◎。まだクリエイターという感じではないので、そこはハンドリングの伸び代に期待。

  • 4位 キーガン・マレー Keegan Murray

    サクラメント・キングス
    アイオワ大 2年|21.8歳|203cm|98kg|F

    何でも屋さん。ウィングもビッグも守れる。ピック&ポップからのスリーや、左側へのステップバックが得意。カッティングも上手いのでオフボールでの得点も優秀。高校生の頃の評価は低く、大学で華が咲いた選手なので他選手よりは高年齢。

  • 5位 ジェイデン・アイヴィー Jaden Ivey

    デトロイト・ピストンズ
    パーデュー大 2年|20.3歳|193cm|88kg|G

    一歩目が速く、得点能力が優れているガード。アイソレーションやピック&ロールを得意とする。ドライブのキレが良く、両手でフィニッシュできる。集中力が高いと良いディフェンダーでもあるが、集中力を保てるかが課題。

  • 6位 ベネディクト・マサリン Benedict Mathurin

    インディアナ・ペイサーズ
    アリゾナ大 2年|20.0歳|194cm|93kg|G/F

    優れた3ポイントシューター、ドリブルからも得点可能。派手なプレイが多くエキサイティングな選手。パスとディフェンスの安定感が課題。

  • 7位 シェイドン・シャープ Shaedon Sharpe

    ポートランド・トレイルブレイザーズ
    ケンタッキー大 1年|19.0歳|195cm|90kg|G/F

    高校時代はスター選手、大学1年は怪我で出場せず。身体能力がとても高く、NBAレンジのあるシュート力が魅力。腕が長く横の動きも良いので、ペリメーターでのディフェンス力が高い。1年プレイしていないので、サンプル数が少なく、未知数ではある。

  • 8位 ダイソン・ダニエルズ Dyson Daniels

    ニューオーリンズ・ペリカンズ
    Gリーグ・イグナイト|19.2歳|198cm|88kg|G

    オーストラリア出身の大型ポイントガード。NBAオールスターでライジングスターズにも出場。パス能力が高く、サイズを使ったプレイメイクとディフェンスが魅力。シュート力をもう少しつけたいが、去年ジョシュ・ギディーも似たようなことを言われていたので、期待したい。

  • 9位 ジェレミー・ソーハン Jeremy Sochan

    サンアントニオ・スパーズ
    ベイラー大 1年|19.1歳|206cm|104kg|G/F

    ソーチャンって呼びたい気持ちはグッとこらえてソーハン。サイズのあるプレイメイカーで、それに加えて複数ポジションを守れる。ボックスアウトなど、ハッスルを見せたプレイも魅力的。両親がオクラホマ大でバスケをやってた。シュート力があまり高くない。

  • 10位 ジョニー・デイヴィス Johnny Davis

    ワシントン・ウィザーズ
    ウィスコンシン大 2年|19.2歳|195cm|89kg|G

    ミッドレンジからの得点能力が高いスコアラー。優秀なポイントガードほどのビジョンやハンドリングはないが、判断力が高い。オンボールディフェンスもとても良い。身体能力が凄い高いわけではなく、スウィッチで守れるかどうかは気になるところ。シュートレンジを広げたい。

  • 11位 ウスマン・ジェン Ousmane Dieng

    オクラホマシティ・サンダー
    ニュージーランド|19.1歳|208cm|91kg|F

    トレード
    ・NYKの11位ジェンがOKCへ
    ・OKCの2023年1巡目指名権(DET経由、トップ18プロテクト)と2023年1巡目指名権(WAS経由トップ14プロテクト)がNYKへ

    このサイズながらもボールハンドリング能力がとても高く、ドリブルからあらゆる攻めを見せられる。ただしオーストラリアNBLではシュート力の低さが際立った。ポテンシャルの高さが魅力。

  • 12位 ジェイレン・ウィリアムズ Jalen Williams

    オクラホマシティ・サンダー
    サンタクララ大 3年|21.2歳|198cm|95kg|F

    落ち着いたプレイメイカー、ペリメーターからのシュート力が高い。ロールプレイヤーがやるべきことをなんでもできる。身体能力はそこまで高くない。

  • 13位 ジェイレン・デューレン Jalen Duren

    デトロイト・ピストンズ
    メンフィス大 1年|18.6歳|208cm|104kg|C

    トレード
    ・NYKのケンバ・ウォーカーとCHAの13位デューレンがDETへ
    ・NYKの2023年の1巡目指名権(OKC,DEN経由トップ14プロテクト)と2023年の2巡目指名権x3と2024年の2巡目指名権がCHAへ
    ・DETの2025年1巡目指名権(MIL経由トップ4プロテクト)がNYKへ

    おそらく今ドラフトで一番若い選手。爆発力のあるショットブロッカー。ウィングスパンが226cmと巨大。スウィッチでペリメーターも守れ、抜かれても後ろから追いかけブロックできる。インサイドでのフィニッシャーとしても優秀。オフボールディフェンスとパスアウトを向上させたい。ファウルしがち。

  • 14位 オチャイ・アバジ Ochai Agbaji

    クリーブランド・キャバリアーズ
    カンザス大 4年|22.1歳|195cm|98kg|F

    4年生にして一気に成長を見せロッタリーピック圏内に飛び込んだ。複数ポジションが守れ、スリーを決められるが、不安定なところがある。第2ハンドラーになれる。

  • 15位 マーク・ウィリアムズ Mark Williams

    シャーロット・ホーネッツ
    デューク大 2年|20.5歳|213cm|110kg|C

    でかい。ウィングスパンは231cm。ショットブロッカー、フィニッシャーとして優秀。オフェンシブリバウンド能力が高い。必要あればドリブルもつける。スウィッチであまり守れないのが課題か。ペリメーターではあまり使えない。

  • 16位 AJ・グリフィン AJ Griffin

    アトランタ・ホークス
    デューク大 1年|18.8歳|198cm|101kg|G/F

    今ドラフトで最もスコアリング能力の高い選手のひとり。パンプフェイクやヘジテーションを利用し、ディフェンダーを崩しながら得点を重ねる。3ポイント成功率もとても高い。元NBA選手エイドリアン・グリフィンの息子。膝や足首の怪我で長期離脱の経験有り。

  • 17位 タリ・イーソン Tari Eason

    ヒューストン・ロケッツ
    LSU 2年|21.1歳|200cm|98kg|F

    粘り強いディフェンダー、フォワードの身体ながらガード並みのクイックネスを誇る。オフボールディフェンダーとしても優秀。トランジションでの得点能力が高く、相手のファウルを誘うことに長けている。ボールを持った時に雑なプレイが目立つ。

  • 18位 デイレン・テリー Dalen Terry

    シカゴ・ブルズ
    アリゾナ大 2年|19.9歳|198cm|88kg|G/F

    ボールハンドリング、ディフェンス、パスの能力が高い。大学ではポイントガードとしてもプレイ。2年生としてスポットアップシューターとしても成長。ディフレクションやブロックからトランジションを生み出す。シューターとしての能力を高める必要がある。

  • 19位 ジェイク・ラレイヴィア Jake LaRavia

    メンフィス・グリズリーズ
    ウェイクフォレスト大 3年|20.6歳|199cm|103kg|F

    トレード
    ・MINの19位ラレイヴィアと将来の2巡目指名権がMEMへ
    ・MEMの22位ケスラーと29位ワシントンJr.がMINへ

    賢い選手でボールを持っていても持っていなくても上手くプレイできる。優れたシューター、リバウンド力もある。複数ポジションを守れる。ドリブルからのジャンプショットが不安定。メインスコアラーではない。ボールハンドリングもそこまで高くない。

  • 20位 マラカイ・ブランナム Malaki Branham

    サンアントニオ・スパーズ
    オハイオステイト大 1年|19.1歳|193cm|88kg|G

    ボールハンドリング能力が高く、ディフェンスを崩せる。ドリブルからのシュート力も高い。オンボールディフェンスが良い。得点優先型なだけに、プレイメイク能力の成長が課題。

  • 21位 クリスチャン・ブラウン Christian Braun

    デンバー・ナゲッツ
    カンザス大 3年|21.1歳|198cm|95kg|G/F

    身体能力のある2ウェイウィング。ディフェンダーの上からダンクを叩き込み、ヘルプでブロックに跳ぶ。

  • 22位 ウォーカー・ケスラー Walker Kessler

    ミネソタ・ティンバーウルブズ
    オーバーン大 2年|20.9歳|213cm|116kg|C

    トレード
    ・MINの19位ラレイヴィアと将来の2巡目指名権がMEMへ
    ・MEMの22位ケスラーと29位ワシントンJr.がMINへ

    大型センター。ウィングスパンは226cm。平均4.5ブロックとリムプロテクターとしてインサイドを守る。インサイドでのフィニッシュも良し。外はないし、フリースロー成功率が低い。

  • 23位 デイヴィッド・ロディー David Roddy

    メンフィス・グリズリーズ
    コロラドステイト大 3年|21.2歳|194cm|118kg|F

    トレード
    ・PHIの23位ロディーとダニー・グリーンがMEMへ
    ・MEMのディアンソニー・メルトンがPHIへ

    スコアリングに長けた巨漢ウィング。体格の割にクイックで、スピンムーブやリップスルーなど、巧みなボール捌きから得点できる。3年生にしてスリーも会得(46.2%)。こういう体格の選手が成功した例が少ないが、どうなるか。

  • 24位 マージョン・ボウチャンプ Marjon Beauchamp

    ミルウォーキー・バックス
    Gリーグ・イグナイト|21.7歳|196cm|89kg|G/F

    フィジカルなウィング選手。賢く、オフボールの動きがとても良い。腕が長くディフェンスも良い。外からのショットを伸ばしたい。ホームレスを経験するなど、苦労人。

  • 25位 ブレイク・ウェスリー Blake Wesley

    サンアントニオ・スパーズ
    ノートルダム大 1年|19.2歳|191cm|85kg|G/F

    ボールハンドリング能力が高く、ドライブが得意。巧みなドリブルからジャンパーを生み出す。得点ファーストだが、パスする意欲もある。腕の長さを使ったディフェンスもいい。シューターとしては不安定。

  • 26位 ウェンデル・モアJr. Wendell Moore Jr.

    ミネソタ・ティンバーウルブズ
    デューク大 3年|20.7歳|193cm|98kg|G/F

    トレード
    ・HOUのクリスチャン・ウッドがDALへ
    ・DALの2022年1巡目26位、ボバン・マリヤノヴィッチ、マーキーズ・クリス、トレイ・バークがHOUへ

    トレード
    ・HOUの26位モアがMINへ
    ・MINの29位と将来の2巡目指名権x2がHOUへ

    プレイメイクできるウィング選手。両手でフィニッシュできる何でも屋さん。一歩目がそんなに速くない。

  • 27位 ニコラ・ヨヴィッチ Nikola Jovic

    マイアミ・ヒート
    セルビア|19.0歳|207cm|103kg|F

    今ドラフトで一番良い名前。ニコラ・ヨキッチとはタイプが違う。ガードとして育ったが、現在は長身フォワード。トランジションやピック&ロールに強い。得点効率や身体の使い方がまだそこまで高くない。

  • 28位 パトリック・ボルドウィンJr. Patrick Baldwin Jr.

    ゴールデンステイト・ウォリアーズ
    ミルウォーキー大 1年|19.6歳|206cm|105kg|F

    長身から放つミッドレンジショットはブロックが困難。ボールハンドリング能力も高く、ミスマッチを生み出す。打ちたがりでボールストッパーになりがち。ディフェンスはそんなに良くない。

  • 29位 タイタイ・ワシントンJr. TyTy Washington Jr.

    ヒューストン・ロケッツ
    ケンタッキー大 1年|19.6歳|188cm|89kg|G

    トレード
    ・MINの19位ラレイヴィアと将来の2巡目指名権がMEMへ
    ・MEMの22位ケスラーと29位ワシントンJr.がMINへ

    トレード
    ・HOUの26位モアがMINへ
    ・MINの29位ワシントンJr.と将来の2巡目指名権x2がHOUへ

    身体能力に頼らない、賢いプレイをするポイントガード。テンポの切り替えが上手い。ミッドレンジからの得点が得意。爆発力はないので、中に攻め込む感じではない。まだスリーまでのレンジが安定している感じではない。

  • 30位 ペイトン・ワトソン Peyton Watson

    デンバー・ナゲッツ
    UCLA 1年|19.7歳|198cm|92kg|F

    トレード
    ・DENのジャマイカル・グリーン、2027年1巡目指名権(プロテクト付)がOKCへ
    ・OKCの2022年1巡目30位、将来の2巡目指名権x2がDENへ

    スウィッチで守れるガードを守れるディフェンダー。リバウンドなどハッスルワークが目立つ。オフェンスではボールハンドリングに長けている。リム周りの接触が苦手。

2巡目

31位 IND アンドリュー・ネムハード(ゴンザガ大)
32位 ORL ケイレブ・ヒュースタン(ミシガン大)
33位 TOR クリスチャン・コロコ(アリゾナ大)
34位 OKC ジェイリン・ウィリアムズ(アーカンソー大)
35位 ORL→LAL マックス・クリスティー(ミシガンステイト大)

・ORLの35位がLAL、LALから金銭と将来の2巡目指名権がORLへ

36位 POR→DET ガブリエレ・プロチダ(イタリア)

・DETのジェレミー・グラントと46位がPORへ、PORの36位、2025年1巡目(MIL経由)、2025年2巡目、2026年2巡目がDETへ

37位 SAC→DAL ジェイデン・ハーディー(Gリーグ・イグナイト)

・SACの37位ハーディーがDALへ、DALの2024と2028の2巡目指名権がSACへ

38位 SAS→MEM ケネディー・チャンドラー(テネシー大)

・SASの38位チャンドラーがMEMへ、MEMの将来の2巡目指名権と金銭がSASへ

39位 CLE カリーファ・ジョップ(セネガル)
40位 MIN ブライス・マギャウウェンズ(ネブラスカ大)

・MINの40位マギャウウェンズ(富永くんのチームメイト)がCHAへ、CHAの将来の2巡目指名権x2がMINへ

41位 NOP EJ・リデル(オハイオステイト大)
42位 NYK トレバー・キールズ(デューク大)
43位 LAC ムサ・ディアバテ(ミシガン大)
44位 ATL→GSW ライアン・ロリンズ(トレド大)

・ATLの44位ロリンズがGSWへ、GSWから51位と$2MがATLへ

45位 CHA ジョシュ・マイノット(メンフィス大)
46位 DET→POR→DEN イスマエル・カマガテ(フランス)

・DETのジェレミー・グラントと46位がPORへ、PORの36位、2025年1巡目(MIL経由)、2025年2巡目、2026年2巡目がDETへ
・PORの46位カマガテがDENへ、DENから何かがPORへ

47位 MEM ビンス・ウィリアムズJr.(VCU)
48位 MIN→IND ケンダル・ブラウン(ベイラー大)

・MINの48位ブラウンがINDへ、INDから何かがMINへ

49位 SAC→CLE アイザイア・モーブリー(USC)

・SACの49位がCLEへ、CLEのサシャ・ヴェゼンコフの交渉権がSACへ

50位 MIN マッテオ・スパニョーロ(イタリア)
51位 GSW→ATL タイリース・マーティン(コネチカット大)

・ATLの44位ロリンズがGSWへ、GSWから51位と$2MがATLへ

52位 NOP カルロ・マトコヴィッチ(クロアチア)
53位 BOS JD・デイヴィソン(アラバマ大)
54位 WAS ヤニック・エンゾーサ(コンゴ)
55位 GSW ギー・サントス(ブラジル)
56位 CLE ルーク・トラヴァーズ(オーストラリア)
57位 POR ジャバリ・ウォーカー(コロラド大)
58位 IND ユーゴ・ベソン(フランス)

※MILとMIAは2巡目指名権剥奪されているので、今年は58位まで。

主なドラフト外契約

・ナゲッツがコリン・ギレスピー(ビラノバ大)と2ウェイ契約
・ウォリアーズがレスター・キニョネス(メンフィス大)と2ウェイ契約
・レイカーズがスコッティー・ピッペンJr.(ヴァンダービルト大)と2ウェイ契約
・ラプターズがロン・ハーパーJr.(ラトガーズ大)と2ウェイ契約
・ブルズがジャスティン・ルイス(マーケット大)と2ウェイ契約
・グリズリーズがケネス・ロフトンJr.(ルイジアナ工科大)と2ウェイ契約

4 コメント

  1. 12月15日ニックス戦OTのすえに敗れましたが、リバウンドにだいぶ差がありました。なぜドラモンドの出場時間をもっと増やさないのでしょうか?

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