今日から全選手、シボドーHC、フロントのシーズン総評を毎日1人づつアップしていきます。翻訳部分はESPNのブルズ記者ニック・フリーデル氏の総評です。
ジミーは今シーズン一気に成長しましたね。選手が成長していく様を目の当たりに出来たのはとても楽しく、とても嬉しかったです。シボドーHCがルーキーをあまり起用しないことから、昨年はほとんどをベンチで過ごしました。ニックス戦等でカーメロ相手に良い守備をしたり、要所要所で原石っぷりをみせてくれてはいました。
オフシーズンはトレーニングにはぐくみ、サマーリーグでは積極的に攻める姿勢を見せディフェンスだけではない事を証明。しかしSGにはハミルトンがいて、今季から加入したベリネリの起用法を模索しているのもあり、シーズン序盤はなかなかローテーションにくいこむ事ができていませんでした。しかしデンさんの怪我をきっかけに掴んだ出場時間でその実力を皆にみせつけてくれましたね。あそこからシボドーHCの信頼を勝ち取り、一気にローテーションの中心メンバーの仲間入りを果たしていました。
シーズン序盤には「ジミーが試合中にスリーを2本も決めるのは初めてです」なんてつぶやいたりしていたのに、シーズン終盤には彼のコーナーからのスリーは大きな戦力となっていました。これがもう少し安定してくるとかなり良い選手になれると思います。ちなみにシュートに関してはハミルトンがかなり練習を見てくれていたそうです。以前ハミルトンが笑いながら「最初あいつのシュートはライナーみたいに真っすぐリングに向かってたんだよ(笑)。だからゴール下から始めて、しっかり弧を描いたシュートが打てるように練習しろって伝えたんだ。」とコメントしていました。ありがとうリップ!
昨シーズンから注目されていたディフェンスも更に磨きがかかっていました。プレイオフ第1ラウンドのネッツ戦では見事にデロン・ウィリアムズを抑え込んでいました。来シーズンはPGカーク、SGジミー、SFデンさん、PFタージ、Cノアという超強力守備ユニットを出す事が出来ると思うとわくわくしますね。もちろんカークの代わりにローズでオフェンスも安定しながらのディフェンス無双という夢のようなラインナップも可能。早く見てみたいです。
今後が非常に楽しみな選手です。
※以下ESPN記事翻訳です。僕の意見ではありません。
シーズン総評
プロ入り2年目を迎えたジミー・バトラーは、最初の数ヶ月間トム・シボドーHCのローテーション内で安定してプレイする事さえ困難だった。しかし1月中旬頃にルオル・デンがハムストリング筋の怪我で離脱した際にバトラーは一気に開花。シーズン終盤には48分出場は当たり前となり、プレイオフ第2ラウンドまで進んだブルズにとって守備のスペシャリストとして必要不可欠になっていた。短い期間で彼の全力プレイはシカゴで尊敬に値する大勝となり、チームの未来を担う大事な戦力へと成長した。この1年間ジャンプシュートの上達に熱心に取り組み、スリーを安定して決められる程になった。チーム内でトップを争うディフェンダーでもあり、特にデンが欠場する際には相手チームのベストプレイヤーのマークを任される。
シーズン・ハイライト
マイアミ・ヒートに誰もが驚く勝利をあげた東カンファレンス準決勝の第1戦、バトラーは48分間の出場で21得点14リバウンド、そしてレブロン・ジェームズ相手に素晴らしい守備を見せた。バトラーはヒートとのシリーズで出場可能な240分中221分出場した。
シーズン・ローライト
3月31日のダラス・マーベリックス戦、バトラーは試合終盤に重要なフリースローを2本外しわずか4得点に終わり敗戦を味わった。44分間の出場でシュートは8本中1本しか決められなかった。
一言メモ
まだルーキー契約が2年残っていることもありブルズはバトラーを動かしたくはないと思っているが、トレードの駒としてとても価値のある人材になった事も確かだ。ブルズはトレードしたくないだろうが、もしもう1人スター選手をシカゴに連れて来れるのであればトレードの可能性もあるだろう。
コメント
4月|ブルズの将来のSGになれる可能性について
バトラー「もちろん笑顔になっちゃうよね。でもなるべく将来の事に捕われないようにしてるよ、約束された事ではないからね。何が起こるかわからない。現状はとにかく今を大切にし、一瞬一瞬をかみしめるようにしている。でもここでデリック(ローズ)、デンや他の選手達と一緒にプレイして欲しいって思われる事を知ると、やっぱり笑顔になっちゃうよね。」
これから
バトラーはジャンプシュートを練習しつづけ、より安定したアウトサイドからのシューターになる必要がある。チームメートやコーチ達はは彼の練習姿勢を尊敬している。もしこれ以上に上達を望んでいるのであれば、今年の夏もジムに入り浸り次のステップへと挑戦すべきだろう。
最終評価
レギュラー・シーズン:B|プレイオフ:B+
元記事:Bulls player review: Jimmy Butler|By Nick Friedell
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ジミーの成長は本当に観ていて楽しかったですね。
何より、オフェンスで能力を上げてきたのが大きかったですね。
ただのストッパーとしてだけじゃなくて、ウィングで得点を援護できるのは本当に使い勝手が良くなりました。
同じくディフェンスが素晴らしいメンフィスのトニー・アレンなんかは、
オフェンスではそこまで貢献する選手じゃないですからね。
今までもボーガンスやブリュワーを先発2番に置いていましたが、
総合力でジミーの方が明らかにランクアップしてますよね。
ローズと組むバックコートが本当に楽しみです。
2、3番を兼任できるので、デンのプレイタイムもセーブできそうですし、
チーム全体の健康状態も改善すると良いですね。
にしても、ジミーのアウトサイドの改善にリップが一役買っていたとは。
ゲームに出れなくても、リップにはチームに残っていてほしいですね。
ろっくさん、コメントありがとうございます。
オフェンスがめきめきと良くなっていきましたよね。
シュートが入らない時もがんがんドライブしてフリースローゲットしたり
かなり今後のポテンシャルを感じさせるプレイをしていました。
ブリュワーの穴埋めに…と期待されてた今シーズンですが
穴埋めどころこどこ行っても先発できそうな選手になってくれました。
リップはプレイしないとなるとサラリーが厳しいんですよね…。
「笑顔になっちゃうよね」なんてコメントみたら、こっちが笑顔になっちゃうよねw。
cdcさん、コメントありがとうございます。
笑顔になっちゃいますねー、ニヤニヤしながら翻訳してましたw
オールスター明けからの彼の活躍は、尋常じゃなかった
スタープレイヤーの素質は、十分ありますよ
DIFはもちろんOFFのSUMMERでOFを更に鍛えて来シーズンに戻ってきて
個人的には、DENGのスクリーンカット・ハミルトンのローポストスクリーンからのクイックジャンパー、
フェーダウェーあたりできれば17P平均もいける
MIPをとれるかも、
<ちょっとよくばりすぎですかねー>
inthezoneさん、コメントありがとうございます。
いやいや全然欲張りすぎじゃないと思いますよ!
MIPもいけると思います。むしろ今年でもよかったくらいだと思います。
今オフ更にオフェンスに磨きをかけてくると思うので期待ですね。
バトラーやっぱりイイですね~。
生い立ちについても読ませていただいたのですが、彼は非常に謙虚な人で人間としてもプレイヤーとしても憧れる存在デスネ。
僕としては、ブルズに残ってこれからもプレイしてもらいと思っています。
ペリーさん、コメントありがとうございます。
人間としての成長を経験してきてる選手なので
どんな逆境にも立ち向かってくれそうで頼もしいですよね。
今後もブルズの一角を担ってほしいです。
このサイトはブルズファンの有料会員サイトですか!?(笑)
シーズンオフに突入しちゃったから、あんまり更新されることないのかなぁ。と思っていましたが、まさかここまでしていただけるとは!これからも楽しみにしてますよ~。
去年からバトラーのプレイをもっと見たいなぁ。と思いながら、リーグパスを見ていました。
今年はたくさん見られてよかったです!自分の気になってる選手が表舞台に出て活躍してくれると嬉しいですね。
とはいえ、私はバスケ素人。数年前にいたジェイムス・ジョーンズ(でしたっけ?)もお気に入りだったんですけどね(笑)今何やってんだろ??
僕はギブソンが入った年の最後あたりからブルズの試合を、BSやらCS、もしくはリーグパスで見てずっと、注目しています。(90年代に一度ハマったので2度目ですけど)
このサイトでブルズについていろいろ語りたいのですが、たくさんありすぎて何から話していいかわからない状況です(笑)ちょいちょい書き込みしようかと思いますので、よろしくお願いします。
かつおさん、コメントありがとうございます。
有料会員サイトではないですがそれ位に思われるようなサイトを目指しています(笑)
たまにネタ切れになるような気もしてますが、出来る限り更新しますねー。
去年終盤、今年序盤とバトラーもっとプレイしてくれないかなーと思っていたら
今シーズン終盤には何試合も連続で48分プレイしていて、
逆にプレイしすぎなくらいでした(笑)
ブルズについて語れる場を作りたかったので
ぜひここで思う存分ぶちまけてくださいね!
彼には、いずれオールスターゲームの舞台にデリックと共にたってほしいです。今後かなり期待してます。
ところで、BFiJさん、彼の背番号「21」ですが何故この番号を選んでいるのでしょうか?もしご存知でしたら教えてください。ひょっとしてレジェンドのドミニク・ウィルキンスの影響? 髪型も今ちょっと似てるし^^
トモさん、コメントありがとうございます。
ジミーのオールスター姿はぜひみたいですね!楽しみ。
ジミーは大学までは母が一番好きな選手であるラリー・バードの33番をつけていました。
ブルズにドラフトされた事により33番はピッペンの永久欠番なので21番にしたようです。
2+1が3だから的なことを言ってましたね。
また大学3年の時のルームメートでマーケット大のチームメートだった
ジョセフ・ファルス選手が21番だったことも影響してるそうです。
本当にいい選手になってくれましたよね。生え抜き選手の成長はやはり嬉しいもんです!個人的にはピッペンのようになってくれたら…と思ってるんですが、高望みしすぎですかねw
彼はローズと並んでこれからのブルズの象徴となれるだけのポテンシャルがあると思うので、是非とも大切に育てて欲しいですね。そしてブルズ自前のスター選手が誕生するのを心待ちにしておりますw
かぼすさん、コメントありがとうございます。
生え抜きが良い選手に育ってくれるのは良いですよね。
ブルズは生え抜きが多いので本当に嬉しいです。
ぜひピッペンのようなセカンドスターになってもらいましょう!
ジミーはホントにいい選手になったと僕も思います!特にシーズン終盤からプレーオフにかけては、ホントに2年目の選手なのか?と思わされるくらい堂々とブルズの強みになってくれたと思います。私はローズの大ファンですが次にジミーがお気に入りです。笑
来年こそはローズもデンも戻ってきてジミーと一緒にプレーしてるところが見たくてたまらないです。だからこそジミーにはブルズにいてもらわなきゃ困る!笑
あとはリップも個人的には好きなので残ってほしいな〜
プレーオフ最後の試合くらいプレータイム与えてもいいと思うんですけどね…
来シーズンもここの掲示板見続けるのでよろしくお願いします!!
ブルズマンさん、コメントありがとうございます。
ジミーの活躍っぷりはまだわずか2年目だという事を忘れさせますよね。
僕もジミーは大のお気に入りです。
来シーズン、ローズと一緒にプレイするのが見れるのが楽しみでしょうがないです。
リップはどうしても守備がまずいので、
シボドーHCも安定して使うのが難しいんだと思います。
とは言えもう少しみたかったですねー。
来シーズンもよろしくお願いします!
[…] ジミー・バトラー|2012-2013総評 […]